昨今のハードオフ。(2022年9月号)
ご無沙汰しておりました、主宰でございます。
流浪のリサイクルショップ探訪記は、隔月発行を謳いながら意図せず7月号欠損の憂き目に遭いまして。理由は主に二つ、つまり多忙と不作これに尽きます。お米の収穫時期やお魚の旬があるようにことリサイクルショップにも繁忙期、あるいは閑散期なるものが存在していて。これがあながちメタ推理でもなく、ラインナップ刷新が途絶える瞬間に出くわす。
なにせ四半世紀に渡る間柄ですから、やれ品揃えが悪いだの企業努力だのとあまり事を荒げたくはない。ずっと続いてゆくお店であって欲しい、ゆえの温め期間だったのだとご理解下さい。更新を再開したということはつまり、元の活気を取り戻し始めたのだという裏返しでもある。各業界が誇る王道機の登場も相まって、これ以上ないタイミングでの連載再開。
今月の釣績。
王道中の王道。ギブソンのJ-45エボニーカラーがまさかの保証期間6カ月、22万円台でアコギ棚に鎮座とくればもう筆を執る他なく。点検済みの記載もありかなり状態は良いものと見受けられた。年代不明。家族で唯一弦楽器の才能に見放された主宰からしてみれば、一生モノを手中に収めもう一度青春時代をやり直すそんな覚悟すら芽生えた。持っておいて損がないアイテム。
こちらもなかなか絶妙なペア2万円台前半という価格設定、モニター機の王YAMAHAが誇る言わずと知れた銘シリーズです。DTM初心者の皆様には是非リサイクルショップ巡りから始めることを当方強くオススメしております、それは低価格帯なのは勿論のこと実は身近にDTM勢が潜んでいることを実感しつつ創作活動に向かう姿勢が培えるから。やはりライバルあってこそ。
これに関してはわかんない、本当にわかんないですけどなぜかショーケースに入ってて3万円近い売値が付いていたもので思わず写真に収め記事に認めしている状況です。長さ約66cmとの表記、どうやら管楽器達に長さの違いがあるように、尺八界隈にもソプラノアルトテナーバリトンその他諸々の類が存在しているようだ。是非、有識者様の意見を乞いたい。
定価の半額、付属ケース完備で保証期間半年は果たして買いなのかどうか。8ボイス49鍵モデルとくればおおよそのユーザー層を満足させられるはず、なんなら主宰は持て余すくらいの高スペックですね。割合に楽器教室の多い地域で生まれ育ちましたからそれなりにキーボード奏者はいるはずなのですけれど、久々に大物が参戦してきましたね。
商品説明欄にあった記載をそのまま引用しますと「このカラー素敵過ぎる」オリーブカラーで3万円切ってくるなら間違いなく買いです。このチャンスを逃すのはあまりにも痛いかな。カノウプスならではのアタック、あるいはシャープさをお求めやすい値段で味わえます。初めてのスネアドラムに最適なのではないでしょうか、返す返すも「このカラー素敵過ぎる」。
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