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oryotao
【短編小説】オレはカシオレ
金曜日の夜。
大学時代の同期に久しぶりに集まる事になった。
職場と自宅を行き来するだけの変化のない毎日に舞い降りた楽しみ。
刺激的な人生を求めてるわけでも変化を求めているわけでもないが、最近はなんとも言えない息苦しさが首にまとわりついている感覚に悩まされていた。
否、悩んですらいないのかもしれない。
久しぶりに友人たちに会える。それがとてつもなく幸せなことだというのはわかっていた。
何年ぶりだろう。
忙しさに忙殺され、どれくらいかもわからないほど久しぶりの再会。
たくみ、だいき、ぽん、オレのいつメン。
学生時代は四人とも同じ学科、専攻で、とる授業もみんなで合わせていた。
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