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【安心】とは心に家があること


こんにちは!

さーちゃんです(*^^*)


「命の熾火を守りともに育てるFirekeeper」として、

セクシュアルマイノリティの子どもたちとその保護者の居場所作りや啓発活動を行ったり(ここいろhiroshima)、神石高原町豊松地区の子育て支援コーディネーターをしてます。

現在、【火】を通して自分自身見つめるファイヤーリトリートというもののプログラム化も行っています(*^_^*)

詳しいプロフィールはこちら

【10月28日にKindle出版します!】
詳しくはこちらの記事からどうぞ★

https://note.com/sakuraaamen/n/ndffe576508f0

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実はここ1週間、

kindle出版に向けて執筆を進めようと思って、

ホテルでおこもり生活をしていました。



場所は、実家のある広島市。



母さんやばあちゃんに言うと、

「ええ!それなら実家に泊まりんさいや~」

とばりばりの広島弁で言われ(笑)

(予想通りの反応でした(笑))



ただ、私としては

1人の時間・空間が確実に確保されている状態を作りたくて、

(我が実家ではそのような時間・空間の確保が難しいのです(笑))

ここいろhiroshimaのオンラインでの講演会も数件入っており、

執筆兼講演会場も兼ねて、

めちゃくちゃコスパのよいホテルを予約。




街中だけど静かで、大好きな川も近くにある。

ホテルのようにアミニティも充実していて、

1人暮らしに必要な家具家電はそろっていて、一人暮らしのように自炊や生活もできる。


ホテルとウィークリーマンションのいいところどりのような場所に泊まりました。

(それで6泊7日1万円台で泊まれたので、我ながら超お買い物上手でした(笑))




部屋に入ってみても、

綺麗だし、ソファあるし、Wi-Fiもあって

なんかおしゃれな絵がかかってるし、

執筆活動する分には申し分ない場所。


洗濯機も冷蔵庫も電子レンジもフライパンもアイロンも

全部そろっている。



そんなホテルで、

1人暮らし兼執筆活動をしていました。



しかしですよ。



びっくりするぐらい

書けなかったんですね(笑)



パソコンと向き合って

「はじめに」を書いてみるけど

全然しっくりこない。



自分のライフストーリーを

紙と鉛筆を使って書き出したり、グラフにしたりしてみるけど

全然しっくりこない。



普段あれだけ文章を書くのが好きなのに、

自分でも不思議なほど、

「え?うちこんな状態でkindle書けるの?」

と自分のことを信じてあげられなくなるほど、

おこもりが苦しくなりました。




その時々で、

kindle出版を応援してくれている仲間たちに

近況を報告したり、

実際に会って話をしたり、

「書きたいけど書けないの~(´;ω;`)」

と泣き言を言ってみたり、

近くの川に行って文章を書いてみたり、

と、いろんなことを試しました。



が、私の心の中は「不安」な気持ちの方が勝ってたんですね。




もしこのまま書けなかったらどうしよう。

自分が思い描いている本が出せなかったらどうしよう。

誰にも見向きもされなかったらどうしよう。

「こんな本、たしたことない」「ナニコレ?」って批判されたらどうしよう。




そんな風に

まだ起こってもない未来に対する「予期不安」が

たくさんたくさん出てきて、

動けなくなってしまったんです。




これは、私の中にある昔からのよくあるパターンで、

「理想の自分、なりたい自分、出したい結果」

「現状の自分、ダメダメな自分、まだ結果がない状態」

とのギャップが苦しすぎて、

未来に対する予期不安をたくさん感じすぎて、


完璧に叶わないかもしれないなら、最初から行動しない!

kindle出版しようって思わなきゃこんな不安は感じないじゃん!書くのやめる!

って極端な方向に無自覚にハマってしまい、

行動したいのに、行動することにストップがかかるんですね。

(こういう状態にハマるのは、「幼児性万能感」と言うやつが原因らしいです。)



完璧なままな自分じゃないとだめだ。

理想の状態じゃないとだめだ。

伝えたいことを余すことなく伝えきらなきゃだめだ。



まるで戦隊モノのヒーローのように

完全無欠な自分じゃないといけない

そうじゃない自分はいてはいけない

無意識にそんな風に感じていました。

(これが、いわゆる「幼児性万能感」です。)



でも、そんな私はこの世界にいないので、

へっぽこで、びびりで、ダメダメな私は、

「ああ、結局書けないまま神石高原町に帰るのか」

という自分への残念な気持ちを感じながら

神石高原町へ帰りました。



ただ、不思議なことに、

神石高原町へ近づけば近づくほど、

心がホッとしてきて。


神石高原町の草木で生い茂った山道を

車で進めば進むほど、

心に安心感が満たされていく感覚がありました。




そして、自宅のドアを開けて

「ただいま~」と言った瞬間、

涙があふれてきました。



ここに帰ってきたかったよ~!!!

