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#12「Sansanの価値を伝え、会社の未来をつくる」田代 和也 Sansan Interview Note

こんにちは!
Sansan株式会社でインターンをしています、山崎茉緒です!

2022年6月から人事本部新卒採用グループに所属している私ですが、就活生の頃は知らなかった人事本部の仕事のあれこれ、学生と一人ひとりと熱く向き合う姿勢…新たな発見に満ち溢れた毎日を過ごしました。

そんな人事本部の魅力を発信したい!という想いから、今回は新卒採用を担当する田代さんにインタビューしてきました!

大手からメガベンチャーに、未経験から人事に転職し活躍されている田代さん、実は自分の就活を振り返ると反省点も多いのだとか…?

そんな田代さんに、人事の魅力や就活への向き合い方を赤裸々に語っていただきました!

田代 和也プロフィール
2021年にSansanに入社。現在は新卒採用リクルーターとして総合職の採用を担当。インターンシップの企画や採用イベント、面談に従事。趣味はサッカーゲーム。

「結局、人だな。」と感じ、人事の道に

ーー入社してから今までどんな業務をされてきましたか?

2021年に入社し、主に学生の皆さんのリクルーターとして面談をしたり、インターンやイベントの企画・運営を行っています。他には、内定式をはじめとした、内定から入社までの全体の体験設計を行っています。

ーー学生時代からSansanに入社するまでは何をされていたんですか?

6歳から始めたラグビーを大学卒業まで続けていました。本当はプロの道に進みたいと考えていたのですが、怪我で断念し就職という道を選びました。両親の影響もあり教員の資格も取ったのですが、ビジネスを通じて自分の知見を広げたいという想いから、某大手IT企業に就職しました。

インターン生として広告の営業を経験して、新卒入社後も営業を経験した後、マネージャ―として組織運営を行っていました。

ーー営業を経験してきて、なぜ転職のタイミングで人事を希望したんですか?

振り返って、「結局、人だな。」と思ったからです。

大学までチーム競技に向き合ってきた経験や、前職で組織のマネジメントをした経験から、前例のない目標でも実現を信じて本気で向き合うチームは、不可能を可能にすることを感じていました。その頃から、「組織を足し算じゃなくて掛け算で見る」という考え方が自分の中にあります。

組織を構成する「人」という大事なリソースを社内に入れることができるのは人事の中でも採用担当だけなんですよね。

「ビジネスインフラになる」という壮大なビジョンに全員が本気で向き合っている組織の採用に向き合うことは、きっと面白くやりがいがあるのではないかと思いました。

ーー未経験で人事に入って、想像していた仕事とのギャップはありましたか?

学生の体験をこんなに緻密に設計しているんだ、と驚きました。

内定式や入社式って毎年同じことを繰り返すだけだと思っていたんですけど、伝える内容、話し方、そこに込められた想いなど細部まで工夫されていて、ここまで計算されているのか、と。

内定式の会場選び一つとっても、駅を降りてからこの経路で会場に行って…と全ての体験が想像されていて、何事にも意思と意図があることはいい意味でのギャップでしたね。


想いを汲み取り、社長の視座で語る

ーー仕事をする中で一番嬉しかったエピソードをお聞きしたいです!

シンプルに、Sansanを選んでくれることはめちゃくちゃ嬉しいなと思います。

無数に会社がある中でも、特にSansanは企業向けのプロダクトなので学生の皆さんにとって馴染みのある会社ではないんですよね。それでも就活という人生の分岐点でSansanを選ぶという決断をしてくれたことは非常に嬉しく、そこに向き合うことにやりがいを感じています。

ーー逆に、一番大変だったことはどんなことですか?

リクルーターになった当初、就活生の気持ちがわからなかったことです。

というのも、実は僕自身はあまり就活をしていないし、就活自体成功とはいえないんです。体育大学という特殊なバックグラウンドだということもあり、同じ気持ちで寄り添ってあげられていないのではないかと思うことはありましたね。

ーー全く違うバックグラウンドの学生との会話や、その先で会社の魅力を伝える際に意識していることはありますか?

