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掴める人から学ぶコト

文章の書き出しの部分で読者に興味を与える技術を『つかみ』というそうだ。

私は前置きを長めに取るほうだが、記事を書くとき掴みを気にすることなどほとんどない。

でも掴みがないと私の記事は主旨がたいてい本文の後半あたりになるので、読む人は辿り着くまでに飽きてしまうかもしれない。
そこまで読んでくれる人は少ないだろうけど。

そんな私でも、フォローさせていただいている方以外にクリエイターさんの記事を読む場合の選択基準は見出しと表示されてる最初の数行、掴みの部分なのだから、キャッチーな書き出しは得だと思うし本当はそれに気を使って書かなければいけないのかもしれない。

そして冒頭を上手く書いている人たちはやはり文章にも魅力があって、本文も当然のように面白い。
たま~に出オチ気味の方もいらっしゃるが。

とはいえ私のスタンスがそもそも沢山の方に読んでいただくよりは、たとえ読者が少なくても最後まで我慢強く?読んでくれる方を大事にして書きたいほうなので、なかなか掴みまでは気が回らない。
それに私が掴みの技術を会得するよりも、すでに投稿されている上質な記事を読むほうが余程タメになるだろう。

そこで、私が引き込まれた抜群な掴みの記事をいくつか勝手に御紹介しようと思う。
もちろん本文も抜群なのは言うまでもない。


冒頭の数行を読むだけで情景が目に浮かんで、そこからの展開も優しい視点で描かれている。

琲音さんの記事には、つらいことや苦しいことでもそう感じさせない暖かさが満ちていて、私も度々元気づけらております。


noteで初めて万単位のスキを見た記事。
それも投稿後たった2日で2万越えしていた。
四月さんの『ネットストーカー』という言葉がいきなり目に飛び込んできて興味を引くだけでなく、怒涛のラストに震える。
すでに書籍化どころか映画化の話もあるとか。


『冷やし中華はじめました』このワードを冒頭に持ってくるセンスの良さ。
クセスゴエッセイさんも前置きにとても気を使っていらっしゃる方のように感じられる。
オチない記事は書かない関西人気質もステキ。
いつも楽しく読ませていただいてます。


Aikaさん、これは反則でっせ・・・
こんな掴みされたら気になってしょうがないじゃないですか!
各国を旅したAikaさんならではの視点がいい。
タイトル、本文含めとても魅力的な記事です。

世界の見方を変える人。


そのバイタリティーとジャンルを問わない書きっぷりはnote界の玉手箱。
公序良俗そして運営と闘うジャンヌ・ダルク。
夏木さんの紹介したい記事は数あれど、テーマが掴みなのでこの記事を。
敢えてコメントはしませんが取り敢えず読みたくなりますよね?





私にしては珍しく書評のような記事になった。
ただの読書感想文とも言える。
他人ひとふんどしで相撲をとるとはこのことだ。

こうして御紹介した皆さんは、きっと意識せず自然に掴みの技術を発揮しているのだろう。
意識して書いても表面上のあざとさばかりが目につくとろくなことがない。

最近の私はむしろ書き出しより記事の終わり、締めをどうするかで頭を痛めているから、掴みの件は後回しにして考えるべきである。

しょせん中身が伴わなければ意味は無いのだ。



どうやら今回もまた、掴みはもちろん締めまで見つからない迷走記事になったけど、皆さまの記事作りに少しでも参考となれば幸甚です。

あ、私じゃなくて紹介した方々の記事が、ね。



Special thanks :
琲音(はいね)さん
四月さん
クセスゴエッセイさん
【世界一周】🌎Aikaさん
夏木凛さん
(掲載順)




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