比べないことで軽くなる

ヨガを行う上で基本的な考え方の一つに人と比べないこと、とあります。

今日は、比べないことで手に入るものは何なのか、と言う話しです。

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比べないと言っても、お手つないで横一列にってことではありません。それは個性の否定にも繋がりますから。

イメージするなら、高速道路を運転しているようなものです。

自分は自分で決めたスピードで走っています。隣に遅い車がいても、追い越していく車がいても、つられることなく自分の決めたスピードで走っている、そんな状態です。

遅い車をののしったり、速い車につられてスピードを上げたりする必要はありません。それは事故に繋がりますから。

自分は状況によってはスピードを落としたり、上げたり、途中で休んだりしながら目的地に向かうのがベストです。

比べないとは、そういうことなんです。

私たちは過去の経験で比較され続けて来ていますから、比べることが癖になっていて、それが正しいことだとすら思っています。

それは親が先生が上司がそうしてきたから、自分もそれに無意識に倣っているということです。

皆さんの普段の日常で、比べることが必要な場面もあるのかもしれないけど、その事情は私には分かりません。

ただ、ヨガや瞑想を行うときはその考えから離れてみましょう。

自分で決めたスピードで進めばいいだけなんです。ヨガは勝ち負けはありませんし、点数もつけません。一切のジャッジは必要ないんです。

誰かと自分を比較したときに湧き出る感情は、
イライラ、もやもや、批判、非難、嫉妬、敵意、恐れ　
など波動の低い感情です。

波動の低い感情は自分を重たくするもので、引きずられると暗闇にくぎ付けされます。

そして、比べることをやめたときに湧き出る感情は、
希望、楽観、喜び、自由、幸せ、感謝など、波動の高い感情です。

これは心がとっても軽くなります。
常にその感情をもって生きている人って単純にとても素敵です。自然と一緒にいたくなります。

そして、自分より優れている人に対しても嫉妬ではなく、素直にリスペクトして、学べるところを学んでいくので、前に進むのもスムーズ。

そうして素敵に素直に生きていると、周りに敵はいなくなります。

比べないことで、その生き方に近づいていけるようになっていきす。

昨日の日曜日、私はゆっくり起きて、ヨガの運動をして、瞑想をして、軽い食事をして、瞑想をして、またヨガの運動をして、日が暮れてしまいました。

お休みの日は色んな過ごし方をする方がいて、私も若い時はどこかへ行かないと世間に取り残されるように思っていましたけど、人と比べないことで、自分が一番贅沢に感じられる日曜日を過ごすことができるようになっています。

新しい一週間に、今日のお話が何かのお役に立てれば嬉しく思います。

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。
Satokoでした。ナマステ。

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