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読書のアウトプット、日々感じたことの整理のためのnote。HSS型HSP。IT企業でU…

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読書のアウトプット、日々感じたことの整理のためのnote。HSS型HSP。IT企業でUI/UX関連の仕事してます。

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わたし流、本の読み方

皆さんはどんな本を手に取って、どんな風に読みますか? 世の中には数えきれないほどの本が存在していて、いろいろな分野の本がありますよね。日本語の本だけでも相当な数ですが、日本語以外の本も含めたら尚更、一生かかっても読みきれないでしょう。 わたし自身、学生時代までは小説と、学校の課題に出される本くらいしか読んでいませんでした。しかし、ここ数年で、周りの勧めなどもあり、歴史、政治・経済、エッセイ、心理学、ビジネスetc…いろいろな分野の本を読むようになりました。今も3冊本を鞄に

    • 大人の習い事のススメ〜ドラムを習い始めて

      社会人になって、ドラムを習い始めた。 ミュージシャンを目指してるわけでもなく、バンドを組んでいるわけでもなく、音楽に関係ある仕事というわけでもなく、ただただ、ドラムをやりたくて、習い始めてここ1年ほどになる。 学生の頃から社会人でも何か趣味は持ちたいと思いながら、社会人始めたての頃は日々の忙しさに忙殺されてしまい、趣味を持つ余裕などなかった。最近ようやく余力が出てきたので、前から習いたいと思っていたドラムを1年ほど前から習い始めた。 大学時代に1年程度軽音サークルに所属

      • ホラーに惹かれるわけを考察してみた

        昔から、ホラーや心霊が好きだ。 テレビの番組表に心霊特集やほん怖などの番組を見つけたら、家族からチャンネル権を獲得して必ず見ていたくらいだ。 小中学生の頃は、図書館にある怖い話の本や、ホラー小説を見つけては読んでいた。 …と書くと、幽霊とかが怖くない人だと思われるかもしれないが、全くそんなことはない。心霊番組を見た後のお風呂に一人で入るのか怖すぎて、もう中学生なのに、お母さんのお風呂入ってるところに一緒に入りにいっていた。(今振り返るとだいぶ恥ずかしい) 最近はテレビで

        • 読書記録『ある行旅死亡人の物語』

          数日前に読んだ本がすごく良かったので、紹介したいと思う。 積読チャンネルというYouTubeチャンネルで紹介されていて知った『ある行旅死亡人の物語』。 まず「行旅死亡人」という聞き慣れない言葉が、目を引く。文字からなんとなく推察できるが、かつては、旅先で倒れた人=行旅死亡人から転じ、今では身元不明の死者全般を指す言葉である。 行旅死亡人は身元不明のため、官報で発見時の情報や特徴、遺骨の保管場所などが公表されていて、誰でも情報を見ることができる。 その中で、3400万円

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        わたし流、本の読み方

          私の人生を救ってくれた、音楽と本。

          皆さんの人生で「これがあったから救われた!」というものはなんだろうか。 人だったり、モノだったり、いろんなパターンがあるのではないかと思うけど、私の場合は「音楽と本」だった。 音楽も本も、直接の知り合いではない人が生み出したものだ。けれども、それに心動かされて楽しくなれたり、落ち込んでいる時には少し元気をもらえて、時には言葉が心に刺さって泣いてしまったり…。 振り返りながら、救ってくれたものたちについて思いを馳せてみたいと思う。 心の支えとなる音楽 小さい頃、親に通

          私の人生を救ってくれた、音楽と本。

          言葉があるから伝わるし、伝わらない

          わたしはIT業界で勤めているのだが、おそらく他業界から見たら独特な単語が、日々飛び交っている。FIX、ドメイン、WBS..etc 私自身も働き始めるまで、知らない言葉のオンパレードで、「みんな、何を言ってるんだろう…?」と思いながら、新入社員の頃はGoogleでその文字列を叩いて、検索する日々だった。 * 専門用語、あるいは、コミュニティ内で使われる言葉は、難しい概念を短い言葉で説明する上で有用だ。 用語を言い換える短い単語が一般語彙に存在しない場合に、いちいち長々と

          言葉があるから伝わるし、伝わらない

          人と比べないって難しすぎる。

          「人と比べず、自分らしく生きよう!」 そんな言葉が、現代を生きる人たちにかけられるようになって久しい。けれども、比べないことなんてできるんだろうか。 よくある「人との比較」でいうと、自分と、成功している人(と自分が思っている人)を比べて、 「自分は、あの人と比べて、あれも、これも無いし不幸せだ…」 と思うパターンだ。 「あることが普通」と思われることに対して、「それが無い自分」は劣っていると考えてしまう。例えば、結婚していない、子供がいない、働くことが難しい…など。

          人と比べないって難しすぎる。

          自分らしさを発揮し、生きやすくするコツ

          ビジネス書や教養系の本を読んだり、動画を発信して活躍する人を見ている中で、自分の強みを発揮して活躍する人の一定の法則があると思った。 今回は、早めに知って人生に適用させることで、生きやすくなりそうなポイントをまとめてみようと思う。 1. 自分の「取説」を把握しておく まず、これが大前提として非常に重要。だけど、自分含めわかっていない人も多いのではないかと思う。実はこれができてるかどうかが、人生の分かれ目なのではないかとも思う。 * 「ゆる言語学ラジオ」という、言語学

