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えりょん
2023年3月25日 06:29
遠くなって行く意識深くて浅い眠りに 夜通し やるせなくなって 軒先に 垂れる 雨音がぽつりぽつりと音が 混じり合う 優しい 調べ なのに わたしは 取り入れ忘れた 洗濯物を 思っている ベッドに もぐりこみながら ただただ 独りで過ごす時間の長いことに 圧倒されている #詩 #詩作#詩を書く#ポエム#記憶#孤独
2023年2月14日 10:07
あの岬の向こうに何があるのか知りたくて 知りたくてだけどあの岬の向こうに行く勇気が出なくて時間がたっぷり 経ってしまった僕等は何に ためらっていたのだろう灯台のある岬を荒れ果てる海を絵に書いた僕等は夏休みの宿題に行った事もなければ見たこともないあの岬をそしてその向こうを僕等は絵に書いたどうしようもないもどかしさ幾重にも もつれ合う
2023年2月13日 13:11
芽吹く季節の変わり目あの時猫がいた孤独の裏側あなたに幸せの絶頂にいるあなたに羨ましさが募るいや 違う嫉妬に似た安堵感わたしはとうとう逃げ場をなくした猫がいた緑に囲まれた 記憶の断片思いおこすことでしかあなたに 逢えない猫がいた思いおこすことさえ許されないあなたは 誰かのものになった猫がいたあの時芽吹く季節の変わり目たしかに
2023年2月3日 10:50
宇宙の広さを知ってる近くにあるまぶたの奥全部うそっぱちあなたもあの人も宇宙の広さは時として自由を奪うひとりごちる計れない 時間の長さ闇を生む宇宙の片隅に寄る辺なく 力つきるわたしを賛美歌が駆け巡る行かなければならない場所はこの 宇宙のどこにあるのだろうまぶたの奥すぐ そばの気もするけどわからなくて日々のささやかな積み重ねを震えるほど