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【管理者ワーママ×広報リーダー×22新卒】働く女性は今をどう生きる?ライフステージが異なる3人の対談企画。

3/8(水)の国際女性デーに向けて、各企業がnoteやオウンドメディアの記事をバトン形式でつなぐ企画に参加させていただきました。

国際女性デーとは
1904年、ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、国連によって1975年に3月8日を「国際女性デー(International Women’s Day)」として制定されました。「国際女性デー」は、すばらしい役割を担ってきた女性たちによってもたらされた勇気と決断を称える日です。

出典:HAPPY WOMAN

女性の社会進出がめざましい世の中、結婚や出産、育児といったライフステージの変化によって働き方を変える必要が出てくるケースも少なくありません。

このことから、「産前産後休暇」「男性の育休」など、出産後も女性が働きやすい制度をつくる企業が増えてきました。

そこで今回、私を含めたライフステージの異なるISメンバー3人で「現代女性の今とこれからの生き方」について対談を行いました。
 
日々の生活を送るなかで各々のライフステージに対してどう向き合っているのか、同じステージに立っている方の参考になれたらと思いますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。



リモートワークだからできる時間の使い方

―まずは皆さんの普段の生活についてお聞きしたいのですが、平日はどのように過ごしていますか?

渡部:私は朝7時くらいに子供と一緒に起きるところからスタートします。その後朝食を食べて、8時頃保育園に送っていきますね。保育園に送り届けた後は時間があるので、その間家事をするような感じです。割と早めにPCは立ち上げておいて、緊急の案件がないかチェックするようにしています。

山口:仕事の合間に家事をすることはあるんですか?

渡部:そうですね。休憩の合間に洗濯物を回したり。家にいるとお肉を解凍するなどして自由にできるので、すごく助かってます。「今日の夕飯どうしよう」と考えてる時にお肉を解凍しておけばすぐご飯が作れるので、そういう時はリモートで良かったなって思います。

17時に仕事を終えてからは娘を迎えに行って、夕飯を作ってお風呂に入れて寝かしつける流れですね。娘を寝かしつけた後は自由なので夫と映画を観たりして過ごしています。

山口:なるほど。子育てをしながらでも自分の時間は取れていますか?

渡部:在宅だと意外と時間を作れるかもしれないです!在宅になってからはバタバタ感がなくなりましたね。都内に出社していた頃よりも圧倒的に時間の使い方が変わりました。

山口:出勤時間が換算されないのは大きいですよね。私は朝6時半くらいに起きて家族の朝ご飯と旦那のお弁当を作ってます。朝ご飯を食べたら8時くらいになるので、始業時間までは準備をしたり、個人で発信しているTwitterを見たりして過ごしていますね。

仕事が始まったら合間に洗濯物を回して、退勤後すぐに家族5人分の夕飯を作る感じです。

山口家の夜ご飯

渡部:家族分ってことは、大人5人分ってことですよね。お買い物はどうされてるんですか?

山口:有難いことに義母が家にいるので、買ってきてほしい食材をメモしてお願いしています。夕飯後はお風呂に入ってそのあと自由時間っていう流れですかね。23時には寝てます。

片岡:私は、ほんとにダメなんですけど、始業時間ギリギリの8時40分くらいに起きて(笑)

渡部:すごい正直(笑)

片岡:7時くらいにアラームかけるんですけど、無理なんですよ~泣

山口:朝強そうですけどね。

片岡:ぎりぎりを攻めちゃうんですよね。それで朝起きた後はお味噌汁を飲むようにしています。自律神経が整うのを知ってから、作って飲むようになりました。ほんとは8時くらいに起きてウォーキングできたら良かったんですけど…。

あと最近編み物にハマっているので、お昼休憩の時にバッグを編んでいます。

渡部、山口:ええー!!(驚き)

片岡:そうなんですよ、結構楽しくて。仕事が終わった後は3キロ歩くようにしています。帰宅後は夕飯を食べて、お風呂に入ってからは編み物をしたり、Netflixを見て自分の時間を過ごしていますね。

片岡さん作の手編みのバッグ


異なる時間軸で動く各々の休日スタイル

―休日の過ごし方についても聞いていきたいのですが、渡部さんはお休みの日何をされてますか?

