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2023.02.28~note始動           profile:中央大学法学部✖︎ゼミ長✖︎小説家✖︎サークル創設        like:純文学特に村上春樹

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ジョハリの窓①自己紹介

 皆さんはジョハリの窓についてご存じでしょうか。  ジョハリの窓とは、自己分析に利用する心理モデルの一つです。  こちらの図が端的に作図したものになります。  要するに、他者から見た自分と、自らの認識する自己の共通点、乖離性について考えてみようということです。 調査の結果  今回この記事を作成するにあたって ①中学からの友人(16名) ②大学からの友人(24名) ③個人的関わりの持つ友人(8名) の三つのグループを対象に調査を行いました。  所属するコミュニティによって

    • 思考の整理術「三冊の手帳」

       タイピング技能が飛躍的に向上したこともあり、これまで文字媒体の記憶をパソコンにすべてしていたのですが、最近手帳も再び活用するようになってきました。  こちらの写真は昨年の四月から今に至るまでの手帳の遍歴になります。今はボールペンの付いた小さな手帳と、一番右の緑色の手帳と、この画像には映っていたいのですがえんじ色の手帳を用いています。 小さな手帳  こちらの手帳は電車の中や、歩いているときなどにふとアイデアが浮かんだ時に用いる手帳になります。この手帳を使い始めて、まだ一週

      • やっぱりポケモンになりたい

         初期にこんな記事を書いていました。  結構ちゃんと書けてるのに、当時フォロワー少なかった影響でほとんど読まれていなくて悲しいですね😢 展望 昨日、長期的な目標について考えていました。直近の目標であれば文藝界新人賞に応募することです。では一体その先にある目標は何なのでしょうか。  私の中で出した答えは「ポケモンになる」です。結局ですねw 噛み砕いていうのなら「自らのコンテンツ化」です。  私は幼いころよりヒーローにあこがれていました。ウルトラマンのフィギュアは余すこと

        • 描写⑩時の下流

           にわか雨に降られつつ、車を走らせること1時間半。我々は件の川へと辿り着いた。といっても、この川について知っていることと言えば無に近しかった。具体的にその地に足を運ぶことによって無機質な知識に血が通いだした。若者が突発的に訪れることの多いこの川の周りには石畳が敷かれている。その石畳は人為的に作られたものと説明される方が納得がいく。人間に作られたもの以上に自然の産物は不可思議だ。現実は小説より奇なり。私が日々過ごす都会での時間に比べ、そこで流れる時間は原始的で、緩やかであった。

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        ジョハリの窓①自己紹介

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          描写⑨古本屋

           僕は古本屋が好きだ。定番の本や流行の本が余すことなく蓄えられている本格的な本屋よりもむしろ、禿頭に残った僅かな髪の毛のように、まばらに本が棚に収められている、そんな古本屋が好きだ。古着が好きな人は、古本屋に目覚める資質がある。古着の醍醐味は”一期一会”の出会いだと僕は思う。何があるかわからない、次あるとは限らない。そんなものに僕たち人間は限りなく弱い。普段なら買わないようなものであっても、強迫観念に迫られたのなら手に取り会計を済ませてしまうかもしれない。古本屋でも同様に、目

          描写⑨古本屋

          描写⑧現実的な”線”

           「直線と曲線どっちが好き?」  彼女は突然に聞いてきた。卑猥な質問かと一瞬思ったが、すぐに切り替えた。月並みな人生を送ること27年と4カ月、それなりに人生経験を積んできた。今更好色家のラベリングをされるわけにはいかない。  「答える前に一つ聞いてもいいかな。その質問にはどんな意図があるのかな」  「単純な性格分析よ」  「直線かな。直感的には」  「なるほどね。夢想家の傾向が少し強いのかもしれないわね」  直線のどこが夢想家の傾向があるのだろう。僕にはわからなか

          描写⑧現実的な”線”

          描写⑦逆転満塁本塁打

          注意:色々血迷った結果、超駄作ですw  ときわ中学校は最寄りまで徒歩1時間の僻地にある、三学年総人口50人の極小規模な中学校だ。二年生はとりわけ不作に終わった。生徒数10人だ。二年生の国語の授業ではディベートが行われている。お題は“情熱的な色”だ。生徒一人一人に紙が配られ、それぞれが情熱を想起する色を記入し、担任が集計をとる。結果は赤色9人茶色1人だ。普通であれば、ディベートが成立しないので新たな議題を考えるべきだ。しかし、乱杭歯、中年、デブの三重苦の担任にはそんな気遣いは

          描写⑦逆転満塁本塁打

          描写⑥恋と暴力の共通論理

           バットや戦争は暴力のメタファーとしてたびたび小説の中で用いられる。バットや戦争が象徴する暴力は直接的なものである。直接的な暴力に対して間接的な暴力は監視社会や差別、迫害をメタファーとする。北の国々で直接的な暴力が展開されているが、語弊を承知でいうのなら今主流の暴力は後者の間接的な暴力だ。  直接的な暴力に対して間接的な暴力は複雑で可視化しづらい。したがって取り締まることが難しい。しかも、実体がないのにもかかわらず、刻む傷は深く、持続性も長い。この傷も間接的暴力と同様に実体が

