仁和寺の遼廓亭(如庵写し)
「遼廓亭(りょうかくてい)」
京都の仁和寺本坊庭園内に現存。
門前にあった尾形乾山の住居からの移築で、兄・尾形光琳好みと伝わります。
光琳は有楽の如庵(国宝茶室)に強い関心を寄せており、これはその如庵の写しとして造立したものです。
本歌と比べて全体の木割はやや細く、点前座横の壁面にある有楽窓(竹を詰め打ちにした特徴的な窓)は連子窓となり、躙口前の袖壁の円窓が代わりに光琳窓(方形で下地に丸竹を使用)となっています。
一般公開(条件付の特別公開はあり)はしていませんが、重要文化財に指定され、今も現存しております。
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