珈琲タイムでホッとして息を吹き返した話し

昨日、わたしが勝手にソウルメイトと慕う大好きな先輩と珈琲タイムした。その中でわたしの心にじんわりと残った話しを残しておきたい。

4月からコロナ在宅が始まった。通勤がなくなり自宅で自由度高く働けることへの喜びの一方で、自宅で黙々と仕事に向き合い一日が終わっていくことへの疲労感。パソコンと電話を通して大勢の人と会話したはずなのに、誰とも話していないと感じてしまう孤独感。この生活を続けてきたことで、今の仕事が大好きな先輩でさえも、仕事を辞めたくなってしまうと言っていた。驚きと共に安堵感に包まれたわたし。わたしも今の仕事が大好きで、天職に巡り会えたと思ってやってきたのに、日に日にツライ、辞めたい、の気持ちが沸いてくる自分と葛藤していた。先輩に弱音を吐いたら、励まされ、またがんばろう!と前向きになるかなと会う前は思っていた。

逆だった。スーパーマンだと思っていた先輩だって、コロナ在宅に疲れを感じていた。辞めたいって思ったっていいし、辞めたっていいさ。若い頃から熱量高くチカラいっぱい頑張った。今はその余熱くらいでジンワリ楽しんだらいいよ。我々は余熱人材だよ。

「余熱人材」

いい言葉だな〜と思う。仕事のことだけを考え、時間を厭わず働くことが楽しくてたまらなかったあの頃。ライフステージが変わり、前みたいには働けない。でも、最高温度が激アツだったからこそ、余熱は長くじわりじわりと残っている。激アツ高温の若い人から熱を少しずつもらいながら長く保つのか、冷めていくのかは自分次第。

今の仕事の師匠でもあり、この仕事を一緒に頑張りたい、楽しみたいと思ってきた先輩の言葉。肩の力が抜けてスーッと楽になった。

わたしは今、興味があること、新しく始めたことを沢山伝えた。イイね!オモシロイネ!と空気を介して共感してもらえることの喜びを味わった。

余熱人材であるわたし。仕事の現状に呑み込まれず、自分の心を整理して、自分の人生を選択していこう。40歳、人生はまだまだこれから。

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