と、自然と声が出てきて、

小さい子がお母さんにすがって泣くように

声をだして泣いてました。

(帰宅でこんなことあるの!?って自分でもびっくりしました(笑))



そして、心からホッとしました。



そのときにふっと

ああ、私には安心して帰れる家ができたんだなあ

と感じました。



「安心」と「不安」という文字に共通している、

「安」という文字。



これは、

「家の中で女がくつろいでいる」様子から

つくられた文字です。



「安心」とは、

心が安らぐ、心に安がある(くつろげる家がある)状態のこと。


逆に「不安」とは、

安らぎがない、心に安がない(くつろげる家がない)状態のこと。



私は、kindle出版という

はじめての挑戦を前にして

「不安」がたくさん募りました。



それは、えい!って家から飛び出して冒険の旅に出たのはいいけど、

行先や道が分からなくなって、

おびえている迷子の子どものような状態。


そんな心の状態だと、

どこか所在なさげで、心もとないですよね。



でも、神石高原町の自宅に帰ってきたときの私の心の状態は、

もう安心だ

きっと大丈夫だ

目の前のできることからやろう

という気持ちが湧いてきて、

嘘のように不思議とkindle出版のことにも取り掛かれたんです。



この現象は、

初めてのホテルと神石高原町の自宅という物理的な場所の安心感の違いで

私に変化を起こしたようにも見えますが、

(これだけみたらホームシックですよね(笑))

そこが変化のキーポイントではなく。


この変化のキーポイントは、

心の中に「家」を感じられるかどうか」だと思いました。


それはつまり、

自分の心の中に、

自分をかくまってくれて守ってくれるような安心できる存在がいるかどうか

どんな自分も迎え入れて受け止めてくれるあたかかな存在がいるかどうか

どんな自分の話も真摯に聞いてくれて、見放さず励ましてくれる、信じてくれる存在がいるかどうか


そういう【家】のような存在がいるがどうかが重要なんだと思いました。



ホテルに1週間おこもりしているときの自分は、

自分の心の中には「家」のような存在はいなくて、

コンクリートジャングルに1人でいるような、

吹きさらし状態。


「ほら!書かないと!」

「自分が書くって決めたんでしょ!」

「なんで書かなんだよ!書けよ!」

って自分に鞭を打って責めている状態でした。

(我ながら、ひどい仕打ちですね(笑))




でも、神石高原町の自宅に帰って

ホッとして泣いた後は、


「よし、まず1週間分の荷物片づけよ」

えらいね~!気持ちいいね~!


「それ終わったら、読みたかった本読もう」

いいね~!なんかkindleのヒントになるものあるかもよ!


「kindleに使いたいキーワード書き出してみよう」

すごいじゃん!書けてるじゃん!


「今日はここまで!あとは寝ながら本読もう」

お疲れ様!しっかり休んでね!


って自然と自分の本音を大事にして動けてるし、

自分で自分のことを認めてあげられてました。



この「心の中に『家』をもつこと

心の中に『自分のことを信じて見守ってくれる存在』が必ずいてくれること

ってすっごくすっごく大切なことなんだと、

今まで何度も体験してきて、講演会でも伝えているのに、

今回改めて身をもって体験しました。


物理的に

「家」から離れて

「家」に帰ってくることで

私の心の中に「家」がある・ないの状態の違いを身をもって体感できました。


心に家がないと、とにかく不安なんです。

だから、

不安を解消することばっかりにフォーカスが当たって無駄に動き回ってしまったり、

正しいやり方やお手本に寄っかかってしまったり、

1人で頑張らないとって抱え込んだり、

できない自分のことを責めまくってしまったり、

とにかく自分がズタボロになってしまうんです。

(これは、自分をないがしろにしてる状態です)



でも、心に家があると、

リラックスした状態で過ごせます。

あるがままを受け止められて

目の前のことに集中できます。

困ったら助けてって素直にSOSを出すことができます。

きっと大丈夫だって自分のことを信じて応援してあげられます。

こんな状態だったら

めちゃくちゃ安心して行動できますよね^_^


この違いは、

私の人生の中で形を変えて

何度も何度も現れていて、

私の人生の大きなテーマの1つでもあります。




また今回の出来事で、神石高原町という町が、

いつの間にか私にとって「心に『家』を感じる」ことができる場所になっていることにも気づきました。


えい!と小学校の先生を辞めて、

地域おこし協力隊とここいろhiroshimaという

やったこともないことを

2つ同時にスタートさせ、大冒険に出た私。


ここいろの活動が爆速で広がってびっくりしてるときも、

嬉しいことや心躍るようなことがあったときも、

不安で不安で焦ってしょうがないときも、

悩んで身動きが取れなくなるときも、

どんな自分のことも、あるがままに受け止めてくれる地域の方や山々に受け止めてもらいながら、

少しずつ自分のことを受け止めてあげられる自分に、心の中に『家』を感じられるような自分に変わってきてたんだなあと感じました。



ここいろhiroshimaは

心の安全基地(心のよりどころ・居場所)を増やす・創る

ということを大事にしているのですが、


私にとって、

ここいろhiroshimaや神石高原町の人々・山々は

「心の安全基地」であり、

自分の心に家を感じることができる居場所になっています。

(実家は、そう思える時とそうじゃない時とまだ揺れ動くのですが、以前よりも確実に安心していられるようになってます^_^)



