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【自分でやりたいのに、やっぱりひとりでは出来ない話】



今夜から雨。こっちの圃場では降ってほしくないけど、あっちの圃場では降れ!(なんてわがまま)

こっちの圃場では、元々水田で土地が低く、3月以降毎週雨!でずっと耕うんできず、手作業で溝を掘り、畝を立て、マルチ張り、、一つ終えるのに1日がかり。

この毎日の奮闘ぶりを見ている周りの農家さんや家庭菜園のおじちゃんなどは、よく見に来るし、話しかけてくれるし、時にはアドバイスもくれる。私のような女性がやっているとなると、心配になるのかな、と思ってしまう自分がいる。

私は、「女性だから」と一律非力扱いされるのが本当にイヤなので、出来れば何から何までちょちょいのちょいでやってのけたいし(トラクタで耕うんし、畝立てだって)、「大丈夫かぁー?」って言われただけでピクッとなってしまう(反応しすぎ)。

でも一方で、このおじちゃんたちとの会話が、孤独や疲労や焦りを紛らわせてくれてる事実にも気付いたりする(昨日気づいた!)。。

雨降りの前、やっと乾いてきた圃場、、どうしよう。焦りまくって周りの圃場で耕うんしている農家さんたちに突撃をかける。「トラクタ貸してください!」、、、見知らぬ女性に言われてもなかなか貸せないのはわかってる。

しょんぼり戻る私の背後から、さっき突撃したおじいちゃんがトラクタでやってきた。そして私が苦戦中の田んぼ1枚分、とってもきれいに耕うんしてから、歩み板をロータリーに乗せて、颯爽と帰っていった、、!カッコいい。

でも、自分で耕うんしたかったな。。

でも本当、みなに助けられてるなぁ。
でもこれじゃ上達しないな。
ちょちょいのちょいはまだ先だな。 

めちゃめちゃ複雑な気持ちだけど、
おじいちゃんヒーローのおかげで、その後急いで畝立てし、何とか雨に備えることができました。よかった。本当にホッとした!

明日は休みで雨。全身痛むから、子たちとゆっくり何しよう。

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