葬儀で孫としての立ち振る舞いが分からない。日本で唯一の終活情報誌「凛咲vol.2」発売中
先日、祖父が亡くなりました。
おじいちゃんとの思い出
休みの日には昼間からお酒を飲んでいて、遊びに行くといつでもふわっとお酒の匂いがしたのを覚えています。七五三の時に祖父と家の前で写真を撮ったこと、私が就職した時、地図に印をつけて「ここが会社の位置やな」「本社はここか」ととても喜んでくれていたこと、私の娘の写真を見るのが一番良い薬になるんだと言っていつも見てくれていたこと。
葬儀に参列する中で、祖父とのいろんな思い出を懐かしく振り返りながらも、とても困ったことがひとつ。
「葬儀での孫としての立ち振る舞い」です。
その節はどうも…以外の模範解答はあるのか。
私は今32歳。25年以上前によく遊んでくれたらしい親戚のおじちゃんやおばちゃんが次々に声を掛けてくれたものの、名前も思い出せなければ自分との関係性もわからない。本当に困りました。
「あら~こんなに大きくなって!私、あなたが小さい時に沐浴してあげたことあるのよ~!」と、おばちゃんは〈私との思い出〉を大切に持っていてくれたのに、「その節はどうもありがとうございました」と、どこか他人行儀な返答をしてしまい、寂しそうな顔をさせてしまいました。
(かといって「どなたでしたっけ?」なんて聞くこともできず)
孫の代3人きょうだいの一番上なので、私がしっかり対応しなければと思っていたものの、全く歯が立ちませんでした。
タメ口でいいのか、敬語のほうが無難か。
1.親戚だからタメ口で話せばいいのか、敬語で話せばいいのか
私は無難に敬語を選択。その結果、おじちゃんおばちゃんたちは私との距離を感じたらしく、会話も続かず気まずい雰囲気。ごめんね…と思いつつも、タメ口で話す勇気も出ない。覚えている共通の話題もない。会話を続ける自信もない。困った。
2.「孫の〇〇です!久しぶり~!」とこちらから積極的に挨拶すべきか、私の事を父や母が親戚に紹介してくれるまでおとなしく待っているべきか
ひとまず、父が親族全体に私を紹介してくれるのを待つことに。その結果、私の事は皆に知ってもらえたけれど、誰が誰なのかわからずじまいのまま通夜の後の食事を迎えることになってしまい、どちらにせよ苦しい展開が待っていました。
私と同じように悩んだことのある方は多いのではないでしょうか。
結局、祖父の葬儀の中で、孫としての立ち振る舞い方の正解は見つかりませんでした。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、この度三和物産が手掛ける凛咲vol.2が発刊されました。
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12月23日から、関東・東北の書店やコンビニを中心に販売開始しています。
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あ~そうそう、こんな情報がほしかったんだよね!ということから、へぇ~知らなかった!ということまで、たくさんの情報が掲載された内容となっています。
祖父の葬儀の前に知っておいてよかったと思う内容がたっぷり詰まっており、これを読む前に葬儀に参列していたならもっと困っていたことでしょう。
ちなみに祖父の葬儀で非常に困った「孫の立ち振る舞い」については、まだ凛咲に記載されたことはありません。通夜や葬儀の間は余計な心配をせずに、思い出をじっくり振り返り、その人を想うことのできる時間になれば…と心から感じました。
私と同じような境遇で困ったことのある方は少なくないと思います。次回以降編集に携われることがあれば、ぜひ提案をしてみたいと思っています。
凛咲vol.2、並びにその後の続編にもご期待ください!