できないことに出会えている

学ぶと、わからないことが見えてきます。
挑戦すると、上手くいかないことが出てきます。

そんなじぶんにガッカリして、ダメ出し。
そりゃ、やる気も自信もなくなります。

怒られるから、勉強しない

親野智可等さんの著書に書かれていた言葉です。

おやのちからさん、教育評論家です。
※夜露死苦（ヨロシク）っぽいですよね。

子どもは勉強をすると、褒められるどころか、むしろあれこれダメ出しされてしまうから、やりたくなくなる。

あれ？ここできてないの？
字が雑
学んだ内容が身についてないじゃない？
これ、よく考えたの？

子どもがやった宿題、テストの答案を見た時の、親がやりがちなパターン。

これ、グサリと刺さりました。
私、悪意なくやってましたから。

子どものことを大切に想う気持ちや、できないと困るだろうな、という親心からです。
ごめんなさい。

学ぶことは、「できないこと、わからないこと」に出会うこと。
言われてみれば、できていないことを否定するのはおかしいですよね。

あれから、子どもにやるのはやめました。

そして、じぶんに対しても心がけています。
うっかりじぶんを否定した時、思い出します。

できないことに出会えているんだ

子どもも大人も、人生を通していろんなことを学んでいます。

どのステージでも、その人なりの「出来ていないこと」はあります。

生きていること自体が日々新しい挑戦です。
故に、できないこと、わからないことに出会えている。

すごいよ、私たち。

そして、私にとって私は大切な存在。
だから、そんな気持ちになることも知っています。