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【24歳で個人事業主になったきっかけ】

こんにちはSaoriです。
23歳で正社員だったエステの仕事から離れ、1年間フリーターになり自由に過ごしてた頃の話。
これまでの貯金を全て使い果たし、タイ古式マッサージを学びにタイのチェンマイのスクールで寮生活をしながら、タイ政府認定タイ古式マッサージセラピストの資格を取得しました。
色々な国のバラバラな年齢の方々と時間を共にし「こんな自由で楽しく旅しながら生きてる人たちが世界には沢山いるのか〜!!」と感動した。

そもそも私がタイ古式マッサージを知ったのは、この1年くらい前の22歳の夏。
幼馴染で、タイでダイビングのインストラクターをしている真友に会いに、タイのサムイ島に行った時だった。
これが私にとっての初めての海外旅行!格安航空とバスと船を乗り継いで、何時間もかけて海を渡った。

綺麗な海だけはあるような、余分なものが何もない島。
当時は物価がすごく安かったのもあり、そこらじゅうにあるタイ古式マッサージ店で気軽にマッサージを受けることができた。
初めて受けた時の私の感想は【何このマッサージ、おもしろい〜〜!】でした笑
女4人で横に寝て、それぞれタイのおばちゃんと、新人さんに担当してもらってて。
おばちゃんは、私たちの施術をしながら新人さんにマッサージを教えてて…
何を言っているのか全くわからないタイ語がずーと体の上で飛び交ってた。笑
タイ人の笑い声ってなんだかつられてしまうチャーミングさがあって、
日本では怒られるであろう仕事スタイルもタイではOKなんだな。
楽しそうだなっと思っったし、マッサージの仕事をしてる同業者でもあるからなんだか幸せな気持ちにもなったのを覚えてる。

こんな経験があっての翌年のタイ留学。
行くまでタイ古式マッサージのことを勉強したことはなかったけど、
ストレッチの技術を覚えたいし、なんだか楽しそうだから飛び込んでみた!

先生は日本人二人、タイ語しか話せない先生一人、日本語が話せるタイ人一人で安心した。私もお母さんも(母ついてきたw)日本語しか話せないけれど、幼馴染が英語もタイ語も話せたからどうにかなった。
コミュニケーションは、簡単なタイ語を教えてもらいつつ、なんとなくの英語とジェスチャーで乗り切った。

無事資格を取って、日本に帰ってから働くところを探した。
なるべく通いやすくて、売り上げノルマが厳しくなくて働きやすそうな所。
いるスタッフの雰囲気が良くて一緒に働けそうなところを数ヶ月かけて探した。

ここだと思うサロンに出会い、この時から私は個人事業主になった。

なろうと思って選んだわけではなくて、入ったお店の雇用形態が社員か業務委託か選べて、エステティシャン正社員が続かなかった私は、消去法で業務委託を選んだのが正直なスタートの理由だった。

そして、「やったらやった分歩合が稼げる働き方」と言うのも魅力的だった。
エステの頃は指名制度がないサロンで働いていて、
自分の頑張りがそのまま給与として上がらないことに納得いかなかったのと、技術職なのに、自分に担当して欲しいと言ってくださるお客様をお断りしなければならなかったのが本当に嫌だったから。

そして、そう言ってくださったお客様の中に
「Saoriちゃんは、組織の為に働くんじゃなくて、自分でお客様を作っていく働き方の方が合ってると思うよ😊」と言ってくれたのが勇気をくれたからだった。
若くて未熟で世間知らずだったから、この言葉を素直に受け止めて、根拠のない自信とやる気で前向きにもなってた。
ほんとに、人から頂く言葉は、時にすごく大きなエールになるなと実感してます。
今でもこの言葉はずっとお守りにしてるくらい、自信を失ったら思い出すようにしてる。

こうして個人事業主として働くことに必要な準備も知識も何もないまま、
タイ古式マッサージサロンで働くことにした24歳の春。

続く

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