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noteステッチ部 3月の巻

もう3月もほぼ終わりですが、まだまだ3月です。3月の巻です。
(いや、ごめんなさい)



今月は、いつかの九州で遭遇した「かささぎ」です。

運転中にカラス・・・ではなく、カラスっぽい黒と白の鳥が横切って行った、という程度の記憶なのですが、

別件でかささぎを調べる事があり、画像を見てみたら、あららら、黒地に白、そして私好みの青や緑を纏った素敵な鳥だったので、3月はかささぎさんに決定!


かささぎの画像のリンクを追加しました。



かささぎは、佐賀県の県鳥で「カチカチ」と鳴く事から、地元ではカチガラスと呼ばれているそうです。

                        日本野鳥の会さんより


そしてかささぎは、全国的にあまり見られず、佐賀平野を中心とした狭い範囲に生息していて、地域性が豊かな鳥であることから、「生息地を定めた国の天然記念物」に指定されています。

・・・・という事は、遭遇したのは佐賀だったのかなー。




かささぎさんは七夕にも重要な役目を担っているそうで。

彦星と織姫が年に一度の逢瀬を許されている七夕。
いつもは二人の間には天の川が流れおり、愛しい人は遠い遠い向こう岸ですが、この日はこの天の川にかささぎが何千羽も集まり翼を広げて橋となって、二人を合わせてくれるのだそうです。(諸説あり)

なぜかささぎが? という疑問は残りますが、
夜空を見上げると

天の川の両岸に、ベガ(織姫)とアルタイル(彦星)
そして、天の川に橋を渡している、デネブ(かささぎ)が見られます。


よく見ると、彦星、川の中に入っちゃってるわ。
まぁ、一年に一度の逢瀬だもんね、気持ちが急いちゃうよね。




ここでもまた、白鳥座だけど???
という疑問も浮かびますが、
まぁ伝説なのでサラリと流してしまいましょう。





百人一首にも、かささぎが読まれています。


中納言家持(大友家持)が読んだこの一首、

宮中の御橋をかささぎが天の川に渡した橋に見立て、そこに降りた霜の白さを見ていたら、夜が更けちゃったなー。

という感じでしょうか。(大丈夫?)

霜の白と、夜の黒がかささぎっぽくもあります。
それを表現しているのかはわかりませんが・・・。

それにしても、こんなにも前から七夕の話は日本に入ってきているんですね。




という事で?
七夕っぽく、バックを宇宙にしました。

おしまい。





私の今年度のチクチクテーマは「野鳥」
ざっくりマイルールはこちら。

■野 鳥
・基本は、野鳥
・発表する時期によく見かける、旬な?季節感のある鳥
・遭遇した事のある、見た事のある鳥
・上手く撮れていなくても、写真に撮れている鳥だと、なお、よし
・おまけにおまけして、
 姿はチラッと見ただけでも、鳴き声を聴いただけでも可
・まずは小鳥から
・できれば、できればだけど、中々お見かけしない、ちょっとレアな鳥

4月 ジョウビタキ
5月 ジョビオとジョビコ
6月 ツバメ
7月 コマドリ
8月 イソヒヨドリ
9月 アカショウビン
10月 エナガ
11月 ヤマドリ
12月 オシドリ
1月 オオタカ
2月 モズ

そして、今月の3月は、かささぎさんでした。




今月で鳥さんシリーズは一周で、一旦終わりにしようと思っていましたが、昨年の4月と5月でジョビオ&ジョビコ(ジョウビタキ)だったので、来月4月まで鳥さんをチクチクして、一周としたいと思います。





ではでは、また。
お付き合いいただき、有難うございました。

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