渡部:私の家族は全員超アクティブなんですよ。キャンプに行ったり、旅行に行くことが多くて。

山口、片岡:わ~!素敵ですね。

渡部:思いつきで遠出しちゃうんですよね。

片岡:かっこいい…!

渡部:家にいることは少ないですね。前日か当日の朝に「行くか!」って遠出することが多いです。誰かが「ここに行きたい」となったらすぐ行くみたいな。フットワークは軽いほうかもしれないですね。キャンプも結構行きますし。

実際のキャンプの様子


山口:家族ぐるみでキャンプできたりするからいいですよね。
私は旦那が土曜日も仕事なのでいつも通りお弁当を作って平日と変わらない朝を過ごすんですけど、いつも義母に食材の買い出しをお願いしているので休みの日はなるべく自分で行くようにしてます。

午前中のうちに買い出しを済ませておいて、午後は家でゆっくり過ごしてますね。日曜日は旦那と出かけるって感じで。でも都会と違って遊べる場所は限られるので、埼玉や福岡だったら遊べる場所がたくさんあるのになって思います。

片岡:私は結構インドアなので、ゆっくり起きて掃除して、一週間分の食材をまとめて買いに行きます。一人行動が好きなので一人で買い物に行ったりすることが多いですね。友人と会う時はサウナに行ったりしてます。

山口:サウナいいですよね!分かります~!

片岡:好きなんですよ~。

渡部:最近流行ってますよね。

片岡:そうですね。サウナ好きな子が多いので一緒に行ったり、美味しいもの食べたりしてます。家にいるときはコーヒーを飲んでゆっくりして、自分一人のために生きてる!って感じの生活を送っています。

広島の実家に帰ることもありますね。リモートなので実家からでも仕事ができるのは有難いです。

渡部:それがリモートのメリットでもありますよね。

失敗を引きずらないための切り替え術

―各々の生活スタイルが分かってきたところで、仕事の話に移りたいのですが、仕事でぶつかってきた壁やそれをどう乗り越えてきたのか教えていただけますか?

渡部:一気に真面目な話になりましたね(笑)
これまでを振り返ってどう乗り越えてきたかなって考えたときに、何か問題があった時はどんな課題が上がってきているのかを具体的に考える癖がついてきたと思います。

課題が何個もあったらそれを一個ずつ潰していくような感じで、感情的にならずに冷静になって具体的に考える癖が身についてきたかもしれないです。内心焦っていても、冷静になれるように意識して動いてます。

山口:そもそも渡部さんが失敗してきたイメージがないんですよね。

渡部:めちゃくちゃありますよ!

片岡:なんか安心しました(笑)

山口:これまで壁にぶつかってきた時は引きずってましたか?

渡部:引きずりました。すごく引きずるタイプで、気にするほどでもないちょっとしたミスでも引きずってたんですよ。なので、土日も気になってパソコンを開いたりして。でも今は一切気にしなくなりました(笑)仕事が終わったらすぐパソコンのスイッチをオフにしてますね。

山口:凄い‥!それは意識的にやり始めたんですか?

渡部:そうですね。頭の中でスイッチを思い浮かべてオフにしてました。それくらい仕事のオンオフを切り分けられるよう意識してましたね。逆に忘れすぎて月曜日に仕事のことを思い出すのが大変なくらいです。

山口:私はちょうど仕事のオンオフを切り分けたいと考えていた時期なので、今回その話が聞けて良かったです。片岡さんはどうですか?

片岡:私はちょうどいま、気にしい真っ只中なんですよね。「この言葉遣い良くなかったかな」とか考えたり、メールを見返したりして…。でもお仕事で架電をするようになってからはメンタルが鍛えられた気がしてます。

最初は落ち込んでたんですけど、チームの皆さんが話を聞いてくださるのでその時々で解決できて助かってます。

山口:それは良いことですね。チームの話になるんですけど、片岡さんはいつも先輩方とどうコミュニケーションを取ってますか?

