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Formula1(F1)

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formula1 2020シーズンを考察していきます
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#F1

どうなるレッドブルとフレキシブルウィング問題!?アゼルバイジャングランプリに向けて┃F12021シーズン 5戦を終えて

どうなるレッドブルとフレキシブルウィング問題!?アゼルバイジャングランプリに向けて┃F12021シーズン 5戦を終えて

2021年シーズンのF1も先々週のモナコで5戦が経過。
そして今日からアゼルバイジャンGPが開幕します。

前戦のモナコグランプリ同様特殊な市街地サーキットで何となく前半戦の一区切りという勝手なイメージを持っていますが、そんなアゼルバイジャンGPに向けて、これまでのおさらいと、注目ポイントを。

1)5戦を終えた時点の勢力図をおさらい

モナコGPでのタイヤの温まりに苦労したルイスが取りこぼしたの

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開幕戦から見えた、メルセデスとアストンマーティンの憂鬱

開幕戦から見えた、メルセデスとアストンマーティンの憂鬱

F1 2021シーズン開幕戦から1週間以上が経ちました。
開幕直前に戦力予想をしましたが、当たっている部分と外れている部分が見えてきました。
今回は特にローレーキコンセプトを採用した2チームから見えたレギュレーション変更の影響を書き留めたいと思います。

ローレーキコンセプトが戦闘力に悪影響??開幕前の予想では「メルセデスはレッドブルに相当追いつかれている」と記載しました。その理由は、レッドブルが

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F12021シーズン開幕直前 シーズン予想

F12021シーズン開幕直前 シーズン予想

いよいよ26日。2021シーズンのF1グランプリが開幕します。

今日は、開幕前日ということで
各チームの新車や短い期間でしたがプレシーズンのテストから、現時点でのチームの順位を予想してみたいと思います。

おさらい、昨年の順位

今年の強さを予想する上で、まずは昨年の順位を振り返ってみましょう。
昨年の結果から、各チーム間の速さをイメージして配置してみました。

今年のマシンは、昨年のマシンから

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隠し玉あり、復権に向け進化│レッドブルRB16B-F1 2021新車レビュー

隠し玉あり、復権に向け進化│レッドブルRB16B-F1 2021新車レビュー

20年シーズン。開幕前テストで実質最速タイムを叩き出して、復権に向け最高のマシンを作り上げたように見えながら、開幕が遅れている間のメルセデスの進化、そしてシーズンを通してリア周りの不安定を解消できずマシンを進化させられなかったRB16。

=関連NOTE=

20シーズン開幕前テスト最終日テストの様子

21年型マシンは昨年のマシンの継続を意味する「RB16B」と名付けたにもかかわらず。そこはやは

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期待値無限大│アルファタウリ・ホンダAT02徹底考察-F1 2021新車レビュー

期待値無限大│アルファタウリ・ホンダAT02徹底考察-F1 2021新車レビュー

18シーズンから始まるHONDAとレッドブルグループとのパートナーシップのきっかけを生んでくれたチーム。そして21年シーズンは角田裕樹選手が正式ドライバーとして参戦。
小林可夢偉以来7年ぶりの日本人F1ドライバーが駆るチーム。
そして、HONDAのF1参戦最後の年※1
角田君がF1で実力を発揮したら一体どんな走りを見せてくれるのか?
本当に楽しみですよね。

=関連記事=

■新車(AT02)

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【F1 2021新車レビュー】マクラーレン新型マシンMCL35Mを徹底考察

【F1 2021新車レビュー】マクラーレン新型マシンMCL35Mを徹底考察

ついに2021シーズンのF1マシン第一弾が発表されました。
個人的には最も見ごたえのあるチームだと思っているマクラーレン。
さて、どのように変わったのか?
ワクワクが止まらない‼️

■チームデータ & 背景
 運営企業 :McLaren Racing Limited
 チーム名 :マクラーレンF1チーム
 シャシー :マクラーレン
 エンジン :メルセデス

20シーズン、ジェームス・キーの加入

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F1 2020 第6戦を終えて。

F1 2020 第6戦を終えて。

お久しぶりです。
2020年のF1も6グランプリが終了。

レーシングポイントのメルセデス模倣問題やパーティーモード禁止など
色々なニュースはありますが・・・。

1週間のお休みという事もあり、久しぶりにノートしてみようと思います。

6戦を終えてのランキング

開幕前の予想通りメルセデス強いですね。

レッドブルは2位で、戦前予想通りフェラーリは圧倒的なパワー不足からレーシングポイント、マクラー

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F1ルール変更で予算制限を32億円引き下げへ

F1ルール変更で予算制限を32億円引き下げへ

7月のオーストリアGPでの無観客開幕が濃厚?になってきたF-1。
前回のノートでも予算制限の引き下げに関する、クリスティアン・ホーナー代表(レッドブル)のアイディアに対する考察をしましたが
ここにきて一つの方向性が出そうです。

