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【note編集部座談会2023】「今年1年どんな年だった?」メンバーが語る運営の"熱意"と現場の"リアル"な話。


今回は、やえがしさん(@yaegashihenshu1)主催のアドベントカレンダー企画に参加しています。


皆さん、こんにちは。
IS factory note編集部です。

2023年がもうすぐ終わりに近づいてますが、皆さんは今年1年を振り返ってどんな年になりましたか?満足のいく1年だった方もいれば、課題の残る年になった方もなかにはいらっしゃるかもしれません。

私たちもnoteを続けていく中で、新しい発見や困難を乗り越えていきました。

そこで今回は、「2023年の振り返り」をテーマに、編集部一同で語り合う機会を設けることにしました。オープンな対話から生まれるありのままの私たちをお届けできたらと思います。

ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

<座談会メンバー>
山口
記事制作、サムネイルデザインなどのコンテンツ全般を担当する傍ら、ディレクターとしてメンバーやコンテンツ管理を行う。

福田
ワーママならではの「ママ座談会企画
を担当。noteの看板となるバナーデザインを制作するなど、主にデザイン面を携わる。

山﨑
コンテンツ企画や記事制作、サムネイルデザインはもちろんのこと、ビュー数やエンゲージメント率の集計といった数値分析も担当する。



振り返って感じる「数」と「質」の変化

ー1年を振り返って、印象に残っている記事やトピックを話していきましょう。

山口:今年に入ってから更新スケジュールが週4から週2に切り替わりましたけど、頻度が減っても読者の方がどんどん増えていって、それが単純に凄いなと感じました。ビュー数やスキ数も去年と比較して上がっていたので、 数字的にも伸びを感じる年になりましたね。

この1年でフォロワーが350人から150人以上増えたのも、個人的には嬉しかったです。

福田 :かなり増えましたよね!更新した記事の中には印象深かったものもありましたか?

山口:そうですね。4月に公開された、山﨑さん制作のデスク環境の記事が私の中で印象に残りました。


山口:最後に素材をオリジナルで作って、みんなの回答に合わせて理想のデスク環境を作ってくれてるじゃないですか。

どうやって作ったんだろうと思ってたんですけど…。

福田 :あのデザインはどうやって完成したんですか?

山﨑:アンケートを取ったじゃないですか。そのアンケート結果を元にみんなの欲しい在宅グッズをどんどん埋め込んで。そうしたらあのデスクが完成しました。

山口:一つずつパーツを組み合わせて、まとまったデザインにするのは難しいですよね。

山﨑 :そうですね。難しかったです。デザインを見せたときに山口さんや福田さんから、「色を統一した方がいい」とアドバイスいただいたので、統一感を意識したデザインを作りました。

福田 :それをあれだけ違和感のないデザインに仕上げているのは凄いです。山﨑さんは1年を振り返って印象に残った出来事はありましたか?

山﨑:いくつかあるんですけど、3月のヘッダー変更の月だったり、9月の他社コラボ企画みたいな感じで、新しいことに挑戦した1年だったかなと思います。

ヘッダーやマガジンもイチからコンセプトを考えて変更したので…。

山口 :3月に変更してから、記事のサムネイルも色を固定しなくなったじゃないですか。メンバー人それぞれカラーがあるので、色は統一しないでその人に合った色を使おうとなってからは、見栄えも変わりましたよね。

福田 :そうですね。ヘッダーも十人十色という意味を込めて作ってますし。デザインを一新した頃は3人で話し合ってデザインを変えていったので、その時間があったからこそ、方向性を統一できたんだと思ってます。


ブランディングの再構築で自信がついた2023年

―率直にこの1年どんな年でしたか?

