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HSPフリーランス1年目が、メンタルダウンした原因

バランスを取る。

メンタルダウンしないためにも重要視なこと。

「自分にとって、どうか?」意識的に自分で考える。「感覚と思考」バランスをうまくとって、生きる。

最近、数年前にお世話になった、心の分野のプロの方と再会して気づいたことを忘れないように書いておこう。

時間が経つと、ついあいまいになって忘れちゃうから。

ここ数ヶ月のメンタルダウンの原因のひとつがわかった。

「思考で物事を選択しすぎていた」こと。

つまり、「仕事ばかり」していたのだ。

フリーランス1年目の人には、もしかしたらあるあるなのかもしれない。

「とりあえず、がんばらないと」
「どうしたら正しいか、最適か」
「どうやったら効率良くなるか」

そんな感じでガンガン進めていた。出産して間もないにもかかわらず。

寝不足で毎日ぼーっとしているにもかかわらず。

側から見ると、そこまでペースは出していないかもだし、同じ状況でもわたしよりもガンガン進めている人は大勢いる。

けど、「わたしにしては」詰めすぎて仕事ばかりし過ぎたなぁと反省した。

本来は、少し余裕がある状態の方が強みを発揮しやすい性質なのに。

そもそも、フリーランスになったきっかけの一つに「自分最適なペースを保って、心身のバランスを取りながら仕事がしたい」があった。

会社や周りについていけないことで迷惑をかけて、自己肯定感を下げたくなかった。

そこそこ会社でもがんばれたし、毎度「退職します」と言ったときの職場の反応から、自分が思う以上に評価もされていたような気もする。

けど、帰宅後はいつも、グッタリして何もできなかった。どこの職場も人手不足だから仕方ないけど、大体は入社当初に聞いていた条件以外の仕事が増えて難易度も上がり、時短勤務でこなすと毎日バタバタしていた。

1番大切にしたい家族、そして自分に余裕を持って接することができていなかった。「楽しくない、おもしろくない」と心は死んでいった。

なのに、また同じパターンを繰り返していたなぁと反省した。

好きな仕事でも、同じ現象が「わたしには」起きるらしい。

自分の許容量は、やはり自分が知っている。もちろん、経験や訓練次第で広げることもできるのも、知っている。吹奏楽の楽器練習と一緒だ。

現に、この1年詰めてやったからこそ、少し広がったものも得たものもある。

けど、そこにあまり喜びや幸福感も「わたしの場合は」なかったことに気づいた。

むしろ、もう少し丁寧に自分や周りに接したいことに気づいた。何もしない、非生産的な時間に「わたしは好き」を感じることが多いし、不思議とアイデアも浮かぶ。

結果的に、良き選択ができる。

余裕を持ち、ペースを保つなかで得られる発見や楽しさをもっと感じた方が、結果的にクオリティや生産性が「わたしの場合は」上がるなと思った。

日々のなかで「非効率だ」を選択して排除した先に得た「わたしの非効率さ」。

矛盾していて、書きながら苦笑いだ。

けど、別に失敗だとは思っていない。わたしはリアルに体感して失敗から学ぶほうが、後々周りに役立てる場面が増えるからだ。

現に今、こうして noteでネタにしている。同じような人には、これを見て何か参考になるかもしれない。

ライターという仕事は、自分の経験や知見が、ダイレクトに仕事で活用できることが多い。だから、どんどん体感していこうと思う。

フリーランス2年目は、非生産的な時間、趣味や楽しい時間をもっと楽しもうと思った。物質面ではなく、内面(心)の充実だ。

好きな仕事がなぜかつらい、しんどいと無性に感じる方がいるなら、「自分にとってどうか?」「仕事以外にも心から楽しい、ホッとする瞬間を過ごしているか?」などを日々の生活の中で、意識的にふり返るといいかもしれない。

調味料の量から、睡眠の時間、仕事の量、娯楽の時間……。

  • 感性と思考のバランス

  • 自分の許容量

  • 自分にとっての好き嫌い

  • 自分の楽しい、退屈

一つひとつ、丁寧に観察すること。常識や価値観は人それぞれなのだから、正解はない。

すると、「わかっている、できている」と知識で知っていたとしても、意外にもできていないことや自覚できていなかったことに気づくかもしれない。

こう書くと「いや、自分の好き嫌いや感覚を優先するとよくないのでは?」とまじめな人は思うかもしれない。

それは正しくもあり、間違いにもなる。当たり前である。

たとえば、仕事の場面ではふさわしくない場面はあるし、それでは成果にはつながらずに上手くいかないケースがある。

ケースバイケース。

……と、こんな感じで、たとえばある一つの情報から、さまざまな状態や視点で観察・判断して選択する「思考」も、自分の「直感や感性」を意識的に感じる両方の「バランス」が必要ということだ。

どっちが良い・悪いを両極端にするという意味ではなく、バランスを考えて自分の最適解を出す力が大切だなと思う。

ひとつずつ、体感を楽しんで「自分の取り扱い説明書」を作ってやりたいな。

今回人と再会して話して感じた多くの気づきやワクワク、ホッとする空間、やはり好きだなーと感性が喜んでいた。「なぜ、どうして」がたくさん生まれて、知的好奇心が刺激される瞬間も楽しい。

在宅ワーク中心のフリーランスって、基本1人が多いけど、価値観が合う人といるのは、無意識の戦闘(仕事)モードで固まった心を解いて安心につながる。

そしてわたしの場合は「共感」が楽しく、大切らしい。

来年は、心を見つめる時間や学びの時間をとったり、書く分野の仕事をしている人やリアルに会いたいな。少し遠くても。

文章ではあらわせない感性や感覚を楽しむリアルな体感を増やしたい。それをまた、仕事でも大切な誰かにもたくさん活かせると思うから。

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