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教員志望の僕が海外でインターンシップをしている件について

サワディークラップ!

こんにちは😃

昔話と自己分析の記事です利己的な笑

僕は現在バンコクのとある人材会社にてインターンシップを行なっているのですが、なぜそもそも教員志望の僕が海外でインターンシップをしているのか?

①海外留学の経験

プロフィールの通り、僕は2018年8月23日から2019年2月15日までをヨーロッパで過ごしました。

僕にとって、この留学はその後のインターンシップの後押しとなりました。

ヘルシンキで学んだこと

ヘルシンキ大学で教育を4ヶ月学びました

・教育の力

フィンランドは言わずと知れた教育大国です。当時あまり有名ではなかったフィンランドが、PISA学力テストの順位により一躍「教育先進国」の烙印を押されたことは記憶に新しいでしょう。なぜそこまで教育に力を入れているのか。その1つの理由としては「資源の少なさ」が挙げられるでしょう。フィンランドは日本とほぼ同じ面積を保有しながら、北海道とほぼ同じ人口の人々が生活しています。さらに、石油が多く取れるわけでもないですし、観光産業で売っていくにしても他国に比べるとこれ!といったものが少ないです。とすると、何を大切にフィンランド🇫🇮としてのアイデンティティを保持するか。それが、国民だった訳です。つまり、常に変化する流動的な現代においで最も力を入れるべきは国民への教育だったわけです。

「一人一人が自立し、よく考えること」

その考えをもつ人々が多ければ多いほどフィンランドは他国に負けない国となれる。実際、自立心の養われた人々が多く、小国ながらノキアやマリメッコ・イッタラ、アングリーバード等々有名企業を生み出しているところを鑑みるとこの考え方に納得せざるを得ません。

・生き方の多様性

フィンランドの学生はギャップイヤーを取ることに抵抗感が薄いです。というのも、フィンランドの大学入試の倍率は非常に高く、一浪、二浪をしている学生もざらにいます。日本と違い、教育に関してほとんどお金のかからない国ならではの心の余裕が生み出した産物とも言えます。又、フィンランドには兵役があり、高校を卒業すると、期間に差はあれど国内のどこかで訓練を受けなければなりません。その点からも、大学には異なる年齢の人が多く、共に学んでいます。年齢はただの数字という考えてですね!

・環境問題に対する意識

フィンランドだけではなく、ヨーロッパ全般的に高いのが環境問題に対する意識。特に地球温暖化に関して非常に危惧している学生も多数いました。タイに住んでみて再認識しましたが、コンビニのレジ袋を大量に使用しており、アジアはまだまだ環境問題に対する意識が低いように感じました。

・コンビニについて

約3〜4年前でしょうか?フィンランドの法律が変わり日曜日もお店がちらほら営業するようになり、24時間営業の店もできてきました。多くのフィンランド人は外食をせず自炊中心のため、あまり問題がないのです。そこでふと思ったのが「あたりまえ」であったコンビニエンスストアの意味。確かにコンビニは非常に便利です。他にも日本には24時間営業のお店があります。しかし、いざ働く人の立場や環境面から見ると悪い点も見えて来るでしょう。日本やタイの繁華街では5分おきにコンビニに遭遇します。果たしてあれだけの数が必要なのか。フィンランドでその「あたりまえ」を壊されました。

・子育てをする男たち

電車やトラムに乗っているとたまに気づくこと。それが、ベビーカーを押す男性たちの姿!あるときは公園で子供たちと戯れる男性もいました。噂には聞いていましたが、本当に北欧はイクメンが多いです。

・女性の社会進出

上記に合わせて、女性の社会進出でもやはりランキング上位と言って良いでしょう。「タルヤ・ハロネン」という女性をご存知でしょうか?そう、

「タルヤ・ハロネンじゃねぇーよ!?」

でおなじみの彼女です!(ハリセンボンのネタ)彼女は2000年〜2012年までフィンランド🇫🇮初の女性大統領として、フィンランドの女性社会進出に貢献しました。

ドイツで学んだこと

テュービンゲンでEUと付随する法律を学びました

・歴史を繰り返さない姿勢

EU(European Union)がなぜ設立されたかをご存知でしょうか?そう、それは、「歴史を繰り返さない」ため。言わずもがな、ドイツは第一次・第二次世界大戦勃発の核となった国です。国は東西に分断され、独裁政権が行われ、多くの人が虐殺されました。かといって、この話がドイツでタブーかと言われると、少なくとも学生の間ではタブーではありません。もちろん節度は守るべきですが、僕の話したドイツ人たちは自分たち、厳密にいうと国が犯したことを認め、自分たちが率先して活動することが大切という認識が強いようです。そのためいわゆるEU🇪🇺の二大勢力(フランス🇫🇷とドイツ🇩🇪)となっているのですね。

・自分を持つこと

日本に比べると自分の思ったことを発言すること、自ら主張していくことが大切だと強く感じました。よく言われることですが、特にドイツにいたときは、みんなが自分の意見を持ち、発表してくるので、発言しないとその授業に存在する意味がないのではないかと思いました。実際、発言する子には必然的に人も集まり、友達も多いように思います。

・ドイツ語というアイデンティティ

フィンランド人もドイツ人も英語という言語は第二言語ですし、両国民とも非常に英語が上手です。しかし、フィンランド人は共にいるとき、極力英語を話してくれますが、ドイツ人はドイツ語で話されることも多くありました。

例①チケットセンター🎟🎫やバス停で、英語で聞いてもドイツ語で帰ってくることが多々ありました。
例➁ドイツ人の友達と一緒に遊んでいるとき、ドイツ人同士ドイツ語で会話していることが、フィンランドのときより多く感じました。

つまり、ここで言いたいことは言語の汎用性についてです。フィンランド人はフィンランド語がフィンランドでしか通じないということを重々理解し、外国人に対し無理にフィンランド語を覚える必要はない。と思っている方が多いです。

一方、ドイツ人はドイツ語にある程度アイデンティティを感じており、ドイツにいるのだから、英語ではなく外国人でもドイツ語を少しは使って欲しい。と思っている方が多いように感じます。(持論)

日本人も日本語にアイデンティティを持つ方は多いですが、僕たちが外国人といるとき、日本語でやりとりしてしまうのは、単純に「英語力の低さ」であり、英語で話したがらないというより話せないのだと思います。(噂によるとフランス🇫🇷人はもっと英語を話したがらないと聞きますが笑)

➁教員になること

想像してください!新卒で就職し、そのまま教師になることを。確かにそうゆう生き方もありますし、そちらが王道かもしれません。しかし、よく考えると「教師」とは未来ある生徒たちにとって、言い換えると無限の可能性のある子供たちにとって一番身近な大人となります。

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進路相談にものります

就職相談にだってのることもあるでしょう

そんなとき、社会経験をもたない教師だったら色々な生き方や価値観を提供できるでしょうか?Noとは言いませんが、「教師」という職業につく人こそ色々な経験を積んでいるべきだと思います。

しかし、みんながみんなそんな教師なら多様性に欠けるでしょう。この話は、つまり僕がどのような教師になりたいかという話。

つまり僕の思う教師像は…

色々な経験を積んで、多様な価値観を持つ人間

なため、留学やインターンを、教師を目指しながら決めました。

最後に一言

上記でも書いた通り、留学では色々なことを学びました。直接的には全く「なぜ教師志望の僕がインターンをしているのか」という疑問の解にはなっていません。しかし、この1つ1つの気づきが今の僕を構成する構成要素の1つ1つであり、その経験が僕をインターンに導いたのです。今思いつく学んだことは、このくらいのことです笑笑


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