福田:メンバーの写真が増えてきたのは大きいです。個人の性格ももちろんあるので、 なかには写真を載せたくない人もいると思うんですけど、1人でも載せてくれる人がいたら協力しやすいのかな。

山﨑:抵抗がなくなりますよね。写真の提出をお願いしたら「いいですよ」と応じてくれる方が増えてきた気がします。

山口 :そうですよね。私は今まで、「写真載せるの難しいですよね?」と、ダメもとで聞いていたのもあるのかなと思っていて。自分が想像していたよりもみんな前向きに応じてくれたから、そのスタンスでいいんだ!と思えました。

福田 :フォロワーが増えてきたことも影響してるんですかね。スキをいただくことも多くなったり、個人的には今年一年ですごく自信がつきました。

だからこそ、写真の掲載も堂々と聞けるようになってきたんだと思います。

山口:確かにブランディングをしっかり整えてから数字も伸びたし、自信もついてきた気がしますね。

福田:自分たちの中の「これだ!」がなかった時って、迷いありませんでした?

山口:ありました。サムネイルも模索してましたし…。

福田:ブランディングを決めたことで土台がしっかりしてきたじゃないですけど、家を建てる時の地盤をしっかりさせた感はありましたよね。

山口:確かにあの頃は「自分たちらしさってなんだろう?」と模索していた時期じゃないですか。その時に読まれる記事の傾向を分析して、社内イベントやママ系の記事は私たちの強みにできるって話もしましたよね。


山﨑:メンバーも一人一人が考えて、自走して仕事してるじゃないですか。業務の進め方とか、 そういうのも。メンバーの強みがインタビューを通して分かった気がしました。

山口:ほんとそうですよね。

福田:山口さんは今年1年どんな年でした?

山口:冒頭でも山﨑さんが話してましたが、この一年は新しいことへのチャレンジが多かったなと思ってます。

他社とのコラボをひとつの目標に入れてたんですけど、それも実現出来ましたし、 参加者と主催者を両方担当して経験値も上がりました。他社とコラボしたことで新しい層の方にも興味を持ってもらえたなと感じています。

福田:楽しいですよね。他社のことも知れて、勉強にもなりますし。

山口:そうですね。同じテーマでもこういう方向で記事を書いてくるんだとか、新しい発見もあって楽しいです。

福田:来年もやっていきたいですね。


運営者ならではの苦悩

―この1年で苦戦したことや大変だったことはありますか?

山﨑 :記事を作る時にたくさんリサーチをして一個一個作ってるじゃないですか。 時間をかけて制作しても、なかなか良いものができない時もあると思うんですけど、それが大変だなと思いました。

山口:詰め込みすぎて逆に訳分かんなくなったりしません?「結局何が言いたいんだっけ?」みたいな。

福田 :調べれば調べるほど、どれを入れたらいいのか分からなくなるというか。

山口 :まとめ方が難しいですよね。

福田:それこそインタビュー記事も載せたいことが多すぎて。

山口 :そうですよね。情報が少なくて困るんじゃなくて、多いから困るんですよね。インタビュー記事は特に。

福田:ママ座談会の時はいつも混乱してます(笑)

山﨑:これも載せたい、あれも載せたいってなりますよね。

山口 :私はあれですかね。リサーチしてる時は"記事モード"になってるじゃないですか。例えば社内イベントの記事だったら、イベントモード。その記事が完成してから、またすぐ別の記事に取りかからなきゃいけない時の気持ちの切り替えが難しいです。

福田:全く別のジャンルの記事を書くことになった時の切り替えということですね。

山口:そうです。例えばノウハウ系の記事から、次インタビューやります。となった時に、「うぅ…」っていつも唸ってます(笑)

山﨑:なりますよね。どうやってインタビューしてたんだっけ?みたいな。

福田:切り替えって難しいですよね。

山口:そうなんですよね。noteとオウンドメディアを両方運営していると、ジャンルの違う記事を毎月書かなきゃいけなくて。ノウハウ系はリサーチメインなのでひたすら調べてインプットしてくんですけど、 インタビューは相手の話をしっかり聞かなきゃいけないので、そこの線引きに苦労してます。

