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hitomi 記事まとめ

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日々の出来事や日々向き合う生と死について綴っています。 理論ではなく感情で生きています。
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#緩和ケア

緩和ケア=死ぬんだ。
ていうイメージを変えていきたいな。
今の社会の緩和ケアのイメージの中で、主治医から『緩和ケア』の言葉が出らたショックだよな。
【より良く、あなたらしく生きるための医療】ってイメージがもっと浸透して欲しい。させていきたい。

【死にゆくということ1】hitomi

【死にゆくということ1】hitomi

誰しもが必ず迎える死。どこで最期を迎えたいですか?

終末期に関わる者が度々直面する問題。

多くの人は自宅で最期を迎えることを望む。しかし実際に自宅で亡くなる人は12%にすぎない。私の住む大分県に至っては8.4%と全国最下位。

「死」は昔に比べて私たちの生活からかけ離れたものになった。昔はもっと「死」自体が身近にあった。

元気だったじいちゃんばあちゃんの老いを目の当たりにしながら共に過ごす。

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【死にゆくということ3】hitomi

【死にゆくということ3】hitomi

いつからかはわからないけど

私は終末期に関わりたいと思い始めた。

私の思う終末期は学問的な終末期とは少し定義が違いそうだけど。

私が関わりたいと思っているのは「人生の終末期」と言ったほうがしっくりくるかな。

「死」を目前にしたというのはもちろんだけど、

老いと共にごく自然に死に向かって日々の生活を営んでいる人も含まれてる。

最期が近いと感じたとき、多くの人は人生について振り返るらしい。

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【だから、もう眠らせてほしい】hitomi

【だから、もう眠らせてほしい】hitomi

もし、私の患者さんがそう言う日が来たら私はなんて答えるだろう。私に何ができるだろう。そう思いながら手に取った。

私が作業療法士として患者さんと関わるときに心に決めていることがある。

人と人として関わること。
その人自身の応援者であること。

もちろん緩和ケア病棟の患者さんと関わるときも同じだ。

「家に帰りたい」幡野さんの言う通り、今の医療において本人が一番弱い立場であることがとても多い。

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