100年時代のゆとり世代。マルチステージ化とは?
LIFE SHIFT-100年時代の人生戦略-を今読んでいて、もっと自分の人生を生きるべきだなと思った。
今までの時代は3ステージと言われている。
『教育⇨仕事⇨引退』
だけど、この過去のモデルは役に立たなくなる。
これからは100年時代と言われ、マルチステージ化すると言われている。
つまりは、3ステージでは収まらない、3ステージでは100年生き抜く事ができない。
マルチステージ
今までのキャリアは1社で定年までだった。近年では、転職も容易にできるようになったが、キャリアアップでの転職はごく一部しかできておらず、まだ転職というものに抵抗がある会社が多くある。
だが、これからの時代は、キャリアを2つ、3つと持つ事が重要とされている。つまり、人生に多くの選択肢を持つ事ができる。このキャリア形成には種類がある。
『エクスプローラー(探検者)』
選択肢を狭めずに幅広い進路を検討して行くステージを経験する人
『インディペンデント・プロデューサー(独立生産者)』
自由と柔軟性を重んじて小さなビジネスを起こすステージを生きる人
『ポートフォリオ・ワーカー』
さまざまな仕事や活動に同時並行で携わるステージを実践する人
この新たなステージが社会に浸透したことを考えると、ワクワクが止まらない。どのステージも面白そうである。もちろん、どれを取っても個人にかかる負担は今まで以上にあるし、責任も重くのしかかってくるのではないかと思う。
ただ、100歳まで生きると言われている世代が、70,80歳まで働く事を考えただけでも愕然とする。その歳まで体を酷使したとすると、どのみち100歳まで生きる事ができない可能性の方が高い。つまり、何も行動、チャレンジせず今まで通りの生き方でいることは、自分の人生の責任を放棄していることになる。
長寿化のメリット、デメリット
この本は、長寿化がもたらす影響は、何も悪いことばかりではないと書いている。
デメリット
・働く期間が10年、20年増える可能性がある(対応をしなければ可能性大)
・老後の資金を確保する事が非常に難しい
・そもそも、100年間生きれるか分からない(金銭、健康面)
メリット
・社会人として生きる期間(40〜50年)の中で1,2年休暇を取るのも可能になるかもしれない。
・家庭と仕事の関係が変わる。男性が会社勤め、女性が家業というものがなくなり、ジェンダーの不平等が縮小する。
・マルチステージが当たり前になると、再学習する期間も現れ、年齢とステージが一致しなくなる。つまり、年功序列ではなく実力社会となる。
第1章、2章を読んで
2章までは、「長寿が齎すもの、過去のモデル」が主に書かれていて、これからは何もかもが新しくなり、その凄まじいスピードについていかなくてはいけないプレッシャーを感じた。ただ、今までの常識が通用しなくなるということは、変化に対応して行けたものが生き残る事ができ、結果を残す事ができるのであれば、誰にでもチャンスがあるなと思う。
あとは、継続して行動をし続けられる人は、この先も強いなと個人的には思う。
継続は力なり、まさに。
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