山﨑:そうですよね。題材も全然違いますし。

福田:それこそノウハウ系はインプットできたけど、どうアウトプットしたらいいのか分からない。インタビューも伝えたいことはあるけど、どうやったら伝わるんだろう。みたいな。

山﨑:あります。どう聞けばいいんだろうとか。

山口:そうそう。それと、インタビューしてる時に自分は結構リアクションを取ってるつもりでいたんですよ。なんですけど、録画を見返したら全くリアクションしてなくて。「これはさすがにまずい」ってなりましたね(笑)

福田:ダメですね、それはもう向こうの士気を上げていかないといけないので、テンション高くいきましょう(笑)でもそれが気づけるのはいいことですよね。

山口:そうですよね。インタビュー中にどんどん話を盛り上げて、普段話にくいところまで引き出せたらいいんですけど…。

山﨑:話しやすい雰囲気を作るのは難しいですよね。

福田:インタビューとなると、進行しつつ、でも盛り上がりすぎても良くないじゃないですか。話が逸れてしまうので…。

となると、盛り上がりすぎてもダメだし、だからといって相手のテンションを上げなきゃいけないし…というのは若干感じてます。今回は同じチームメンバーなので出来てるんですけど、これを1対1でやるのは難しいですね。


数字に縛られず、ありのままを発信する

―来年はどんな年にしていきたいですか?

山﨑:来年もたくさんの人に知ってもらいたいなというのと、インタビューももちろん続けていきたいんですけど、「組織のビジョン」や「制度」など、内部の部分まで深掘って発信していけたらいいなと思ってます。

山口:この1年で自己紹介的なことはやってきたから、その先の部分を伝えたいという思いはありますよね。

山﨑 :そうですね。興味が引くような、今までにない企画を考えていきたいなと思います。

福田:すごくいいですね。山口さんは来年どんな年にしていきたいですか?

山口:私は、「2023年は怒涛の年になったな」と感じていて。色々詰めんだと思うんですよね。

ブランディングも整えたし、コラボもしたし、新しい企画にもチャレンジして。かなり詰め込んで運営してきたので、 来年は少し落ち着いて、数字に固執せず自分たちらしい発信をしていけたらと思います。あとは、かっちりした内容の記事も多かったので、季節に合ったライトな記事も展開していきたいですね。

福田:去年の七夕みたいな。あのイベント個人的にめっちゃ好きなんですよね。大人になると、こういう機会ないじゃないですか。

「美味しいものをたくさん食べたい」、「推しが一生幸せでありますように」とか。良くも悪くも誰も見てないからこそ書けるのが楽しかったなと思ってるので、そういうのも実施できたらいいですね。

山口:確かに大人になると、大人同士で本音を言い合う場はあまりないですよね。結局仕事感が出ちゃうというか。でもその点、私たちってフラットに話せているなと思います。

福田:話を聞いていくほど、もっと深堀りしたいという気持ちが芽生えて、そこから企画が生まれることもありますもんね。

山﨑:確か日野さんのVOCの記事も会話から生まれましたよね。

山口:そうなんですよ。日野さんと会話している最中に研修の話をいただいて、「それ記事にさせてください!」みたいな感じで、急遽決まったんですよね。

福田:記事のネタ探しに迷っている方も多いと思うんですよ。だからこそ、私たちが普段しているネタの見つけ方を発信してもいいんじゃないかなと思いました。

こうして増えていくんですけど…(笑)

山口:まさにこれ!っていう(笑)

福田:続けていく上で一番苦労することは、ネタ作りだと思うんですよね。

山口:そうですね。そういった意味ではまた1つネタが生まれましたね…(笑)

福田:ネタをネタにしていきましょ!

