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物質世界と意識との関連について研究しています。2003年、京都大学大学院理学研究科修了…

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物質世界と意識との関連について研究しています。2003年、京都大学大学院理学研究科修了(博士(理学))。現在、意識物理学研究所を主宰。https://newton2013.web.fc2.com/ 著者に「物質世界とイデア」(My ISBNデザインエッグ社)等。

マガジン

  • 研究ノート

    意識と物質世界についての研究のメモ。

  • ヴェシカピシスより始めて

    ヴェシカピシスとは、円心関係が反転した2つの円のことです。この2つの対称性の破れにより物質世界が生まれました。

記事一覧

サポーター現れないかなあ・・・

satohakase
4年前

人間関係の基本は1対1だ。互いに観察し、観察される関係である。しかし、マスメディアなどによって、両者の関係が非対称な場ができると、そこに観察者と対象の固定化(対化)…

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4年前
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Nさん、2ヶ月にわたるサポートありがとうございました。引き続きサポートしてくれる方が現れたら再開しようと思います。また機会がありましたら宜しくお願いします。

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4年前
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ウィルスとは

いま、ニュースなどで話題になっている、新型ウィルスだが、私はそれを二極性(二元性)統合のシンボルとして考えたい。 量子力学は、古典物理学によってそれぞれ完成された…

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4年前
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オッペンハイマー

以前Nさんに、自分に似ていると指摘されたオッペンハイマーだが、wikiの写真を見たら確かに似ている(笑)。私は彼の亡霊に取り憑かれてしまったのかもしれない。しかし取り…

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4年前
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次元上昇とは

われわれの意識の次元上昇とは、2(=1+1)を観察する位置から、その上位の2x2(=3+1)を観察する位置に意識の位置をシフトさせることだ。つまり、対化を中和(1+1)の関係でなく…

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4年前
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人間の意識

人間の意識は対称(2x2)だが、物質世界(3+1)は非対称である。われわれは、モノが「ある」状態aは知覚することができるが、モノが「ない」状態bは、知覚できない。にもかかわ…

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4年前
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4つの力

物理学によると自然界には四つの力が存在するといわれる。重力、電磁気力、強い力、弱い力である。このうち、強い力と弱い力は原子核の近傍の局所的領域のみに作用し、重力…

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4年前
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哲学と科学

昨日のヌース物理部でも話があったが、哲学と科学の深い溝は何とかならないだろうか。数式を見慣れた科学者にとって、難解で意味不明な哲学用語がぎっしり詰まった文字の羅…

satohakase
4年前
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申し訳ありません!今日はヌース物理部会議で忙しいので更新なしです。

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4年前
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生と死

二元性の世界においては、対の概念は必ずセットで現れる。生と死もそうだ。生まれた存在は死が宿命付けられる。生と同時に死も生まれるからだ。死とは新しい生の始まりでも…

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4年前
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よく見る夢

昔よく見ていた夢は、毎年単位の足りない学生(高校生?)となって学校に通い続ける夢だ。特に体育の単位が取れない。三十や四十になっても、今年もか、と諦めつつ通い続ける…

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4年前
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運動量保存則

力積FΔtによって物体1の運動量がp1からp1’に変化した場合を考える。 p1’-p1=FΔt このとき、力積が観察者の影響を表す。 この観察者が対象の世界に物体2として投げ込ま…

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4年前
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観察者と方程式

観察者の影響は次のようにして物理学の方程式に現れる。 まず、客体Aの観察者Bがいたとき、両者の関係は、その上位の観察者Cによって、中和(同一化)する。 A=B これはAとB…

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4年前
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磁気双極子

地球は三次元の球(1点から広がる空間)のようにイメージされるが、地球の磁場(地磁気)が表すように、実際は双極子(磁石)のイメージなのだろう。そのとき、例えば南極点を原…

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4年前
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4年前

サポーター現れないかなあ・・・

人間関係の基本は1対1だ。互いに観察し、観察される関係である。しかし、マスメディアなどによって、両者の関係が非対称な場ができると、そこに観察者と対象の固定化(対化)が発生する。その結果、観察者に「対象化したい」つまり有名になりたいとか、注文されたいとかいう欲が発生する。それにより、お金の動きも発生する。全ての人間関係が本来の状態なら、貧富の差など生じるはずはないのである。

Nさん、2ヶ月にわたるサポートありがとうございました。引き続きサポートしてくれる方が現れたら再開しようと思います。また機会がありましたら宜しくお願いします。

ウィルスとは

いま、ニュースなどで話題になっている、新型ウィルスだが、私はそれを二極性(二元性)統合のシンボルとして考えたい。
量子力学は、古典物理学によってそれぞれ完成された、モノを扱う領域(力学)と空間を扱う領域(電磁気学)の両者を統合するために生まれた。分離してしまった物質と精神の統合という言い方もできるだろう。しかし、科学者はその意味を正しく理解することなく、逆に人間のエゴに利用されることになり、人類史

