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【歌詞】カナリヤの空

カナリヤが空へと放たれたとき
寂しさにさえずり 蒼穹そうきゅうを願う
この世界 いろどる どんな色より
あなたとの絆が いまその実に変わり
ふたりの胸元に愛とかたど


季節いらないほど 傷つく世界で
こそばゆくなる想いがふくれる瞬間

それが愛だとわかり あしゆびでつか
新たな色をつくる 歴史に羽ばたく

カナリヤの空には望みが果てぬ
空蝉うつせみに集うほど 緩急かんきゅうをせがむ
許しあうことさえ忘れた世界で
どこまで行けるかをためしてみたくて
ふたりの頭上には 陽がいまづる


湯水のごとく湧く ありあまる愛から
産まれ さえずるカナリヤ 世界を見おろす


いくつもの苦しみ 悔しさ 痛みつらみ 寂しさ
たったひとつの愛で消せるはずなのに


カナリヤが空へと放たれるとき
くなりかけた愛 求めるそのとき
はねはけして休めず 枝に目もくれず
絶えることない笑顔 広めるために

カナリヤが空へと放たれたとき
寂しさにさえずり 蒼穹そうきゅうを願う
この世界 いろどる どんな色より
あなたとの絆が いまその実に変わり
ふたりの胸元に愛とかたど








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