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ダイエット論2:自分の基礎代謝を把握しよう

この記事では「ダイエットを成功させるための考え方」の中でも、特に『基礎代謝』についてまとめています。

尚、この記事は前回書いた『ダイエット論1:体脂肪率は「標準の範囲内」を目指そう』の続きになっています。まずはそちらを先にお読み下さい。


自分の基礎代謝を計測してみよう

最近の体重計には、基礎代謝を計測する事ができる機能がついています。それを利用し、まずは自分の基礎代謝を計測してみましょう。

では、何のために基礎代謝を計測するのか?というと・・・、

私の考え方では、「基礎代謝分のエネルギー」と「運動によって消費するエネルギー」を合計したものを、「1日に摂取すべき最低限のエネルギー」として考えています。

つまりそこから「1日に何をどのぐらい食べたら良いか?」を決める事になるので、基礎代謝さえ分かれば、それだけでダイエット中の食事の内容をある程度決める事ができます。

尚、一般的な体重計で計測できる基礎代謝は参考値です。あくまで「食事の内容を決めやすくするために使う」ので、だいたいの数値で構いません。


基礎代謝を計算で出す方法

基礎代謝は計算でも求める事ができます。それが以下の計算式です。

基礎代謝(kcal)=「BMIが22となる体重(kg)」×「基礎代謝基準値」

またこの内の「BMIが22となる体重」は、

「BMIが22となる体重(kg)」=「身長(m)」×「身長(m)」×「22」

で求める事ができます。

更に「基礎代謝基準値」は、

男性20代が「24」、30~40代が「22.3」、それ以上の年齢は「21.5」
女性20代が「22.1」、30~40代が「21.7」、それ以上の年齢は「20.7」

となっています。

これらを計算する事でも、基礎代謝を求める事ができます。体重計のない人は、この計算をしてみると良いでしょう。

尚、この計算式は「その身長の時の標準の体重」を元に計算しており、人によっては当てはまらない事があります。その点には注意が必要です。


実際に計算してみよう

例えば20代の男性で、身長が170cmの場合を考えてみます。

その場合、まず「BMIが22となる体重(kg)」は「1.7(m)」×「1.7(m)」×「22」なので、「63.58(kg)」になります。

また基礎代謝基準値はそのまま「24」です。

そしてその「63.58」と「24」をかければ良いので、基礎代謝は「1525.92(kcal)」と出ます。



今回は短いですが以上になります。よろしければ「スキ」や「フォロー」を願いします。尚、次回はここで求めた基礎代謝から、「1日に最低限必要なエネルギー」について考えます→『ダイエット論3:1日に最低限必要な「総エネルギー」とは?

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