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自分に戻っていく感覚

ロンドンから帰国後まもなく、

施設にいる兄に会いにいきました。

昨年夏以来、久しぶりの再会で感じた

私の変化についてお話ししようと思います。


今回は平日の午前作業の後、いつも過ごしている居室へ

入らせてもらいました。


兄は私がいつ来るのか、担当の職員さんを見つけては

確認しているようで、

会うとすぐに自分が気になる事の確認から始まります。

行きたいところ(め→梅田、まんば→難波)

食べたいもの(ハンバ→ハンバーグ、コーヒ→コーヒー、ポテト、アイス)

晩御飯(ウインナー、とうふ→豆腐の味噌汁)など

簡単な単語を聞き取り、兄との回線をつなげて

連想ゲームのようにイメージしていることを繋げていきます。

職員さんにはいつもすごいなぁと言われる

私たちのルーティーンです。

今セッションでさせていただくサイキックカウンセリングも、

昔からやっていたのと同じような感覚を感じて懐かしく、嬉しくなる瞬間
でもあります。


ちなみに兄はさ行の発音が苦手なので私のことは、

さとこ→「たたた」と呼んでいます。(もはや原型がない笑)


この確認をしている時に

ふと気づいたこと。

お出かけやご飯のことを聞かれると、

いつも自分の中でどんより重い空気を感じていました。

私、

施設に閉じ込めちゃって申し訳ない、晩御飯作れなくて申し訳ないと
思ってる‥?

この罪悪感、いらない、かも、、


施設にいると言っても閉じ込められることは全くなく、余暇活動などで
ドライブへ行ったり、

好きな電車を見たりと、自由に過ごせています。

晩御飯も家で食べていたような高カロリーメニューは無理かもしれない
けれど

毎日栄養を考えられたご飯をいただいています。


むしろ快適に暮らせてるんじゃない?

罪悪感を感じていた自分に気づくと

あれ?

今日はなんか違う。。。

軽い!!



ひと通り、確認することが終わると

おでこにチューの挨拶をされて

もう良いよ、あっち行ってと言う感じで押されます。(切ない‥)



テレビの方を見ている彼を見て

またね、バイバイー

と部屋を出て行く時、

何かがポコっと外れたような感覚がありました。


帰る途中に、ゆっくりと思い返していると

ずっとのっかっていた兄のエネルギーが外れて

持ち主の元へ帰っていったような感じ。

物理的に離れて暮らすことになってからも

一人なのに一人になりきれていない

何かに引っ張られているような私がいました。


兄は兄のまま

いつもそこに存在していて

私が勝手に背負っていただけ‥


納得して、力が抜けました。

やっと、100%の自分になれた!



この流れで

もう一つ大きな気づきがありました。

私、会いに行くことにも義務感を感じてる‥?

今回はお正月に行けなかったので遅くなってごめんねという思いを
強く感じていました。

誰に言われた訳でもないのに

お盆、お正月には会いにいかなければという

謎のルールに気がつきました。


これも、いらんかも!


私が行ける時に行けば良いし、

そんなに気張らなくても良いやん。



久しぶりに会えて、色々な変化を感じて

良い1日になりました。

今後は私のタイミングで彼に会いに行きたいと思います!

自分に戻っていくと、とっても楽になります☺️


最後までお読みいただきありがとうございました。

Spiritual Anatomy®︎オフィシャルプラクティショナー。
COCOROCOLLEGE専属ヒーラー、サイキックカウンセラーとして活動中。
オンライン(Skype)での個人セッションを行なっています。
詳細は下記事務局までお問い合わせください。
pcsession@cocorocollege.com

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