互いの価値観を理解する「トリセツワークショップ」を開催しました!
皆さん、こんにちは。IS factory note編集部です。
先日、弊社の社内イベントにて自分自身を紹介するトリセツワークショップを開催しました!今回はそのトリセツを企画した背景や当日の様子、トリセツシートのこだわりポイントをお届けしていきたいと思います。
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
トリセツワークショップを企画した”理由”
トリセツワークショップ実施の背景として、「組織の拡大」が理由にありました。
私たちISチームは複数のチームに分かれており、それぞれ業務内容も異なります。業務が違えば繋がりが希薄になり、メンバーによっては月一の社内イベントでしか話す機会がないなんてことも。
出社していれば日頃から話す機会をつくれますが、リモートではコミュニケーションの弊害が起こりやすいものです。
もちろん、チーム関係なくコミュニケーションを取れるよう毎月イベントを開催したりアイスブレイクの時間を設けているのですが、今後組織が拡大していくにつれ、チーム異動の兼ね合いでこれまで別チームにいたメンバーと同じチームで働く可能性もあります。
その時に、「メンバーとどう接していけばいいか分からない」という事態が起こらないためにも、事前に個人プロフィールのような人物紹介を集約しておく必要があると考えました。
また、4月からは新卒社員2名がISチームに期間限定でジョインすることが決まっていたため、新しく入ってくるメンバーにも私たちのことを知ってほしいという思いも。
そこで、「普通のプロフィールだとつまらないし、せっかくなら仕事をより円滑に進められるようなものを取り入れたい!」という気持ちから、自分の取扱説明書(トリセツシート)をつくるという計画に至ったのです。
誰でも気軽に自己開示を。トリセツシートのこだわりポイント
トリセツシートを作成するにあたり、以下の項目を重視しました。
そして、実際に完成したトリセツシートはこちらです!
フォーマットはメンバー用と新卒用の2つに分けて作成しました。基本的な項目は一緒ですが、新卒には将来的な目標ではなく、目先の目標を立ててもらいたかったので研修のゴールや身につけたいスキルを記入してもらうよう設定。
名前の横にはslackのアイコンを入れてもらい、各々好きな画像を貼り付けられるようにしました。
そのほかにも、トリセツシートには「ソーシャルスタイル」と「16personalities」という診断コンテンツも組み込んでいます。
よくあるプロフィールは"自分をアピールする、魅力的に伝える"ことが中心ですが、トリセツは"ありのままの自分を伝える"という「届け方」に大きな違いがあります。
トリセツシートを使って自分を開示しておくことで相互理解が深まり、一緒に働いた時のギャップの穴埋めにも繋がると思っています。
また、シートにもそれぞれ個性が出るよう、文字色は指定せずに好きな色を使ってオリジナルのシートを作成してもらうようにしました。
トリセツワークショップの実施で個性が光る
無事にトリセツシートのフォーマットが完成したところで、メンバーにシートを共有し、ワークショップを実施。
制限時間は診断も合わせて約30分。入力後は各チームに分かれて発表してもらいました。
これまでソーシャルタイプを診断したことのあるメンバーも、2回目の診断でタイプが変わっていたり、予想外の結果が出た人も‥!ほかにも偶然同じ趣味を見つけて共通の話題で盛り上がるなど、想像していたよりも楽しんでいただけようで安心しました。
【完成したトリセツシートはこちら】
【診断結果】
普段は相談しにくい仕事のスタイルも、トリセツワークショップを実施したことで自己開示しやすくなったのではないかと思います。
また、今回はメンバーだけでなくチームを任されているディレクター陣にも参加いただきました。普段は知らないメンバーの意外な一面を知り、距離が縮まってコミュニケーションもより一層取りやすくなったのではと感じています。
使い方次第では新人のオリエンテーションや1on1でも使えますが、この結果はあくまで「自分を分析した結果」にすぎないので、この情報だけに頼らずコミュニケーションを取るきっかけになれたら嬉しいです。
おわりに
今回はトリセツワークショップについてお話していきましたが、楽しんでいただけましたか?
現代社会では様々な人たちが共存しているため、企業においても多様な人材の抱え方が求められています。そのため、異なる文化や価値観を理解し、受け入れることが大切です。
ワークショップを通じて相互理解を深めることで、多様な社会においてのコミュニケーション力の向上に繋がると感じています。
現代のスタイルに合わせたワークショップをお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしていただけると嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。