W杯10 〜日本が起こした2度目の奇跡〜
こんにちは。
晴れに相応しい素晴らしい勝利で目覚ましたね。
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いやーーーーーーーー、日本代表、スペインに逆転勝利し、グループステージ首位突破おめでとうございます!!
「諦めない心が生む奇跡」を教えてくれました。
これまで、一度たりとも、日本はW杯優勝経験国に勝利したことがなかったそうです。
98、02、06、10、14、18、
そして、22。
7回目の参加にして、
初戦のドイツに続き、スペインまで撃破できました。
ドイツ戦は奇跡のようでしたが、今回は2度目なので、奇跡と呼べない、確かな実力でしょう。
朝6時に歓喜を迎えさせてもらい、4時起床の方々、私含め、最高の朝を迎えました。
私は今日はオフだったので、その後2度寝をしましたが、そのまま出勤された方々、本当にお疲れ様です。
ただ、眠気を吹っ飛ばす、素晴らしい展開でした。
何が勝利に導いたか、3つくらいに分けて分析していこうと思います。
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①5バックシステム
②日本代表の交代策
③スペイン代表のメンバー選考
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①5バックシステムについて。
酒井選手が怪我で欠場、代役右SBの山根選手の守備に不安あり、
冨安選手のコンディション不透明、様々な日本の要因も重なり、
最初から5バックで日本は望みました。
これが、相手の両WGの自由にさせるスペースを埋め、相手のインサイドハーフも上がるスペースを消せれたかなと思います。
スペインの強みは、個人技よりも、選手間の連携と相手の嫌な場所をつけるサッカーインテリジェンスの高さです。
スペイン代表を90分間で1点の失点に済ませられたのは、このシステムがうまくはまったなと思います。
ブスケツもそこまで自由にできなかったですし、ペドリやガビは、終始プレーがやりにくそうでした。
一失点目は、まさにガビの上がりでマークがずれたところをやられましたが、その後はそういうシーンがありませんでした。
また、5バックでも、前からプレスはそこそこで、後ろのラインをハイラインにする。
サウジアラビアがアルゼンチンにやったような戦術で、スペインのプレースペースを消すことに成功しました。
そして、前半プレスに行かなかった分、スペインは油断し、そこを後半怒涛のプレスに行くことにシフトに、
一点目は、左の三笘、前の前田、堂安、そして、右の伊東がハイプレスに行き、ボールを奪えました。
前後半で、プレスへの生き方を変えたのも、一つ要因でしょう。
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②日本代表の交代策
ドイツ戦、スペイン戦、この二試合は、交代策にどんぴしゃりでした。
期待に応えた選手も素晴らしいですが、信じて送り出した森保監督を称賛しないといけないでしょう。
堂安は、この試合もゴールを決め、途中交代で良さを出せる選手という印象を強めました。
三笘は、やはり異色中の異色で、攻撃も素晴らしいですが、今回は守備でも大きく貢献しました。
これはおそらく二戦目のコスタリカ戦、三苫選手のゆるい守備がみえ、そこから失点につながる吉田選手のミスになったので、そこの反省もあり、守備のスイッチを切り替えたのでしょう。
冨安選手も、アンスファティやジョルディ・アルバの良さを消し、後半無失点に大きく貢献しました。
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③スペイン代表のメンバー選考
今回、ルイスエンリケは、日本を少しみくびっていたでしょう。
メンバー選考、中盤や後ろのロドリやダニオルモを変えませんでしたが、
パフォーマンスが良くない、ニコを先発に出したり、
19歳の初招集のバルデを出したり、後ろはパウトーレスを起用しました。
おそらく、この試合は、勝てるからこそ、選手に経験を積ませることをトーナメントを見越し、やったのだと思います。
本来、休ませるべきは、2試合連続先発の中盤の選手バルサの3人を休ませ、
失点したりしたら、この3人をピッチに送り出す方が良かったのではないかなと思います。
3人とも、動きのキレが悪く、日本の戦術もありますが、疲れはあったのだと思います。
後ろのパウトーレスとロドリの2CBは初めての組み合わせの気がするので、そこも不安定でした。
さらに、バルデは代表初招集。
本田選手が解説で、スペインのビルドアップがメンバーが変わり不安定になる、と言ってましたが、まさに的中しました。
変えるなら、パウトーレスとエリガルを2CBに、バルデとエリガルはチームメイトですし、彼はビルドアップは一流なので、組み合わせはその方が良かったのかなと思います。
中盤は、ロドリかコケをピポーテに、ソレールをインサイドハーフにしてローテーションし、
前線は、ニコではなく、ピノを起用した方が、日本は嫌だったのかなと思います。
ダニオルモも休ませ、先発アンスにした方が脅威は多かった気もします。
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総じて、日本代表が成功し、スペインが失敗したなと思います。
これで、見事グループステージ突破で、クロアチアとの試合。
個人的には、ベルギーが上がってもらい、4年前のリベンジをし、ベスト8へ、というのが最高の筋書きでしたが、そうは問屋がおろさなかったですね。
クロアチアも強国ですが、ラキティッチはじめ、ベテランが代表引退し、
戦力は、4年前より衰えているのは間違いありません。
が、モドリッチも健在でコバチッチやペリシッチなどもまだまだ活躍しています。
競合には変わりないですし、経験値があるのは怖いですが、
勢いは100%日本があります。
森保采配は、博打みたいなものなので、当たるか外れるか、大きい振れ幅ですが、
また奇跡を夢見て応援しようと思います。
素晴らしい試合をありがとうございました!!
Abemaに改めて感謝を!!
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