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“好き”をテーマに本を読んでみた。

こんにちは。
お月見のあとから朝晩少し涼しくなった今日このごろ。久しぶりに出来た時間に好きな新しいDVDを観たある日、高めのテンションでいつもの図書館へ小走りに出かけました。よし今日は何を借りようか。
今日のちょっといい感じはきっと“好き”のおかげ。

だからテーマは“好き”と決め3冊借りてみました。
これがまた素敵な本でしたのでご紹介。

あなたには、どんな“好き”がありますか?

📖

ミュージアムグッズのチカラ2

ミュージアムグッズのチカラ2 大澤夏美/著

なんとまあ素敵なグッズでしょう。
こちらの本では作者がみつけた「いいな」があふれていました。
博物館や美術館にはよくショップが併設されていますね。
そこにある個性的なグッズは、確かに全国的な商業ベースを意識することなくこだわりを持って制作され置かれているように感じます。
中にはそこでしか出会えない物もあり、私も以前楽器系の博物館に並んだ文房具や寺院にあった栞にときめいたことがあります。

曲を聞くと当時を思い出すように、自宅でグッズを見て美術館での展示を思い出すかもしれませんね。グッズの“好き”が詰まった一冊です。


鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』
川上和人/著

こんなにウィットに富んだ文章があるだろうか。
もう題名から溢れる面白さ。知的でユーモア満載な語りで伝えられるのは、勿論鳥類研究と作者自身の“好き”にまつわるエトセトラ。

そこにあったのは、今まで読書感想文課題図書などでよく読んだ「幼いころから〇〇が大好きでこうなりました。」というカタチではないかもしれない世界。なりたい職業が無くて困っている次女にいつか読んで欲しい。それが今の私の率直な感想です。


オタク女子が、4人で暮らしてみたら。

オタク4人が、暮らしてみたら。』藤谷千明/著

タイトルでもう楽しそう。
思わず手にした可愛い装丁、開けばルームシェアの楽しい生活のそもそもや良さがいっぱいありました。やはり女性として共感するお話もあり、伝わる幸せをポン!と受け取った感じがしました。

社会のこうあらねばならないカタチは、令和になり少しだけ自由の幅が広がっているように感じます。
終身雇用や家制度が変容する未来に、こんなに楽しく過ごせたら。そして、何より楽しむ姿勢っていいな。“好き”を共有したら笑う門には福も来るよ。そう気づかせてくれくれた作品です。

 



いまからめちゃくちゃ普通のことを言いますね。

私はとある小学校で支援ボランティアを8年経験して今年がラストイヤーなのですが、今しみじみ思うんです。ボランティアに集まる人ってほんとにいい人ばっかりなんです。(はい。そうですよねきっと。)

だからその子どもが“好き”だから何かしたいというプラスのエネルギーが満ちている場所がなんとも心地良いんです。

今回3つの本に出会って改めて“好き”から始まるプラスのチカラっていいなあと思う読書となりました。





お読みいただきありがとうございました。




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