八窓庵(札幌中島公園)
「八窓庵(はっそうあん)」
連子窓が三つ、下地窓が四つ、突上窓(天井)が一つの八つの窓を持つ二畳台目の茶室。
桃山時代から江戸前期の茶人、小堀遠州の晩年の作。
各地に移築された後、札幌中島公園内の日本庭園に昭和46年に移築され、現在に至る。
遠州が発展させた書院の茶室・孤篷庵の忘筌(ぼうせん)などとは対極的な草庵風の小間席。こちらの茶室も別名は「忘筌」。
鉄粉を混ぜ込んだ鉄錆の外壁に対し内壁は聚楽。中柱を伴う袖壁をたてた台目構えの隅には二重棚(雲雀棚(ひばりだな))。
侘びを重んじた遠州の感性が随所に見られる茶室は非公開ですが現存し、重要文化財に指定されています。
(国宝・重文の茶室をまとめています↓)
(茶室の間取りや復原図を元にしたグッズをつくっています↓)
・・
▼茶室建築のおすすめ本一覧です!↓
最後までお読み頂きありがとうございました🍵 記事にスキ(♡)を押すと、「茶室建築のおすすめ本」を紹介します(&励みになります❤)