山﨑:ネタの話でいくと、メンバーにインタビューしてる時に「どういう記事があったらいいですか?」と聞くと教えてくれたりするので、 そういうところから記事にしてもいいですよね。

福田:それいいですね。地道に続けてきた甲斐あってなのか、 社内でもnoteに対する理解度が高まったと思います。

山口 :協力してくれるメンバーも増えましたもんね。継続は力なりじゃないですけど、続けていくことで見えてくることはありますね。先ほどのネタ作りの話も、去年だったら伝えられなかったと思いますし…。

福田 :10月に更新したデザイン記事もそうですもんね。

山口 :そうですね。デザインやイベント運営の仕方とか、伝えられることが増えてきたなと感じてます。

福田:やっぱり続けるって大事ですね。

山口:大事ですね。続けないと見えてこないこともありますよね。

福田:それは本当にそうですね。続けるのも大変なので。

山口:毎月ひーひー言いながらやってますもん(笑)でもそうやって悩んだ時は、メンバーに相談するのが一番良い気がしてきました。デザインもそうですけど。

山﨑:相談しながら進めていくのがいいですよね。

福田:そうですね。私も最近めちゃくちゃ聞いてるので。

山口:そうそう、それが一番いい。

福田:自分でやらなきゃと思う気持ちももちろん大事だと思うんですよ。できる限り自分でやってこうって。でも、全部教えてくださいじゃなくて、「今ここで詰まってるんですけど、 アドバイスありますか?」とか。それだけで全然変わるなと思いますね。


福田:山﨑さんは今年からnote編集部に入っていただきましたが、当時はどんな心境でした?

山﨑:未経験で入ったので、最初の3ヶ月ぐらいは用語もツールの使い方も分からなくて。記事の書き方も含めて覚えるのに必死だった記憶があります。

福田:でも3人になって、バランスが良くなったなという感じはしますね。

山口:わかります。各々得意分野あって、そこに注力できてるなという感じがしますね。

福田 :みんないい意味で性格も違うじゃないですか。デザインもみんなで見せ合うようになってから自分自身も勉強になったので…。

山口:そうなんですよね。サムネイルを作る時も、福田さんだったらこうアドバイスしてくるかな、山﨑さんは他のモチーフで作ってくるだろうなとか、他のメンバー視点でも考えるようになりました。

山﨑:配置や色も、みんなの意見を聞くと次そうしようって思いますもんね。

福田 :最初にフィードバックしてた時はみんな意見が出てたじゃないですか。ここはこうした方がいい、みたいな。最近は逆に出なくなってきましたよね。

山口:デザインのスキルも上がって、持ってきたデザインにみんな納得してるからですよね。

デザインを作っていると、自分が作ったからこそ思い入れもあると思うんですよ。でも、他の人のアドバイスを聞いて取り入れようとしていることが、個々のスキルアップに繋がっているのかなと感じるんです。

福田 :本当に。みんなデザイン力上がりましたよね。そう考えると山﨑さんが作った地方移住のサムネイルは、初めて作ったとは思えないです。

山口 :その時から山﨑さんはデザインセンスがあるなと思ってました。これもいくつか案がありましたよね。最初見せてもらった時に、このサムネイルの右下で走っている人が私って言われました(笑)

福田 :ほんとだ!走ってる。

山口 :これ私らしいです。

福田:覚えておきます(笑)

福田:最近の記事でいうと、素材のクオリティが高いので、活字苦手な私からすると目で見ても楽しめるのは嬉しいです。これから記事を読む方には、素材にも注目してほしいですね。

山﨑:文章以外にも伝えたいところはたくさんあるので、デザイン要素にも注目してほしいです。

福田:そうですね。これからもっとたくさんの方にIS factory noteを知ってもらうためにも、継続的に私たちの想いを届けていく必要がありそうです。

来年もさらにパワーアップした姿をお見せできるよう、編集部一同頑張っていきましょう!

2023年も本当にお疲れさまでした。


最後までお読みいただきありがとうございました。

アドベントカレンダーはまだまだ続きますので、これから更新されるnoteも要チェックです!

ではまた次回の記事でお会いしましょう~!!




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