自分自身の心に家をつくっていくためにも

自分の外側の世界にある「心の安全基地」と思える場所や存在に、自分をあるがままに受け止めてもらう経験は必要だし、


逆に言えば、

どこにいても自分の心の中に「家」を感じてあるがままの自分を受け止めてあげられるようになれば、

外側のどんな場所も「心の安全基地」になって安心して過ごせるんだろうなと感じました。



この世界中、どこにいても「家」のように

安心して過ごせるようになれたなら、

見えないけどしっかりと「つながり」があることを感じるようになるはずだと私は思っていて。


自分とのつながり

他者とのつながり

社会や世界とのつながり

自然や地球とのつながり

目に見えない世界とのつながり


そんな風にして、つながりは自分を起点にどんどん広がっていくし、


過去現在未来という時間軸で

自分や自分につながっている全てのものたちは

「物語」として「意味のあるつながり」をもって、紡がれ続けていきます。



そして、そういう「つながり」を感じるからこそ、

自分と同じように相手の本音や痛みに寄り添うことができたり、

私もあなたもきっと大丈夫だよって根拠はないけど思えたり、

あるがままの自分を受け入れてさらけ出す勇気がもてたり、

自分や相手、世界に対しても「未知の可能性」を信じて勇敢に動けたり、

心から愛おしく大切だと想えるかけがえのない存在と出逢えたり、

自分の命を全うして次の世代にバトンをつなごうとチャレンジすることができたりするんだと思います。


そして、そういう人生には、

喜びや感動といった快の感情・経験だけでなく

苦しみや悲しみ、痛みや恐怖といった不快な感情・経験も全部ひっくるまれてて、

それらをあるがまま受け入れて、分かち合いながら生きていくことが

自分だけのかけがえのない人生、自分の魂の道を歩む」ってことなのではないかと感じています。




そのためにも、

まずは

自分が自分をあるがままに受け止めてあげること

これがすべてのスタートであり、1番大切だと思います。



そういう人が増えていけばいくほど、

より多くの人が

心に家を感じて安心して生きていける。


そういう人たちが増えれば、

外側の世界にも【心の安全基地】もよりたくさん増えて、

より多くの人たちが

安心して生きていける。


もし

つながりが感じられなくなったり、

不安や悲しみが募ってどうしようもなくなったりして、

自分で自分のことが受け止めきれないことがでてきたら、

大事な誰かに、家を感じられる存在に

受け止めてもらえばいい。


何度だって

受け止めてもらって、

また自分で自分を受け止められるようになったら、

家から飛び出して冒険すればいい。


そして、冒険の旅で得た

人生の宝物を家に持ちかえる。

そんなことを繰り返しながら、

どんどん、人は成長していくし

自分だけのかけがえのない人生を歩んでいくんじゃないかな。



安心感を感じながら

つながりを感じながら、

自分だけのかけがえのない人生を自分自身が歩めるように、そしてそんな仲間が増えていくように、

私はKindleを書いていきます^_^




この記事は、

kindle出版で私が書きたいことの

エッセンスがめちゃくちゃ

つまってる記事になりました!


これも、1週間もがいた自分のおかげです(´;ω;`)

ほんと、ありがとうです(´;ω;`)



あなたが最近感じた【不安】はどんな不安ですか?
その【不安】が【安心】に変わる心の【家】があるならば、あなたはどんな【家】がほしいですか?



現在、【火】を通して自分自身見つめるファイヤーリトリートというものをプログラム化するためにモニターになってくださる方を募集しています(*^_^*)


【募集定員】5名限定→満員御礼!!本当ありがとうございます!!

ただいまプログラム化に向けて準備中です!今しばらくお待ちください★


ファイヤーリトリートにご興味のある方は、

事前お申し込みも受け付けています!

→ファイヤーリトリート事前申し込みページ



【10月28日にKindle出版します!】
詳しくはこちらの記事からどうぞ★
https://note.com/sakuraaamen/n/ndffe576508f0

応援よろしくお願いします(*^-^*)



最後まで読んでくださりありがとうございます!

今日も応援しています!

ホーミタクエオヤシン。

2021.9.27高畑桜



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