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私の人生を救ってくれた、音楽と本。

皆さんの人生で「これがあったから救われた!」というものはなんだろうか。

人だったり、モノだったり、いろんなパターンがあるのではないかと思うけど、私の場合は「音楽と本」だった。

音楽も本も、直接の知り合いではない人が生み出したものだ。けれども、それに心動かされて楽しくなれたり、落ち込んでいる時には少し元気をもらえて、時には言葉が心に刺さって泣いてしまったり…。

振り返りながら、救ってくれたものたちについて思いを馳せてみたいと思う。

心の支えとなる音楽

小さい頃、親に通わされて習っていたピアノはあまり興味を持てずだったけど、今では音楽が好きで(特にPOPSやロック)、楽器もアコギやお箏(こと)、ドラムなど色々と手を出している。

好きなアーティストのライブに行ったり、フェスに行って音楽に触れている。ここ一年はドラムを音楽教室で趣味として習っていたり、歌うのも好きで、ほぼ週一くらいでヒトカラに行く。音楽に触れることが日々の楽しみでもある。

最初に「ロック」のカッコよさを教えてくれたアーティストは、ONE OK ROCKだった。当時流行っていたアーティストの中で、ザ・ロックバンドといった立ち位置のバンドで、同世代で知らない人はほぼいないし、軽音サークルにいた頃もワンオクの曲を選ぶ人も多かった。

高校生くらいの頃に存在を知り、当時は歌詞の意味なんて考えず、「ただカッコいいな〜」という理由だけで好きだった。大人になってからワンオクを改めて聴き直すと曲がカッコいいのに加えて、歌詞も背中を押してくれるものばかりだと気づいた。

特に「未完成交響曲」という曲が好きで、こんな歌詞がある。

100点じゃないこの僕に100点つけるのは
他でもない僕自身だ!!それ以外どうだっていいんだ!!

未完成交響曲/ONE OK ROCK

誰もが未完成であることを認めながら、前に進んでいく人への応援歌。カラオケに行ってたまに歌うと、歌詞が心に染み入る。

ワンオクは昔リリースした曲はあまりやらないポリシーなので、この曲も、ライブではあまり聴けないかなと思いながら、いつかまた聴けたらいいなとちょっぴり期待している。

最近ではVaundyというアーティストが好きで、何度かライブに行くうち唯一無二な魅力に気づくこととなった。なかなか当たらないライブチケットを求めて、応募し続ける日々だ。

ジャンルレスな音楽性も好きなところだが、曲の中でVaundyの「音楽」や「ものづくり」のこだわりと哲学を感じる。それが私にとって魅力に感じる点だ。

音楽は、アーティストが全力で歌ったり、演奏したりと、一生懸命な姿に非常に刺激を受ける。特にライブはそうだ。全力で何かを伝えてくれる人の姿に自分の心も動かされて、明日からも頑張ろうと思えるきっかけを与えてくれる。音楽は今も昔も自分を支えてくれる要素の一つだ。

人生を救ってくれた本

中学生くらいの頃は小説を読んでいたが、文学少女というほどでもなく、好きなジャンルの小説(ラノベやホラー系)を読んでいた程度だ。

社会人になってから「嫌われる勇気」という本に出会った。この本との出会いは一つ私の人生にきっかけを与えてくれたと思っていて、アドラー心理学の教えをやさしく紐解いてくれる本なのだが、自分の心のあり方や悩むべきことの考え方、生き方をガラッと変えてくれた。

この本きっかけに心理学に興味を持ち、コーチングやHSPなど、関連する本も読み漁るようになった。

そして、恋愛関係で悩んでしまった時には、たまたま本屋で出会った神崎メリさんの本が救いになった。とにかく自信が無い自分は自分を低く見積もりがちだったので、そうではいけないと考え方を改めさせてくれた本だった。

本屋に行くとか、本を読む習慣は全くない人もいると思うし、本なんて無くても、日々楽しく生きれる人もいると思う。

私はそうではなく、本があったから悩みごとを軽くしてもらったり、本によって新しい世界を教えてもらった。本が無ければここまで生きてこれなかったのではないか、とすら思う。

最近は手書きノートに読書記録をつける習慣をつけていて、それによって本の良さをより理解できている気もする。

鎌田浩毅『一生モノの勉強法』の読書ノート

読書ノートについては、最近始めたばかりなので、しばらく続けてみたらこれに関するnoteも書いてみたいと思う。

読めていない本が、まだまだ、たくさんこの世にあるので、新たな本との出会いを広げていきたい。

誰かを救うということ

私の救ってくれたものたちを思い返して思ったのは、直接の知り合いじゃないけど、悩んでる、苦しんでいる誰かの心を、私が生み出す文章や言葉で救うことができるのかもしれない…と。

今まで書いてきた文章も、どこかの誰かを少し元気にしたり、救えていたりする…のかもしれない。そう思えば、自分のやっていることの価値も少しはあるのかな、と思えた。

本についてはもう少し詳しく書きたい本もたくさんあるので、後々書いていきたいと思う。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

salar

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