迷ったときは、カッコいいほう。だからマグロだった。Vol.37
子供の頃、漁師に憧れていたという浜松・SANKO海商のIさん。転職を考えた時にふと思い出し、水産仲卸の世界に入られたそうです。今ではSANKO海商で大活躍中!
あなたにとってSANKO海商とは?
SANKO海商になったことで凄く働きやすくなりました。自分の仕事を見てくれるというか、やったらきちんと評価してくれる、働き甲斐がでてきました。
前身の海商からSANKO海商になって、それほど変わりましたか?
以前は家族経営のような感じでゴマすった人間が可愛がられる世界だったのが、今は実力つければきちんと評価される実力主義になってやりやすくなりました。事業内容も、仕事の進め方も大きく変わりましたし。
社歴は何年で、いまどういった業務をされていますか?
入社して6年目で、マグロの加工をしています。加工はバチマグロ、ミナミマグロ、本マグロ、ビンチョウマグロなど色んなマグロを寿司ネタ用や柵どりなど、スーパーや飲食店向けに加工しています。うちの部署は少人数で回しているので、多い時で1日200㎏くらいかな。
水産仲卸は特殊な職種だと思いますが、なぜ仲卸を選ばれましたか?
子供の頃は漁師に憧れていたけど、いつ頃か諦めて別の仕事に就いていました。転職しようと決めた当時も釣りはしていたし、魚に関連する仕事がいいなぁと漠然と思って。海商だけ、’まぐろの海商’ってついていたんですよ。魚をいじるならマグロだろって、ここに決めました。
他の魚はあまり知らないですけど、マグロは大きいし、カッコいいじゃないですか。迷った時はカッコいい方をこれまでも選んできました。
現在のSANKO海商で挑戦したいことはありますか?
マグロのことを聞かれた時に、分からないと言いたくない。マグロのことはなんでも知っていて、なんでも出来るようにしていたい、それは加工に限らず。マグロのことならなんでも自分に聞いてって。
下がり続ける魚の消費をどうすれば盛り上げられるのか、何が必要で、かつ水産仲卸として何ができると思いますか?
先ずは知ってもらうことかなと思いますね。魚の食べ方など、魚のことを分からないから、知らないから、買わない食べないという人が多いと感じているので、一般の方がもっと魚について知る機会を作りたいです。
今年からマグロの即売会をしていますが、移動販売などでもっと全国へ広げたりとか、そういうのがやってみたいですよね。店舗を色んなところに置きたいです。
Iさんの仕事人としての夢はなんですか?
あまり夢ってないですけど、商品開発など作り上げるのが好きで、浜松の工場を色々回って作ってもらったりはしています。マグロ餃子の次の商品として、今はマグロメンチに挑戦してます。最初に作ったのは旨かったのに、その後まずくなって何でだろうって、また工場に行ってきます。
マグロカレーのパウチも考えているけど、受けてくれる工場があまりなくて。。時間もあまり作れないけれど、なんとかやり遂げたいです。
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