おすすめのお金の本その5:安いニッポン 「価格」が示す停滞
こんにちは。東京都練馬区でマネトレをしているファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤彰です。
今日はお金について考えるおすすめの1冊のご紹介です。
今回ご紹介するのはこちら。
日本の物価と所得水準を海外と比較している本です。
モノやサービスの値段が上がっているとの話題が最近増えていますが、そんな今だからこそ読んでみて欲しいと思える一冊です。
僕自身、日本は低価格高品質が行き過ぎな国だなと日々感じています。
それで恩恵を受けている面も多々あるので、そういった商品やサービスがなくなってしまうととても困ります。そのありがたみを感じる一方で、怖さもまた感じていました。
そんな中で思わず手に取ったのがこちらの1冊でした。
海外から日本に来る外国人からみて、日本のものとサービスの安さに驚かされるという話をときどき耳にします。それは実際にそうで、日本がいかに物価が低いかがこの1冊からわかります。
賃金も上昇しないため、コストが上がっても値上げできず苦しんでいる企業が多いこと。ずっと黒字だったものの値上げした途端に赤字になった鳥貴族など、具体例も豊富で読みやすいです。
明るい話が書いてあるわけではありませんが、このことについてぜひたくさんの人に知っていただきたいです。また、SDGsという視点でお金の問題を考える際にも最適な一冊だと思います。
過去紹介した本の一覧はこちら↓
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