Satomi Ogawa

Satomi Ogawa

最近の記事

【自分でやりたいのに、やっぱりひとりでは出来ない話】

今夜から雨。こっちの圃場では降ってほしくないけど、あっちの圃場では降れ!(なんてわがまま) こっちの圃場では、元々水田で土地が低く、3月以降毎週雨!でずっと耕うんできず、手作業で溝を掘り、畝を立て、マルチ張り、、一つ終えるのに1日がかり。 この毎日の奮闘ぶりを見ている周りの農家さんや家庭菜園のおじちゃんなどは、よく見に来るし、話しかけてくれるし、時にはアドバイスもくれる。私のような女性がやっているとなると、心配になるのかな、と思ってしまう自分がいる。 私は、「女性だから

    • ひとり農業と育児①

      私はいま、会社員を辞め、農業をしています。 養鶏と、露地野菜。 春になり、植物や動物が動き出し、周りの景色がどんどん変わるこの季節。 農業でも、農繁期と言われる忙しい時期に突入しています。 私にとっては初めての農繁期。しかも初心者。 ということで段取りが肝心だとは思いつつ、経験がないことで時期を逃し失敗することもたっくさん出てきています泣 雨により、畑(水田を畑にしようとしているので余計に)が乾かないので機械が入れない。 けれども、苗はどんどんできる。 けれども育てた苗が弱く

      • 鶏たち(成長中!)の現在地はどこ?【基礎知識がなかったので確認】

        ひよこたち(見た目は鶏、声はひよこ!)、すっかり大きくなったけど、 実はまだ孵化して59日。ヒトならまだ新生児感が抜けない頃だと思うと、 鶏の成長は早いなあと驚く日々です。 通常、ブロイラーなど若どりと言われる肉になるものは50日齢前後で出荷されるはずなので、よくスーパーに並んでいる鶏肉は、まだ若い雛だということになる。 実際に初めて育ててみると、「こんな短い付き合いでもうお別れだなんて!」と驚愕です。 成鶏へと成長していく彼らを見てて思うこと。羽が本当にきれい。ふわっと

        • 土に降りたった雛たち←鶏舎へ引っ越し

          23児の母となって(ひよこがウチに来て)1ヶ月。ぬくぬくと甘やかして育てています。順調に成長。 大きさはハトくらい、アタマからはにょきにょきとトサカみたいなギザギザが出てきて、見た目は完全にニワトリです。早い!でもピヨピヨしてる。 思うに、トサカが大きめで赤い個体は雄、小さくてまだ黄色い個体は雌なのではないかと思う!(単なる成長度合いかも。気が早い) でもピヨピヨごちゃごちゃ動くので、数が数えられないでいます。ちゃんと21羽いるのかも不明。 百とか千単位で飼う人は、数は数え

        【自分でやりたいのに、やっぱりひとりでは出来ない話】

          【エサづくりをやってみたら、養鶏の方向性を定める必要があることがわかった話】

          1番、養鶏する人の思い入れによってやり方が変わるのが、エサじゃないかと思う。鶏卵や鶏肉の味も、餌によって変わるらしい。 (私は正直、鶏卵鶏肉の味の違いはまだよくわからない。。) エサのやり方は大きく分けて2通り。 (ここから先は私なりに調べて理解したことなので、違ったらご指摘ください) 1、配合飼料をやる   (既にできている!カロリーメイト的な?楽!) 2、自分でつくる   (手料理!) ひなを購入する前から悩んでいたのは、この二択。どっちにしろまずはやらないと何もわ

          【エサづくりをやってみたら、養鶏の方向性を定める必要があることがわかった話】

          畑はなかなか借りられない!【露地栽培もはじめました】

          会社員をやめて農業するぞとなってから、2か月が経ちました。 近況としては、こうです。 ① 鶏舎をつくり、鶏の雛を購入。(養鶏スタート) ② 農場を借りた。耕した。 ③ その他。軽トラや野菜作りに必要なものを購入。 今回は②の部分、農場を借りるまでのことについて書きたいと思います。 これ、一番大変で時間もかかったし色々と考えさせられたのに、結局自分の力は一切役に立たなかったという話です。ざっくり、何をしたかというと、、、 1.まずは、農家さんに直接話してみた。 2.次は農