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オッペンハイマー

以前Nさんに、自分に似ていると指摘されたオッペンハイマーだが、wikiの写真を見たら確かに似ている(笑)。私は彼の亡霊に取り憑かれてしまったのかもしれない。しかし取り憑かれようが取り憑かれまいが、彼の伝えたいことはビシビシと伝わってくるし、それが私を突き動かしている原動力となっている。「科学者はとんでもないものをつくりだしてしまった」という後悔の念だ。しかし私は、後ろ向きに捉えるのではなく、前向き

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次元上昇とは

われわれの意識の次元上昇とは、2(=1+1)を観察する位置から、その上位の2x2(=3+1)を観察する位置に意識の位置をシフトさせることだ。つまり、対化を中和(1+1)の関係でなく、等化(3+1)の関係と見ることである。観察者を含めると、三次元の位置から五次元の位置へのシフトだ。数学的には、可換な代数である複素数のみを使った演算から、非可換な代数である行列や四元数を用いるようになることに対応する。

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人間の意識

人間の意識は対称(2x2)だが、物質世界(3+1)は非対称である。われわれは、モノが「ある」状態aは知覚することができるが、モノが「ない」状態bは、知覚できない。にもかかわらず、われわれはbを頭で考え、イメージすることができる。こうして、aとbを対(「2」)の関係として捉える。
電磁場の場合、電場と磁場の非対称性は、電荷と磁荷(磁気単極子)の存在非存在として現れている。対称な形にした結果、波動方程

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4つの力

物理学によると自然界には四つの力が存在するといわれる。重力、電磁気力、強い力、弱い力である。このうち、強い力と弱い力は原子核の近傍の局所的領域のみに作用し、重力と電磁気力は空間(人間の内面)の無限遠まで作用する。では、われわれがよく目にする、それ以外の力、例えば、ばねの弾性力や摩擦力はなぜここに含まれないのか?それらは、科学によりミクロの現象として、結局は原子や分子の間にはたらく電磁気力がマクロの

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哲学と科学

昨日のヌース物理部でも話があったが、哲学と科学の深い溝は何とかならないだろうか。数式を見慣れた科学者にとって、難解で意味不明な哲学用語がぎっしり詰まった文字の羅列を読むのは非常に困難である。またその逆に、哲学者にとって、見慣れないギリシャ文字の数式の意味を理解するのは大変だ。どちらにも馴染みのない一般人にとっては、両方とも敷居が高いだろう。また、科学は既成事実の積み重ね(たまに飛躍もあるが)で発展

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申し訳ありません!今日はヌース物理部会議で忙しいので更新なしです。

生と死

二元性の世界においては、対の概念は必ずセットで現れる。生と死もそうだ。生まれた存在は死が宿命付けられる。生と同時に死も生まれるからだ。死とは新しい生の始まりでもある。われわれは、死が必ず来ると知って虚しくなる時がある。しかし、二元性を超えた世界にいる存在が、観察者である。観察者とは、二元性に投げ込まれた存在にとっては、永遠であり、超越である。われわれは、二元性に投げ込まれた存在であると同時に、この

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よく見る夢

昔よく見ていた夢は、毎年単位の足りない学生(高校生?)となって学校に通い続ける夢だ。特に体育の単位が取れない。三十や四十になっても、今年もか、と諦めつつ通い続ける。この夢は何を意味しているのだろう。ちなみに現実世界において私は大学院修了まで単位が不足したことはない。自慢ではないが、大学の時などは、必要な単位の2倍以上取得した、自称「単位オタク」である。
最近は、素粒子の研究者を続けている夢を見る。

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運動量保存則

力積FΔtによって物体1の運動量がp1からp1’に変化した場合を考える。
p1’-p1=FΔt
このとき、力積が観察者の影響を表す。
この観察者が対象の世界に物体2として投げ込まれる場合、物体1と運動量の向きが逆になる(作用反作用の法則)。p2’-p2=-FΔtまたは
p1’-p1=-(p2’-p2)
これより運動量保存則
p1’+p2’=p1+p2
を得る。自己と他者(空間的差異)と時間的差異の

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観察者と方程式

観察者の影響は次のようにして物理学の方程式に現れる。
まず、客体Aの観察者Bがいたとき、両者の関係は、その上位の観察者Cによって、中和(同一化)する。
A=B
これはAとBの差異がない状態を表す。(この時点でCは方程式(世界)に現れない)
さらに上位の観察者Dが現れることにより、
A-B=C
AとBの差異をCが観察しているという意味になる。
このとき、左辺の演算により、観察者だったBは客体Aに完全

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磁気双極子

地球は三次元の球(1点から広がる空間)のようにイメージされるが、地球の磁場(地磁気)が表すように、実際は双極子(磁石)のイメージなのだろう。そのとき、例えば南極点を原点とすると、北極点は無限遠点つまり観察者の位置となる。両者を結ぶ地軸の方向が、観察の方向になる。地表面に住むミクロの生物(人間など)は、地球を平面として認識することになる。この南極点を原点とした平面を逆方向に丸めると、もとの球体Aに対

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