均衡を破る、個の力
こんにちは。
本日は曇りで、雨が降りそうな天気です。
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今日は、というか今朝バルセロナのベティスとの試合がありました。
CL圏内確保がかかった大一番のため、4時に起床し、視聴しました。
バルサは、ピケ、テアが欠場で、GKにネト、CBにアラウホとエリガル、
前線は、オーバメヤンがベンチで、デパイとフェランが先発でした。
試合は開始から、五分五分の内容で、お互いがボールを保持しながら、即時奪回を目指しプレスし合う展開でした。
前半はお互いチャンスを作りながらも決定機は訪れず、膠着のまま、後半へ。
後半は、ベティスの方にチャンスが作られますが、ネトのセーブもあり、決めきれず。
後半70分過ぎに、アンスファティと、オーバメヤンが次々に投入されました。
ここから流れが変わります。
アンスファティにボールが集まり出し、途中出場してわずか5分足らずで、
アルバのクロスを的確にキープし、相手3人を引きつけながら、シュート。
時が止まったかのように、相手GKも動けずに、ゴールネットにボールが収まりました。
1−0。
これで大きく試合を優勢に動かしました。
ですが、バルサの守備の不安が露骨に出たのが、そのわずか数分。
アウベスが裏を取られ、軽率なファールをし、右サイド奥でFK。
深い位置だったため絶好のチャンスを与え、
カンテラ出身のバルトラにヘッドを決められ、すぐに追いつかれます。
ここで注目すべきは、人についてないこと。
マークが前半から外れすぎていて、特にエリガルは、高さもないため、今後先発起用、特に重要な試合では起用できないなと思います。
また、アウベスもスピードの衰えは出ていて、攻撃時は素晴らしですが、守備時のレベルはかなり穴となって狙われていました。
バルサは、最後の手で、トラオレとリキプッヂを投入。
このまま引き分けでもいいかなと思っていたところ、左サイドの崩しからファティがクロス。
これは相手に当たりますが、逆サイドのトラオレがキープし、フォローに来ていたアウベスにパス。
そのパスをダイレクトで、逆サイドのアルバが、ダイレクトボレーシュートを決め、ゴラッソ。
最後の最後に逆転するという劇的な終わり方で、なんとか勝ち切りました。
右SBから、左SBに、というホットラインに、現代サッカーのすごさと、ベテランの二人の意地が見え、最高の終わり方をしました。
これで、バルサは、4位以上確定で、CL圏内確保。
シャビ政権で冬の補強後は、1位レアル、3位セビージャ、4位アトレティコ、5位ベティス、6位ソシエダと、全部勝ち切っており、
シャビ監督のバルサの対強豪相手のサッカーがばっちりだなと思います。
これからは、取りこぼしがないように勝ち切ること、それはイコール選手層の厚さをしっかりやり、固定メンバーに頼り切らないことを意味します。
CL圏内確保で、残留に向かう選手や、他チームからの移籍も増えるかもしれません。
DF層の拡大と、前線の選手の駒を増やす、両方が来季の課題なので、
補強やカンテラからの昇格を楽しみに待ちたいなと思います。
できれば、カンテラ中心に上げてもらい、ポイントポイントで、補強して欲しいなと思います。
近年はビッグネームの高額補強は、どこのチームも外れています。
アンスファティの復活は、チームにとって、1番の明るい補強となり、希望となるでしょう。
アンス、ペドリというスペインの二人の至宝が組み出したら、相当面白いサッカーになると思います。
来年は、本気でスペイン行く計画を立てようと思います。
まずはパスポート更新してきます。