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顔にカビが生えた

「村上さん顔にカビ生えてます、、、」小声 2018年2月

旅が終わり、いつものごとく関空に着き、その足で皮膚科に直行した私。


そこで忘れもしない女医からの一言。

とにかく、帰りの飛行機では顔がかゆくて痛くて、いつも飛行機で爆睡してる私が一睡もできなかった、寝れない初体験


なんたって、今回の旅は初めてバックパックを背負う妹と東南アジアをマレー半島を南から北に北上し、後にミャンマー→ベトナムへと嵐のように駆け抜けていたからだ

妹は、ハードすぎて一週間に二回ぐらい熱出してた。多分攻めすぎてたんやと今になって思う


あの時の記憶は灼熱の太陽と、きったなく汚れたうちらの顔。東南アジア旅の途中のイメージこれのみ。東南アジアの皆様本当に申し訳ございませんwww

だって、ミャンマーのホテルのほとんどが蛇口をひねってもめちゃくちゃ茶色の水しか出てこなくて、想像せんでもあぁこれ絶対水道管さびさびやなって感じ

せやから、顔はおろか、陰部でさえミネラルウォーターでしか洗えなかったんですよ、、、顔なんてまともに洗えないよ~~~


暑くて暑くて働かない思考回路に、これまた暑さのせいなのか、鮮度を保つ技術が無いのか、何なのか知らないけどマーケットの野菜やら食材が全てシナシナになっていた

ちなみに、googleでの正式名称が”フレッシュマーケット”ここの名称でフレッシュは付けたらあかんやろ。in ミャンマー

そもそも、インフラがまともに通ってないから、冷蔵庫に保管して売るとかじゃなく、生モノもなんでも路上に放置してるかのように並べられているだけなのである。

夜なんてさ、もちろんインフラがちゃんと通ってないので、街灯なんて今まで当たり前だと思ってた灯りなんてものは無く、真っ暗な道の端に生肉や生魚の上にロウソク置いて売ってるんだよ。


まじで、こんなとこで、ご飯なんて食べてたらさ~逆にお腹壊して、病気になっちゃうよ。と心底思ってしまい食欲がみるみる落ちていく日々。

そりゃみんな食欲無くなるやろって思ってたけど、ミャンマーで出会った日本人が屋台の見るからにあかんやろみたなとこで、ようかん?みたいなお菓子買って食べてたから、慣れたらいけるらしい

慣れるまでに何回か入院するんちゃうかな、まじでほんまに


そんなこんなで、私はパッケージに入ってる食事なら大丈夫だろうと、その頃はクッキーを主食にしてました、、、

そうこうして、まともに食べてなかったら、どんどんと肌がかっさかさになっていくではないか( ゚Д゚)痛いかゆいのコンボ

途中ぐらいから、口角炎がひどくなって口を開けるたびに、口の両端から血と黄色い膿が流れる現象に襲われる。


しかし、別に痩せていってる訳でもないから病気だとは思わず、ってかまさか、栄養失調になってるなんて夢にも思わず、ただただ、水が汚すぎて肌がおかしなったんや程度に思って、とりあえず帰国後すぐ病院に行ったら

顔のガサガサを定規みたいなので取られて( ゚Д゚)、そのまま顕微鏡で見られて、この時点でもおかしいと思った

なんと、、、

栄養失調からくる、ビタミン・ミネラル不足だと告げられたるのである。


この令和の時代に栄養失調!


この時、私は人生で初めて栄養の重要性を肌で感じた。

まさに“肌で”しっかりと感じたのだった、やばいやろほんまに


こうして私はこの旅で『旅で一番大切なのは体のメンテナンスである』と、

食べ物ってこんなに大切なんやって、身をもって知りましたWWW

やっぱ、旅最高!!!!!

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