相手の根源にある欲求や想いを汲み取ることと、会社の代表という意識で会社の未来を語ることです。

これに関しては、前職での経験がベースになっています。九州で組織運営を行っていた際、年次も雇用形態もバラバラな社員に対して、東京のやり方をそのまま反映して大反対されたことがありました。

今思えば、その場所にはその場所のやり方があるし、急に東京から来た一回りも二回りも年下の僕から指示を受けるという相手の体験が想像できていなかったんですよね…

そのときに、一人一人の背景や想いを汲み取って適した業務に割り当てる、会社の未来を社長の視座で語り続けることに注力し、成果を出すことができました。

学生と関わる際も同じで、たとえバックグラウンドや経験してきたことが違っても、その人の根源にある欲求を理解すること、代表として会社を語ることでお互いにとって意味のある時間にできると思っています。

ーーちなみに、田代さんはどんな就活をしていたんですか?

実は、IT業界の就活人気ランキングTOP3しか受けていないんです(笑)

内定をもらって当時は満足していたのですが、Sansanに転職をして衝撃を受けたことがありました。自分と同い年の人が、新規事業の立ち上げで成果を出していたことです。

僕がやってきたことは人に言われたことを正しくやって成果を出すこと。同じ時間を過ごしてきて、得たもののベクトルが全然違うなと思って。

どちらが正しいとかではないのですが、自分は世の中に新しい価値を生み出す人間になりたかったんです。本当に就活は成功だったのか、もっと色んな会社を見ればよかったのではないか、と感じましたね。


未来を作る仲間を集めるやりがい

ーー日々学生と向き合う上で、大切にしていることはありますか?

素直に失敗談を伝えることを意識しています。

順風満帆な人生だと思われがちなのですが、実は先ほどの就活での失敗だったり、前職での失敗だったり、他にもたくさん失敗をしてきています。そこをしっかり伝えることは、進路の意思決定に携わる中で自分ができることかなと思います。

ーー田代さんは、ご自身のどんな強みや性格が業務に活きていると思いますか?

チャレンジし続けられるところと、人のチャレンジを後押しできるところです。

今まで僕は、他の人がしない意思決定をしてきて、選んだものを正解にしてきたという自負があります。体育大学からIT企業に就職したり、大手からメガベンチャーの人事に転職したりね(笑)

だからこそ、これからも挑戦し続けるつもりだし、前例のない挑戦をしようとしている人、強い個性を持つ人の背中を押すことはできると思っています。

ーー田代さんの今の目標は何ですか?

Sansanの価値を正しく伝えられる人事になることです。

Sansanはブランディングが強く、イメージが先行している会社でもあると思うんです。だからこそ、Sansanのビジネスの面白さや可能性を短い時間でできるだけわかりやすく伝えて、魅力的に思ってもらうことが重要になります。採用のブランディングに向き合っていきたいと思っています。

ーー人事本部新卒採用担当の仕事の魅力を一言で伝えるとしたら?

会社の未来をつくる仲間を集められる仕事です。

たくさんの伸びしろがある人たちを採用できることは本当にやりがいがあります。会社としても新卒の学生に大きな期待をしているし、一人一人に向き合って育てるカルチャーがありますしね。

あとは、人生の分岐点に携われること。転職は何度もする可能性がありますが、新卒で入社するのは一度きり。一生忘れないと思うんですよ。

その瞬間に関われるのは、新卒採用担当だからこそ感じられるやりがいだと思います。

ーー就活の段階では、まだやりたいことやなりたい姿が見えてこない学生も多いかと思うのですが、見つけるヒントをください!

「今まで生きてきた中で自分を形作った一番大きな経験って何なんだろう」というのを振り返ること。ここで、ネガティブなところから振り返ることがポイントです。

意外とポジティブなことよりもネガティブなことが行動の源泉や原動力になっていることも多いです。

例えば、僕は怪我をしてスポーツができなくなった経験があるのですが、そういったネガティブなことにこそ課題が埋まっているし、その課題を解決するのが世の中の会社ですよね。だからこそ、自分の負の経験を深掘りしていくっていうのが大事かなと思います。

ーー最後に、読んでいる就活生に対して、メッセージをください!

就活はマッチングでしかないです。結局1社しか選べないんですよ。

この先の人生においても、ここに賭けるという覚悟。選択じゃなくて決断をし続ける、その一歩目としての就活だと思っています。

皆さんが覚悟をもって決断して、前向きな社会人生活のスタートダッシュが切れることを願っています。


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