お花が枯れていく姿を見るのはやっぱり悲しいし寂しい
ここ数ヶ月で、お花を家に飾る暮らしがしたいと思っていました。
その想いが伝わったのか、ショッピングモールに出かけている時、家族から「お花買って帰る?」と言われ、「うん、買って帰ろう!」と即答しました。
嬉しさのあまり目を輝かせながら、お花屋さんおすすめの綺麗なオレンジ色のガーベラが入ったブーケを買い、そこにわたしの好きなかすみ草をつけてもらい買って帰りました。
急なことだったので家に花瓶がなく、家に着いた後、100円ショップでガラス瓶を買い、胸を躍らせながら自転車をダッシュで漕ぎました。
着いた後、家族からお花のいけかたなど色々教えてもらい、お気に入りの木のテーブルに置きました。
それはとってもとっても色鮮やかで、見るたびに心を癒してくれるものでした。
そんなに効果があるなんて思っていなくて、わざわざお花にお金を出す意味。。。とか思っていたのですが、そこでやっとわかったように思います。
不慣れなわたしは、水をかえる日を間違えたりとそれはもう適当だったのですが。。。
それでも、1週間生きてくれました。
その間に写真を撮ったり、眺めたり、日に浴びさしたりとして楽しんでいました。
いるだけで嬉しいですし、日に当たった姿なんて綺麗で繊細でした。
でも別れはある日突然やってきて、オレンジ色のガーベラが急にしなっとなって自立できなくなったのです。
その姿は、「元気がないよ。」と言っているようにも感じました。
短い出来事なのに、老いたことをものすごく感じる瞬間でした。
わたしの知らない間に歳をとっていたのです。
お花にも歳って概念があるんだ。そして、流れている時間が違うんだ。気がついた瞬間でもあったのです。
同じ人間ではないのに、命を持ったもの同士、どうしても終わりを告げる瞬間を見るのは悲しい。
生きてくれてありがとう。と思う反面、もうこの世からはいなくなるのだ。とも思う。
そのお花にとっていいことはあったのだろうか、いい人生だったと言えるのかとも気になったりもする。
たかがお花の命かもしれない、けどみんな同じ世界で生きているんだって思います。
正直結構悲しくて、もう買うのやめようかな。とか思ったのですが、そんなお花たちが短い時間でも自分たちを美しく見せている瞬間は何度も見てあげていいのかなぁ。とか思ったりもします。
人間のためにいける為に生まれてきてしまったお花たちはきっと嬉しくないかもしれませんが、その分大事にしてあげたいなぁ。って思います。
何度も出会い、何度も別れ、
その度にわたしは切なく悲しい思いになるのだろうけど、それでもお花と一緒にいる人生を選んでいこうかなと思います。
ありがとう、ガーベラ、またよろしくね。
読んでくださりありがとうございました📙
さな
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