次元上昇とは

われわれの意識の次元上昇とは、2(=1+1)を観察する位置から、その上位の2x2(=3+1)を観察する位置に意識の位置をシフトさせることだ。つまり、対化を中和(1+1)の関係でなく、等化(3+1)の関係と見ることである。観察者を含めると、三次元の位置から五次元の位置へのシフトだ。数学的には、可換な代数である複素数のみを使った演算から、非可換な代数である行列や四元数を用いるようになることに対応する。
しかし現実世界(物質世界)に現れているのは、中和のみである。例えば、自由粒子の波動関数は
e^ipx × e^-iEt →e^i(px-Et)
C×C→C
という射影の表現であると考えられる。

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