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自分らしさを発揮し、生きやすくするコツ

ビジネス書や教養系の本を読んだり、動画を発信して活躍する人を見ている中で、自分の強みを発揮して活躍する人の一定の法則があると思った。

今回は、早めに知って人生に適用させることで、生きやすくなりそうなポイントをまとめてみようと思う。

1. 自分の「取説」を把握しておく

まず、これが大前提として非常に重要。だけど、自分含めわかっていない人も多いのではないかと思う。実はこれができてるかどうかが、人生の分かれ目なのではないかとも思う。

「ゆる言語学ラジオ」という、言語学をゆるく楽しく話すYouTubeチャンネルをよく見ている。(…なぜか、ポイ活について語る回とか、言語学ではない話もあるが、それも面白さの一つ)

パーソナリティの堀元さん、水野さんは二人とも自分自身のことをしっかり分かっているなぁと思う。だからこそチャンネル登録者を増やし、イベントにも出たりと多方面で活躍できているのだと思う。

特に堀元さんは企業に就職せず、インターネットで生きて生計を立てているが、著書の一つに『教養悪口本』という本がある。「自分は面白く悪口を言える」と、気づいたから書くことができたと言える。

「会社に所属せず、自分のやりたいことをやる」ことでパフォーマンスを発揮できると理解しているからこそ、そういう選択肢を堀元さんは取ることができたと思う。

しかし、自分の特性を理解せずに「周りがこうだから」と進路を選択してしまってたら、本来のパフォーマンスを発揮できず、今のような活躍はなかったのかもしれない。

自分の特性がわかっていて、かつ、どんな方向性に行けばいいか見えている人は「取説」を作って運用できていると思う。ただ、実際これをやるのは意外と難しい。

私も自分の取説がわからず、迷走している感があるので、取説づくりのために取り組んでいる。
その中で分かってきた私の取説は、
・音楽や自然など感性を働かせるものが好き
・同じことを無駄に繰り返すのは嫌、なるべく効率化したい
・音にストレスを感じるので静かな環境が必要
・朝活するときが一番調子良い
・夜はあまりパフォーマンス高くないので早く寝る方が良い
etc…

「取説」の整理の仕方は私もまだ模索中であるが、いくつか参考になりそうなものを下記に上げておく。
・自分の好きなこと、得意なこと、稼げることの軸で整理
・自分史作成(生まれてから現在までの年表、印象的な出来事・経験)
・ライフラインチャート作成(人生の起伏と起伏の要因を整理)
・性格診断系ツール

家電の取扱説明書と一緒で「取説」さえあれば、そこそこ人生をうまくやっていけるのではないかと思う。ただ、ここが最初にして最大の難関でもあると思う。

2. 得意なアウトプット手法を持つ

どんな仕事でも何かしらのアウトプットが必要になる。

インプットだけの仕事や、インプットもアウトプットもない仕事は基本的にはないだろう。となると、自分で働いてお金を稼ぐなら、何かしらのアウトプット手法が必要となる。

例えば、喋る、文章や絵を書く、何かモノを作るでも、やり方は色々ある。それらを使って、何かをアウトプットし、それが認められることで社会に必要とされる人となれる。

アウトプットはまずは得意な方法で良いので、それを中心に伸ばすことが必要だ。もしこれが「得意だ」言い切れるものがないのであれば、子供時代に戻り、自然にやっていたアウトプットを見つけてみるといい。

わたしの場合、小さい頃は絵を描くことが好きだった。絵の大きさや配置バランス、配色を気にかけていたことが、今では仕事でパワーポイントの資料を作るのに役に立っていたり、昔やっていたアウトプットが思わぬ方向で役に立つこともある。

「子供の頃、ゲームしかやっていなかった」と思った人もいるかもしれない。しかし、ゲーム内で取り組んでいたことも立派なアウトプットになりうる。

例えば、私はポケモンの「ルビー・サファイア」にハマっていて、Lv.100まで育て上げたり、図鑑を集めることを中心にやっていた。

Lv.100に育てるのは、地道にレベルを積み上げるアウトプットをしていたともいえる。
(余談だが、ルビーサファイア時代と最近のものではレベル上げの大変さがかなり異なるので、昔やっていた人には分かる地道さかと…)

これは今の仕事のやり方にも繋がっている感覚がある。
ある程度ボリュームのある仕事を、一気に仕上げず、レベル上げのようにコツコツと、小さく積み上げる。

早めにスケジュールを立てて見通しを立て、なるべく計画が崩れないような形でやることが多い。周りの人から「安定感がある」と言われることが多いが、それも地道にレベル上げをする感覚で、小さな積み上げ式の行動を自然にしているからだと思う。

このアウトプットは「好き・得意」と思うものがあるのであれば、今の仕事とは関係なくても、そのスキルを磨いておくと良い。それが、後々役に立つ可能性は十分ある。

3. レベルを上げ続ける努力をする

人生、勝手に期待する方にいくことは基本的にあまりないと思っていた方が良い。良くなるための何かしらの努力をしないといけない。

取説づくりもアウトプット手法も「しよう!」と意識してなくても自然にできてしまう人もいる。しかし、意識的にしないと上手くいかない場合も多い。

わたしの場合はまさにそうで、常に「周りや常識」に合わせる、「普通」であることを意識しすぎた結果、「結局、自分ってなんなんだろう?」と迷走していた。

心理学系の本を読み漁ったり、コーチングスクールに通ってみたり、HSP向けの講座を受けてみたり…と色々していたが、どれも自分の「取説」や「向いてるアウトプット」を明確に教えてくれるわけではない。

先ほどあげたような好きなことや得意なこと、自分史作成などを通して、自分自身知ることで、取説や向いてるアウトプット手法を理解することにも繋がる。

そうやって仮に取説やアウトプットの手法が分かってきても、その時点ではまだ果実ほど実っていなくて「芽」の段階であることもある。

「芽」の状態で、仕事に関係ないし…と何もしないと、せっかくの芽も伸びない。見つけた「芽」が伸びるような「肥料、水」を上げてほしい。あげられるのは自分しかいないので。

自分の能力・武器となりうるものを少しずつでも、伸ばしていくことで、生きやすくしていくことができるはずだ。

まとめ

挙げた3つができている人は活躍していて、なおかつ楽しそうにみえる。

自分らしさを発揮できている人は輝くし、それを受け取る人もポジティブな方向に行くという良い循環が起こる。

私自身がまだまだ難しい…と思っていることなので、深める意味で今回書いてみたが、引き続き深めてブラッシュアップしていきたい。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

salar

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