          畑はなかなか借りられない!【露地栽培もはじめました】

          はじめての育すうと、私の養鶏スタイルの模索。

          まるでおはぎ。 1/26にうちにひよこが来てから昨日で1週間。 普通なら親鶏(体温40℃以上)のお腹にくっついて暖まるひよこも、親がいないので人の手で暖めてやる必要があり、これに神経を使いまくった1週間でした(それと電気代)。 (脚が乾いてはいけないので、湿度を50%以上保つため、昼夜3時間おきに敷料を湿らせるのも大変だった!まるで産後みたいな睡眠リズム) その他、点灯管理、エサの内容とタイミング、健康観察(一時少し温度が足りずお腹ゆるめになってしまった)などなどなど、、

          はじめての育すうと、私の養鶏スタイルの模索。

          うちにひよこが来た。【養鶏はじめました】

          うちにひよこが来た。 ついにやっと、養鶏から、農業という仕事がスタートです! 「養鶏」を選んだ理由は前回の記事でも書きました。 でもよくよく考えてみたら、というか読み返してみたら、、、何か違う。 本当の理由は別のところにあると感じたんです。 もともと、家畜(牛豚鶏)は好きです。動物として。 日頃から卵、お肉など、、、動物性蛋白質を与えてくれる存在。 ヒトとしての自分には栄養源(獲物?)でしかないはずなんですが。 それでも「家畜」として生まれたにもかかわらず、呑気に昼寝をし

          うちにひよこが来た。【養鶏はじめました】

          まずは、養鶏から始めます。

          さて農業、始めます。 とりあえず、鶏を飼うところから始めよう。 卵と鶏肉の生産。 なぜなら、今は1月。野菜づくりにはまだやれることが少ない。 今やれることはどんどんやりたいので! (調べてみたら、本当は暖かくなってからの方がいいみたいだし、 野菜づくりにもいろいろと準備いるんだけれども。) なぜ鶏か。 理由はおおまかにふたつ。 1. 新鮮な野菜と新鮮な卵。これで朝ごはんが大体オッケー農業をやるからには販売戦略みたいなものが必要です、よね。きっと。 野菜を売ろう、となった

          まずは、養鶏から始めます。

          【核家族って、しんどくないですか?】ご飯づくりをしない文化になれ、の話

          これは、私が農業含めこれからやりたいと思っていることのベースにもなる話。 こんなこと、改めて言わなくても 「そんなの、当然でしょ!しょうがないよ!」 と言われそうだけど、、 敢えて言いたい。 「核家族って、しんどくないですか?」 (わかる!と言う声がどこからか聞こえて来て欲しい) 核家族って、とひと口に言っても色々ありますよね。 ここで言いたいのは、仕事家事育児を共働きの大人2人で全て思う通りにやり切ることが、です。 わかってます、そんなの、皆わかってるし、それ

          【核家族って、しんどくないですか?】ご飯づくりをしない文化になれ、の話

          【自己紹介】31歳女、農業はじめます

          こんにちは。 サトミと申します。 学生の頃から農業経営者を夢見ていたにもかかわらず、大卒後すぐに飛び込む度胸もスキルもなく、会社勤務9年。 途中結婚を経て出産2回を経験し、フルタイムワンオペのワーキングマザーを5年。 ついに退職し、すべてが自分次第、の道を歩き始めた31歳です。 資格といえば普通自動車免許くらい。 スポーツ、アート、特別なスキルもない。 文章能力、コミュニケーション能力も自信ない。 いいお母さんにもなれてない。 とってもズボラ。 そんなない

          【自己紹介】31歳女、農業はじめます