片岡:皆さんほんとに優しいので気軽に質問しやすい環境で、分からないことがあったらすぐスラックで質問してます。ISチームの先輩が、「新卒は聞いてなんぼ」と言ってくださって。

その言葉が自分の中で「聞いていいんだ」という安心材料になってるんですよね。働いてみて、リモートのほうが質問しやすいのかなと思いました。

ライフステージに合わせて見直したい働き方

―私たちISチームはママさんメンバーも多いということで、仕事と育児を両立するうえで意識していることを渡部さんにお聞きしたいです!

渡部:子供を産む前に夫と会議をして、今後私の働き方をどうするかという話し合いをしたんですね。そこで「生活に支障が出る働き方はしないほうがいいよね」って話になって今に至るんですけど。これは働くうえでの絶対条件ですね。

山口:それこそ転勤があったら難しいですもんね。

渡部:そうですね。仕事をするうえで何かが崩れるのであれば、それは違うよねっていう考えで。前職で同じ時期に妊娠した方がいて、私は退職したんですけどその方は辞めずにバリバリ働くのを選んだんです。

当時は羨ましいと思った反面、子供を産んでからのことを考えると働き方を見直さなきゃなと思って。双方にメリット・デメリットがあるので考え方は人それぞれですけどね。

山口:私は実家に住まわせてもらってるので、何かあったら近くで子供を看てもらうっていうのができるんですよね。

なのでバリバリ仕事をしてたい、むしろ夫に育休を取ってもらって自分はリモートで仕事できたらという考えなんですけど、子供ができてみないと分からないこともありますね。片岡さんはどうですか?

片岡:前までは子供ができたら仕事を辞めて…と考えてたんですけど、働かないと厳しいからどうしたらいいんだろうと思ってました。けど、今みたいにリモートで働ける環境があるならこれで継続できたりするのかなって気持ちもあります。視野は広がりましたね。

山口:確かに出社するとなったら子供をないがしろにできないですもんね。

渡部:子供が熱出たとか、体調を崩して会議中に電話が鳴ったりすると行かなきゃいけないじゃないですか。出社ってなると保育所に向かうまでの時差があるから、職場だけじゃなくて保育所にも申し訳ないし。しかもそれで終わりじゃないんですよ。子供の熱って大体2、3日続くから…。

でも、リモートで仕事するようになってからは自宅で仕事しながら子供を看れるので、そこは大きいですね。

山口:仕事の選び方も時代の変化や環境の変化によって変わってきそうですね。

今だから言えること

ー世代によって悩みも変わってくると思うんですけど、これまでの経験から過去の自分にアドバイスをするなら皆さんはどんなアドバイスをしますか?

渡部:私が過去の自分にアドバイスするなら、「難しく考えず、シンプルにひとつひとつ紐解いていきなさい」と言いたいです。

片岡:なるほど~!!

渡部:過去の自分を振り返った時に、言われたことに対して「分かんないよ。出来るわけないじゃん!」って思ってたんです。でも、今思えばゆっくり紐解いていけばそんなに難しいことは言われてなかったなって。

なので「出来ない」と決めつけて取りかかるより、「出来る」と思って取りかかったほうが楽だよって言いたいです。

山口:初めて取りかかることとか、新しく何かをしなきゃいけない時はどうしても抵抗しちゃいますけど、実際言われてることってシンプルですもんね。言われたことに対して真摯に受け止める柔軟性も必要ですね。

片岡:ほんとに勉強になります。

山口:私も考えてみたんですけど、若い頃は「若いんだからもっと失敗していいんだよ」って言われてたじゃないですか。当時はその意味が分からなかったんですけど。

片岡:分からないです。

山口:そうですよね!私も片岡さんと同じ気持ちだったんですけど、今になって分かってきたというか。失敗して学ぶこともたくさんあるので、「失敗してもいいんだよ」という気持ちですね。

片岡さんはこれから入ってくる後輩や、就職活動中の学生に一言伝えるとしたら何かありますか?