1、レギュレーションの途中変更に関するルールを変更ルール制定は参加チームの過半数があれば成立する一方で、制定されたルールの途中変更は全チーム一致が条件でした。それが4月2

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「予算制限よりもマシン購入の方が良い By クリスチャン・ホーナー」を考察

GWになって、久々にF1関連のニュースを読んでみたのでニュースに対する感想を。

今回はこのニュースに対する感想と考察をしてみようと思います。

F1-GATE『レッドブル・ホンダF1 「コストを抑えたければ我々のマシンを買えばいい」』によると

レッドブルのクリスティアン・ホーナー代表は、中団以降のチームによる、現在約190億円で設定されている予算の108~160億円への引き下げ主張に対して

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『1週3秒”遅くなる”!?』2021 F1何が変わる?レギュレーション変更をおさらい

『1週3秒”遅くなる”!?』2021 F1何が変わる?レギュレーション変更をおさらい

2021年のF1は、
チーム間の競争力が均衡化される。
持続可能で、世界最先端のレースを技術のショーケースとなる。
更に環境への配慮を目的に。
そのレギュレーションが大きく変わります。

2020年のF1の開幕が大幅に遅れている今、来年について改めておさらいしておきたいと思います。

読むのが面倒な方は動画をどうぞ!!

大きな変革その1 ボディワーク1、乱気流を減らすボディーワーク

現在のマシ

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あなたはどれを選ぶ?アルファタウリ圧倒的得票数でNo.1を獲得┃F1 2020ベストカラーリング賞

あなたはどれを選ぶ?アルファタウリ圧倒的得票数でNo.1を獲得┃F1 2020ベストカラーリング賞

F1.comでのファン投票の結果2020年マシンのベストカラーリング賞が決定しました。僕個人は悔しいかな、やはりアルファタウリが一番良いと思ってしまいました。皆さんはどれが一番好きですか?

さてさて、そんなアルファタウリですが、大幅にカラーリングを変更したと同時に、レッドブルのアパレルブランドとして、カラーリングにも相当力を入れていたこのマシンが圧倒的な得票率で1位を獲得。
本物のデザイナーが何

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<6億オーバー>F12020エントリーフィー┃メルセデスが史上最高額を更新

<6億オーバー>F12020エントリーフィー┃メルセデスが史上最高額を更新

F1 2020シーズンも開幕まであと1週間。
オーストラリアはメルボルンでの予選。最新マシンのガチンコのタイムアタック。今シーズンの勝負の体勢が決まるといっても過言ではない重要なレース。
最高に待ち遠しいですね。

今日は、そんなメルボルンでの開幕を迎える各チームの今シーズンのエントリーフィーから、あらためて改お金周りを振り返ってみたいと思います。

おさらいまでにF1のエントリーフィーは、基本料

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テスト最終日『レッドブル』ついに実質トップタイム┃F1 2020プレシーズンテスト バルセロナ 最終日

テスト最終日『レッドブル』ついに実質トップタイム┃F1 2020プレシーズンテスト バルセロナ 最終日

6日間に渡ったF12020シーズン開幕前テストも最終日が終了
ようやく今シーズン、スタート時点での強さがある程度見えてきました。

昨日、新しいフロンドウィング、バージボードを持ち込んでテストを実施したレッドブル。最終日もPU以外の部分でトラブルが発生してしまいチーム合計104周しか走り込めていない。
そんな中、遂にソフトタイヤを履いてのタイムアタックを実施。
C4タイヤを履いてTOPのメルセデス

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チームHONDA速さを見せる┃F1 2020プレシーズンテスト バルセロナ 4日目

チームHONDA速さを見せる┃F1 2020プレシーズンテスト バルセロナ 4日目

2月26日(水)、2020年F1プレシーズンテスト4日目がバルセロナテストのカタロニア・サーキットで行われました。

ニュースによると、

セッション開始直後、レッドブル、アルファタウリ共にアウトラップのみでピットイン。そのあと後3時間近くをガレージ内で過ごした。

とのこと。
セッション終了後。チームからは

「サスペンション関連の問題(レッドブル)」
「パイピングのゆるみ(アルファタウリ)」

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