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さん
2019年1月27日 14:32
ラーメンができあがり、熱々の、正直に言えばちょっと熱すぎるラーメンに小さな悲鳴を上げながら、麺をすする高校生たち。 ここで、三度目の注目ポイントが登場した。 話の流れから、里志が何気なく将来何になろうかな、という。 奉太郎はレンゲでスープを一口すくうと、 「弁護士なんかどうか」と言った。 頓狂な声をあげて驚く里志に対して、最初に思いついただけだ、他には仕事人なんかどうだ、という
2019年1月26日 00:53
米澤穂信の『いまさら翼といわれても』『氷菓』をはじめとして、神山高校古典部に所属する高校生4人が日常の謎を解いていく「古典部シリーズ」の第6作で、現状の最新刊である。 この「古典部シリーズ」、わたし自身も高校生のときにアニメ化され、アニメも小説も楽しんでいたのをふと思い出した。 アニメを見返すと、ふたたび面白さに感銘を受けた。 2016年発行の第6作をまだ読んでいなかったので、さっそ
2019年2月6日 00:51
先日、びっくりするぐらい長文の読書感想文を書き、2本仕立てで投稿した。実は、この小説についてまだまだ語りたいことがたくさんある。なので、マガジンにまとめてしまおう!と思った。米澤穂信の『古典部』シリーズ第一作の題名を頂いて、『氷菓』文集とします。まあ、2日で飽きるかもしらんけど。 これを書くにあたって、ひとつ気をつけようと思っていることがある。 それは「折木奉太郎