          自分らしさを発揮し、生きやすくするコツ

          「誰かのハンデを埋めたい」そんな私の想いの原点を作った昔話。

          私が実現したいと考えているビジョンの原点になっていそうな昔話を、ふと、思い出したので書いてみたいと思う。 * 小さい頃から私はあまり自分のことを他人に話さず、クラスメイトに自分から話しかけることはあまりしないタイプだった。 そんな人付き合いがあまり得意でない小1の子どもにできた、初めての「友だち」といってもいい存在は、学校を休みがちだったAちゃんだった。 Aちゃんは身体が強くなく学校を休みがちだったけど、学校に来たときは自分に明るく話しかけてくれる子だった。学校には大

          「誰かのハンデを埋めたい」そんな私の想いの原点を作った昔話。

          整えられた「自然」の道を歩く

          「自然のある生活をしたい」 「老後は自然の豊かな田舎でのんびりと…」 こんな言葉を聞くが、ここで言う「自然」とはどんな自然を指しているだろうか。 ある程度インフラも整っていて、ネットも繋がって、今の生活水準を落とさない、だけど、自然に囲まれた生活。そんな幻想を抱いているのではないだろうか。 もちろんそんな想いを叶えてくれる場所もあるのかもしれないが、そのイメージにおける「自然」とは「作られた自然」なのではないかと思う。 新宿、渋谷のような都会や、都会まではいかなくても

          整えられた「自然」の道を歩く

          「早い」は正義なのか

          何事においても「早い」ことは良しとされる。 早い、安い、うまいの牛丼 Amazonのお急ぎ便 重たい通信をしても速いネット回線… 仕事においても、即レスや「完成度は低くても良いから、早いタイミングで報連相しなさい」とか。 確かに消費者側としても、早く手に入ることは嬉しいし、色々と忙しいときにモタモタ提供されて時間を無駄にするのは嫌だろう。 * 通っていたスクールで、スピーチやトークの練習をし、試験を受けたりすることがあった。時間内にスピーチをしたり、相手に話を伝える

          「早い」は正義なのか

          "好き"を公開することを恐れて

          都内を歩いていると、ロリータの服を着ている人、アニメの缶バッジをたくさんつけたカバンを持ち歩いている人、とか、自分が好きなものを隠さずにしている人がいる。 一昔前だったら「オタク」と揶揄されてたのかもしれないけど、今や「推し」がいるのは普通なことで、「推し活」という言葉があるくらいだ。企業も推し活を利益に繋げるための活動もしている。 私はそういう人を見て、羨ましいなと思う。そこまで熱量を持って推せる対象があることもそうだけど、何より自分の「好きなものを公開する」ことができ

          "好き"を公開することを恐れて

          「いい子」は一番辛い生き方

          「いい子だね」って子供に対しての褒め言葉に使われるけど、「いい子」ってなんだろう。 何にとって、誰にとっての「いい子」なのかわからない。なのに、何となく「いい子」の共通認識、ニュアンスが出来上がっている気がする。 そんな何だかよくわからない「いい子」演じちゃうって人も、日本人には多いと思う。でも、「いい子」であることは社会的に価値があると思う。 「いい子」は、大人の言うことをちゃんと聞いて、やると言ったことをちゃんとやり、途中で投げ出したりしない。社会的にはすごく助かる

          「いい子」は一番辛い生き方

          知らぬ間に押しつけられる価値観に気づく

          気づかぬ間に、押しつけられている価値観って、怖いなと思う。最近そういうのに気づいてくることが増えて、もっと自分の価値観大事にしないとな、と思う。 少し久しぶりに会った人に「彼氏できた?」とか「いい人見つかるといいね」みたいなことを言われると、「彼氏いないのは不幸せで、残念なこと」みたいな意味に思えてくる。 言ってる人はそこまで考えてないのかもしれないけれど…。彼氏がいたり、結婚してたり、子供がいないといけない、そうでなければ不幸せ、そんなふうに思ってしまう。 あとは、他

          知らぬ間に押しつけられる価値観に気づく

          読書記録『共感革命』

          最近、言語やことばが自分の中でホットトピックで、色々本を読み漁ってるのですが、面白かった本『共感革命』の感想と所感を書いていきます。 『共感革命: 社交する人類の進化と未来 (河出新書 067)』山極壽一 要点ピックアップ 経営学者の入山章栄先生のPodcastで話題に出ていて、気になって購入したのがきっかけでした。簡単にポイントになる内容を書いていきます。 そもそも人間は生物としては弱い。果実は熟したものしか食べられないし、すごい身体能力や繁殖力があるわけでもない。

          読書記録『共感革命』

          嫌なこと思い出して反省会しちゃうのも記憶力良すぎちゃうせい

          失敗したことや他人に言われた言葉を思い出して、頭の中ぐるぐるしちゃうことありますよね。私もそんなことで悩んでいたときに、『思考の整理学』で有名な外山滋比古さんの本の、『乱読のセレンディピティ』を読みました。 https://amzn.asia/d/7Vd4cJs なんとなく「セレンディピティ」の言葉に惹かれて買った本でしたが、語りかけてくれる文章で、タイトルのいかつさから想像もしない読みやすさでした。テクニックが載ってる系のビジネス本でもなく、少しエッセイっぽさもあり、人

          嫌なこと思い出して反省会しちゃうのも記憶力良すぎちゃうせい