磁気双極子

地球は三次元の球(1点から広がる空間)のようにイメージされるが、地球の磁場(地磁気)が表すように、実際は双極子(磁石)のイメージなのだろう。そのとき、例えば南極点を原点とすると、北極点は無限遠点つまり観察者の位置となる。両者を結ぶ地軸の方向が、観察の方向になる。地表面に住むミクロの生物(人間など)は、地球を平面として認識することになる。この南極点を原点とした平面を逆方向に丸めると、もとの球体Aに対して裏表が反転した球体Bができる。Bの北極点に当たるのが、他者の位置と考えられる。Aがわれわれの住む地球だとすると、Bはシャンバラのような天と地が反転した世界になるのだろうか。

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