片岡:就活中のことを振り返ってみたんですけど、当時は地獄に飛び込むような気持ちだったんですよ。社会人になるなんて最悪!って(笑)

楽しい大学生活を送っていたので余計…。先輩からいじめられる厳しい世界だと思ってたので、仕事が楽しい気持ちにはならないと思ってたんです。

片岡:でも、今こうしてISチームに入ってからは自分の成長を喜んでくれる人が周りにいることを知ったし、できることがどんどん増えているのが楽しいと思えてきました。就活中の時は仕事したくないって思ってましたけど、仕事がある生活もいいなと感じますね。

就活中の方も当時の自分と同じ気持ちの子がいると思うので、自分が思ってるよりも意外と頑張れる環境だよってことを言いたいです。

渡部:大学四年生って一番楽しい時期じゃないですか。そこから急に社会に放り込まれるってほんときついなって私も思ってました(笑)

片岡:そうですよね。私の場合はたまたまジョブローテーションでISチームを知れたので配属希望が出せたんですけど、自分に合う環境を見つけられたので良かったです。

山口:それを考えると、インターンとかジョブローテーションみたいな教育システムも必要ですよね。

渡部:適材適所自分でも判断したいですよね。でも今は昔ほど「3年はいなきゃいけない」というのはないじゃないですか。前まで3年は在籍していないと次の転職が大変だって言われてましたけど、今はその風潮が変わってきましたもんね。

それぞれが目指す今後の目標

ーISチームという枠組みは一緒ですが、立場や役割は異なる3人。そんな皆さんの今後の目標を教えてください。

片岡:私はまだ受け身の姿勢が多いなと思っていて。2年目になったら後輩たちが入ってくるかもしれないですし、まだチーム全体の把握ができていないので自分から学びにいく姿勢をとっていきたいです。能動的に責任感を持って動いていけたらなって。

山口:会議の時も積極的に発言してくれますし、十分動いてくれてますよ!私の場合はいま広報として働いてるんですけど、経験者がいない中で動いているので、自分が動いて勉強するしかないと思っていて。マーケティングとか、ライティングの知識を身につけてそれをメンバーにも伝えていきたいです。

片岡:ゼロスタートですもんね。

山口:そうなんですよね。自分が質問に答えられる立場でないといけないですね。

渡部:私は「全員がストレスにならない働き方ができる環境をつくる」ですかね。それが今後の目標です。

在宅で働けるしメンバーもみんな優しいので働きやすい環境ではあると思うんですけど、ひとりでもストレスを抱えている人がいたらそれは良くないと思うんです。もしそれでストレスを感じてる人がいたら、それを取り除いていきたいです。

ー素晴らしいですね。一緒に働いている仲間やママさんメンバー、新しく入ってくる方たちのためにも働きやすい環境をみんなで考えて、より良い組織を目指していきましょう!皆さん、お時間いただきありがとうございました。

おわりに

今回は企業オウンドメディア と国際⼥性デーに合わせてライフステージの異なる3人で対談をしてみましたが、楽しんでいただけたでしょうか。これからは仕事だけでなく結婚、出産、育児、介護など新しい経験があるかもしれません。

それぞれ悩みや不安もあるかと思いますが、今の環境に合った生活スタイルを見つけて楽しく日々の生活を送れるよう、前向きにチャレンジしていきましょう!


今回のバトン企画はリックソフト株式会社さん主催でお送りしています。3/1~3/8の期間中、各社が#国際女性デー をテーマに様々なコンテンツをお届け。

記念すべき1日目はリックソフトさんの選択的夫婦別姓の記事からスタートしました。

この記事では結婚後の転職活動を経て、旧姓での働き方の葛藤について書かれています。結婚というライフステージでこの問題に直面する方は多いと思いますので、こちらの記事も合わせて読んでいただけると嬉しいです。

【記事はこちらから】

そしてリレー企画3日目は、Sasuke Financial Lab株式会社さん(3/3 10時公開予定)にバトンをお繋ぎます。

「自分らしく生きているのか?」をテーマに、アンケート調査&インタビュー記事が公開される予定ですので皆さんお楽しみに!

最後までお読みいただきありがとうございました。




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