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じぶんが「見ている景色」「見えている景色」

休みに入り毎朝通うようになったカフェがある。平日朝は人が少なく好きな場所を選べるので、いつも外のテラス席に座り外を眺めている。

毎日変わらない景色がそこにあるのだが、空の色や雲の形が違う顔を見せてくれる。

昨日は娘の保育園を早迎えして、以前から娘が乗りたい乗りたいと言っていたスワンボートに乗ることにした。これまでも何度か乗ろうと公園に来たが、時間に間に合わなかったり、強風で中止になったり、これまでトコトン乗れなかった。ついに昨日は乗れた。

アヒルを漕ぎ漕ぎ、沖へ出る。水面がキラキラ輝きキレイだな〜と思っていたら、いつもカフェから眺めている湖の真ん中くらいに来ていることに気づいた。湖の真ん中から見えるいつものカフェは、なんだかとても新鮮だった。

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(上)カフェからの景色 

(下)アヒルボートからのカフェ

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遠くからいつものカフェを眺めたら、緑の森で囲まれた公園、その向こうにそびえるビルが見える

都会のオアシスみたいなところ

いつもはカフェから眺めている景色を、今度はその景色の一部であるところからカフェを眺めてる

自分もあのカフェの景色の一部になっている

今はカフェからこちらを眺めている人たちの景色の一部になっている

なんてことを思いながら、、、

じぶんに見えている景色は全てではない     ほんの一側面、ほんの一部分、じぶんが見たいところだけを見ている可能性がある
じぶんの立ち位置を変えて見る         角度を変えて見る               遠くから見る                 時間帯を変えて見る              見る時のじぶんの気持ちが変わるとどうだろう

景色だけではなく、自分が考えていること、じぶんの身に起きている事象についても同じコトが言えると感じた。

意識していないと、じぶんが見ている景色、その時見えている景色が全てだと思い込んでしまう。


娘を乗せたアヒルボートをせっせと漕ぎながら、いつもと違う場所に漕ぎだしてみるっていいな〜と元気が出た。

夫との関係が悪くなり、家事育児と仕事に疲れて、退職のことばかり考えていたじぶん。その時じぶんが見ていた景色は、毎日の辛いことばかりを見ていたのかもしれない。

時間の余裕ができて、アヒルボートに乗っただけでそんなこんなを考える心の余裕があることに感謝の気持ちが湧いてきた。

夫も合流し、帰りの自転車で公園を1周した。

19時を超えても空は明るい。いつもなら家でバタバタと夕飯の支度か片付けをしている時間帯だ。夜の時間帯に外にいることにも嬉しくなった。

夕陽が沈んでいく景色に足を止めて、贅沢な時間を味わうこともできた。

うん?先日考えていた「時間を贅沢に使う」って、こういうことかもしれない。時間貧乏から少しだけ脱出できた気がした。

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アヒルボートのおかげで、わたしにとって特別な一日となりました。


贅沢な時間の使い方ってどんなんだろな〜憧れるな〜と思いながら書いた一昨日のnoteです。








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