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【827球目】Q&A

先日、とある打合せの中で今年の新卒社員から質問がありましたので、今日はそれに回答する形で書いていきます。


Q.新卒社員に期待することは何ですか?

その場では打席に立ってフルスイング三陽ルールブックにある言葉で回答をしました新卒社員は、いくつ失敗をしたかでその成長が決まってきます。失敗をしようとすると、発言・思考・行動の量が必要になってきます。新卒社員のちょっとした失敗は先輩社員や上司は大歓迎です。そこを理解して発言・思考・行動の量を増やしていくこと。必然的に失敗は増えてきますが、その失敗を繰り返さなければOKです。そもそも、三陽工業には失敗はありません。全て経験です

20代の差はそれ以降には埋まらないと言います。20代にどれくらい発言・思考・行動の量を重ねてその質を高めていけるかですね。

自分自身のことを振り返ると、行動の量だけだったなと思います。
認識している初めての失敗は新卒の5月。しかもそれを報告できずに、ずっと引っ張っていました。自分で解決してやる!と思っていたので、最終的に数ヶ月後それが解決した時は随分とほっとしたものです。今の新卒社員には、そんなことして欲しくないですね。失敗したらすぐに報告。みんなが守ってくれますから。

Q.生産推進グループが出来た理由と今後の方向性

このnoteでも書いていますが、改めて書いてみます。
生産推進グループが出来た理由は、簡潔に纏めると製造派遣業界の負のスパイラルへの違和感と、このままだと大手企業には勝てないと本気で考えたこと、それが相まって誕生しました。当初は自社工場のリーダー候補を育成する場所という定義でしたが、試行錯誤の上、多様な考え方、働き方を実現出来るグループとしてシンカしていっています。

これからの生産推進グループは現状の多様な働き方を実現していく為に、人事制度の再構築福利厚生制度の更なる充実を進めています。配属先で長期間働きたいという想いを持つ人もいれば、自社工場でリーダーや工場長を目指したいという人もいます。M&Aで新たに三陽工業グループになった工場へ行ってくれる人や、新規職場の立上に向かっていく人。主任という役職があり、技術の軸のみならず心の軸も伸ばしていきながら、現場の最適化を目指そうとしてくれています。

2016年にできたこの生産推進グループ。昔も今も三陽工業の最大の強みの1つです。そして、三陽ルールブックの50項目はこれです。

世の中の当たり前を変えようとしている会社で働いている事を理解する。

2つだとちょっと物足りないですね。質問を想像しながら書いてみます。

Q.生産推進グループは派遣ですよね(ネガティブな意味で)

はい、派遣です。ただし、派遣というスキームは使いますが中身は全然異なります。最近、一般的な派遣会社の経営者とお話をさせていただく機会がありました。全体の人数が約400名。1ヶ月の退社数は約30名。そんなお話でした。1ヶ月の退社率が約8パーセント。一般的な派遣の一般的な率だと思います。それが三陽工業になると半分以下になってきます。派遣という働き方を手段として考えているのが三陽工業であり、三陽工業の生産推進グループです。

一般的な派遣会社は派遣が目的です。私達は手段です。ではなんの手段なのか?日本の製造現場を元気にするために、仲間を増やす。そしてその仲間が成長していきながら、自分の人生を豊かにしていくための手段です。

そもそも、製造派遣にネガティブなイメージがついたのはリーマンショックの時の出来事が大きく関与しています。派遣切りという言葉ができたのはこの時です。最終的にはそのネガティブなイメージを排除したい。業界にある負のスパイラルを正のスパイラルに反転させていきたい。月の退社率が8%もあると、負のスパイラルになりますよ。私達はそれを変えていきます。

そして、それを一緒に変えていってくれる仲間を求めています。

最後に

生産推進グループは三陽工業の中心にあります。
その根本には製造業としての考え方や感性が根付いています。現場のことを第一に考えた時に、どういう派遣の形が良いのか。それを考え抜いた結果が生産推進グループです。

生産推進グループという存在が日本の製造派遣業界を変えます。それが変われば、真面目に一生懸命働く人が報われる世界がやってきます。三陽工業はそのために、この世の中に存在しています。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします(#^.^#)

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