深呼吸できてますか？

呼吸がもたらす素敵な変化についてお話しします。

元気でないときは、呼吸は浅くなっています。

ならば、元気とはどんな状態のことか？と考えてみると、特別力がみなぎっている、はつらつ、もりもりなエネルギッシュな状態でなくてもいいと思うんです。

元気というのは、心身ともに不快がない状態だと私は思っています。

例えば、誰かに「久しぶり、元気？」って聞かれたら、まぁ病気でなければ「元気だよ」って答えるように。

バランスが取れていると感じている状態なら、元気と言えると思います。

ただ、身体的に何か不快があったり、精神的に落ち込んでいるときは気づかないうちに呼吸が浅くなっています。

意識的に呼吸を深くして、酸素をたっぷり入れることで落ち込んだところから、ニュートラルなところに戻っていくのを手助けできます。

深呼吸で落ち着くというのは、いつもの自分を取り戻せるからだと思います。

あなたはいかがですか？深い呼吸ができていますか？

心配ごとがあるとき、ストレスを感じているとき、特にイライラしているときは深く呼吸する余裕がなかなかないかもしれませんが、イライラしている時のあなたは、本来のあなたらしくはないはずです。

あなたらしさを取り戻すことでイライラしているときよりもやさしく、賢く、素敵になれます。そのために少し立ち止まって深呼吸することは大事です。

また、呼吸は吐く方が大事です。

私はいつもヨガの運動でも、瞑想でも、吐いてから吸って、としつこく言っていますけど、いらないものを吐き出すことで新鮮なエネルギーが入ってくる隙間が生まれます。

時折、ヨガの運動をしているときに、吐くことが難しいと感じる方と出逢います。

深く吸うことはできるけど、深く吐くのが苦手。そうおっしゃる方は共通して、頑張り屋さんです。

無意識に、吸ってぐっと止めてしまう。

重いものを持ち上げるときなどは一瞬息を止めて持ち上げます。瞬間的にそこに力を集中させるには有効ですけども、それ以外の時に止めてしまうと余計に力が入り、身体も頭も固くなります。

例えば前屈、立って上半身を前に深く曲げるときに、息を止めてしまうと自分で「もう無理、ここまで！」とブロックをかけてしまうので、思うほど深く曲げられません。

それが、ふーっと吐いただけで、意外と深く曲げられたりします。

吐くことで程よく力が抜けて自分でも設定した限界を意外と楽に超えられたりするものです。

気持ちがふさいでいるとき、落ち込んだ時、もう無理と思っても、深ーく息を吐くことでその壁を超える知恵が湧いてくるかもしれませんよ。

最後に30秒ほど一緒に深呼吸してみましょうか。

▶この音声の4:43から呼吸の誘導をしています。
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深呼吸はいつでもどこでもできます。

なにかふと自分らしくないように感じたときは、あなたらしさを取り戻す魔法だと思って、ほんの30秒でも構いませんから、いつもは無意識な呼吸に意識を向けてみてください。

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最後までお読みいただき
ありがとうございます。

また次の記事でお会いしましょう。
Satokoでした。
ナマステ。

▼今日は満月ですね。よろしかったら瞑想でも。

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