観察者と方程式

観察者の影響は次のようにして物理学の方程式に現れる。
まず、客体Aの観察者Bがいたとき、両者の関係は、その上位の観察者Cによって、中和(同一化)する。
A=B
これはAとBの差異がない状態を表す。(この時点でCは方程式(世界)に現れない)
さらに上位の観察者Dが現れることにより、
A-B=C
AとBの差異をCが観察しているという意味になる。
このとき、左辺の演算により、観察者だったBは客体Aに完全に吸収される。これは新しい次元となるはずだった観察者が中和(同一化)によって消滅してしまう現象を表していると考えられる。

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