          描写⑥恋と暴力の共通論理

          描写⑤文章の”はやさ”

           ありとあらゆるものには“はやさ”がある。止まっているものも広義の“はやさ”が働いている。例えば、布団には品質が低下する“はやさ”があるし、人を温める“はやさ”もある。  文章にも“はやさ”がある。村上春樹の文章はゆっくりで、東野圭吾の文章ははやい。この場合における文章における“はやさ”は物語の展開の“はやさ”である。  これとは別に、文章は読み手の存在を前提としているので、読み手の読む“はやさ”も文章における“はやさ”の一要素として挙げられるだろう。読点が、多い文章は、当然

          描写⑤文章の”はやさ”

          辿り着く資質

           最近noteを始めた後輩と一緒に何か同じテーマについて文章を書いてみることにしました。  今回のテーマは 「頭の良い人と悪い人、どっちが幸せか」 です。とはいえ、この表現は精確ではありません。適切でもありません。修辞技法として敢えてこのような表現を用いました。  頭の良し悪しというのは、学歴云々ではありません。端的に言えば深く考える人、浅く考える人をさします。つまり、頭のいい人はある意味ではめんどくさい人、机上の空論家で、頭の悪い人とは行動力のある人、或いは得てして考えない

          辿り着く資質

          描写④汗に関する一考察 -実際的な女性店員-

           汗が止まらなかった。不快で粘着質な類の汗ではない。どちらかと言えば、嫌な記憶を洗い流すようなある意味では汚れを洗い流すシャワーのような汗だ。もちろん、汗はシャワーに流される側の存在であって、汗が流すことのできる汚れは修辞的な汚れだ。失恋の嫌な記憶、バイト先でのストレス、人間関係の軋轢。その種の汚れだ。今この瞬間に「体調が悪いのか」と聞かれたのなら間違いなく「快復途中だ」と応えるだろう。確かに、傍目には具合の悪いように見えるだろう。確かに滝のように汗をかいているのだから。だが

          描写④汗に関する一考察 -実際的な女性店員-

          描写③多次的経験

           それは確かな帰属意識、平易な言葉に直せば、ここに居ても良いと言う安心感のことを指すのではないか。  あるがままを承認されることはヒトの持つ根源的な欲求の終着点のうちの一つだと思う。それは食欲や睡眠欲と違い、実践的なものではない。しかし、小説を読み重ねていくうちに、自己啓発本以上の実際的な効果を得ることがあるように、承認されることは食事や睡眠以上の恩恵を僕たちに与えてくれるのかもしれない。  小説を読むことや承認されることなど、巡り巡って人々の血肉になるようなもの、即効性のあ

          描写③多次的経験

          描写②審美の限界と超越

          1.  青天の霹靂、というより密度の高い雲の間を縫う、一本の光の筋のような女性だった。 2.  俺は羊男。何の変哲もない会社で何の変哲もない仕事をしている何の変哲もないサラリーマンだ。今日は華の金曜日。本当だったら、高島屋でケーキを買って恋人の待つ家に帰って週末の計画を立てたいところだ。だが生憎恋人はいないし、わざわざ会社の後に飲みに行くような友達もいない。“アットホームな職場“が売りのコンサル会社だが、そんなのは建前だった。或いは俺がいけないのかもしれない。だが、大学まで

          描写②審美の限界と超越

          描写①鈍色の空 

           情景や心情を描写する練習を先日から始めたので、それを少しずつ公開していこうと思います! 気分がいい時・三人称神視点  空は鈍色の雲に覆われ、通勤中のサラリーマンの顔も一様に曇っていた。それと対照的に羊男の心は澄み切っている。というのも、意中の人とのデートが控えているからだ。羊男は、封建的な風習を一閃するナポレオンと雨に立ち向かう自分自身を重ねてさえいた。或いは、初恋の人と意図せず傘を共有することになった淡い思い出と重ねてもいた。鈍色の空という花があったとすればその花言葉

          描写①鈍色の空 

          IQ127

          先日WAIS‐Ⅳ(ウェクスラー式知能検査)という心理テストを受けてきました。  こちらがその記事になります。  タイトルの通り結果としてIQ(全検査IQ)は127でした。  目標は130だったので、届きませんでしたが、満足しています。  この結果をもとにMENSAの合否が決まるのであとは待つだけです。  IQ127は上位3-4%相当なので、MENSAの目安である上位2%には少し届きません。温情措置をいただけることを期待して提出してみようと思います。 この三週間  私は

          MENSAテスト受けてみた

           正確にはWAIS-Ⅳを受けてきました。  予習等はしていません。その方が面白そうなので。    コロナ渦の影響でメンサ主体のテストは開講することができていないので、代わりに医療機関で受けることのできる心理テストを援用します。 目標はIQ130(上位2%前後) 万全の準備でテストに備えました。 MENSA準備編「備えあれば患いなし」 結果は準備が九割。  当然私も万全を期しました。  前日は22:30分にはスマホを見るのをやめました。 (「不滅のあなたへ」二期の最終話

          MENSAテスト受けてみた