桜雪月

男子校出身 好きな人 太田光 若林正恭 岩井勇気 辻村深月 好きな映画「ホームアローン…

桜雪月

男子校出身 好きな人 太田光 若林正恭 岩井勇気 辻村深月 好きな映画「ホームアローン」 好きなドラマ 「ストレンジャーシングス」「スイートライフ」 好きなアニメ「ガンダム00」「ドラえもん」好きな漫画「呪術廻戦」好きな本「ナナメの夕暮れ」「かがみの孤城」

記事一覧

なんとか生きてる今日この頃

可もなく不可もなし

桜雪月
8か月前

おっぱいという言葉が持つ破壊力について

 小学生の休み時間、僕は仲の良い友達Tと滑り台の上に立っていた。Tはクラス1のお調子者で、誰からも好かれていた。僕はTが大好きで金魚の糞のようにいつもくっついてい…

桜雪月
1年前

「まさか僕が大学を留年する事なく卒業出来るとは」っていうタイトルのラノベがありそう

 僕はこの三月に大学を卒業する。率直な感想として、良く中退も留年もしなかったなと思う僕は、自分に甘すぎるだろうか。  そもそも、僕は大学へ入学する前から、大学が…

桜雪月
1年前
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チビには生意気な奴が多い

 僕は幼稚園の頃から、背の順で前から1、2番目になることが多かった。その為、昔から小さいことに対する弄りを多く受けていた。弄られることに関しては、別段辛くも無か…

桜雪月
1年前

僕の苦悩

 僕は昔から考え過ぎる傾向にある。それも偏執的な思考に陥る事が多々あるから厄介である。そのうちの一つに「女優、アイドルを可愛いと思う自分が許せない」というものが…

桜雪月
1年前

陽キャ、陰キャ、について

 数年前からSNSを中心にして、陽キャ、陰キャ、という言葉が使われ出した。辞書に載っているような単語では無いので、意味は曖昧だが、大まかなイメージとして、友達が多…

桜雪月
1年前

考え過ぎる性格

 僕は小学生の頃から、自分の考え過ぎる性格に悩まされて来た。「死とは何だろう」とか「どうして僕は生きているのだろう」といった、比較的ポピュラーなものから始まった…

桜雪月
1年前

おっぱいという言葉が持つ破壊力について

 小学生の休み時間、僕は仲の良い友達Tと滑り台の上に立っていた。Tはクラス1のお調子者で、誰からも好かれていた。僕はTが大好きで金魚の糞のようにいつもくっついていた。
 どういう流れかは分からないが(なんせ小学生と脈絡は相容れないものだから)Tは、僕と彼、どちらがより大きな声で「おっぱい」と言えるかという勝負を挑んで来た。
 先鋒のTは校庭中に響き渡る声で「おっぱーーい!」と叫んだ。恥も外聞も無い

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「まさか僕が大学を留年する事なく卒業出来るとは」っていうタイトルのラノベがありそう

 僕はこの三月に大学を卒業する。率直な感想として、良く中退も留年もしなかったなと思う僕は、自分に甘すぎるだろうか。
 そもそも、僕は大学へ入学する前から、大学が嫌だった。キャンパスライフといった華やかな感じを思い浮かべるだけで、憂鬱な気分になった。それでも大学に行かせてもらえる事のありがたさは分かっていたので、後ろ向きな気持ちを奮い立たせた。
 いざ入学してみて、僕の心配は的中した。サークルの新歓

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チビには生意気な奴が多い

 僕は幼稚園の頃から、背の順で前から1、2番目になることが多かった。その為、昔から小さいことに対する弄りを多く受けていた。弄られることに関しては、別段辛くも無かったし、やめて欲しいとも思わなかった。何故ならば、そりゃ、僕みたいなチビを弄らない方がおかしいよなと感じていたからだと思う。
 そんな僕は受験を経て、男子高校に入学した。男子校出身の人はご存じだと思うが、男子校には所謂スクールカーストが無い

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僕の苦悩

 僕は昔から考え過ぎる傾向にある。それも偏執的な思考に陥る事が多々あるから厄介である。そのうちの一つに「女優、アイドルを可愛いと思う自分が許せない」というものがある。
 CM、ドラマに出て来る女優、アイドルは飛び抜けた美貌を持っている人達だ。学校一可愛い人を全国から集め、その中でも群を抜いた存在がテレビに出ているので、それは当たり前の事だろう。彼女等を画面越しに一目見て、僕も他の男性共々「可愛い、

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陽キャ、陰キャ、について

 数年前からSNSを中心にして、陽キャ、陰キャ、という言葉が使われ出した。辞書に載っているような単語では無いので、意味は曖昧だが、大まかなイメージとして、友達が多い人、いつも明るくてクラスの中心に居る人物、又は飲み会で騒ぐタイプの人を陽キャと称し、その対に居る集団の人達を陰キャと言っているようだ。
 結論から述べると、僕はこの言葉が大嫌いだ。この陽キャ、陰キャ、という表現は人を傷付ける上に、人の分

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考え過ぎる性格

 僕は小学生の頃から、自分の考え過ぎる性格に悩まされて来た。「死とは何だろう」とか「どうして僕は生きているのだろう」といった、比較的ポピュラーなものから始まったそれは、進級に伴い肥大化した。例えば、忘れ物をしたらどうしようと不安に思った小学四年生の僕は、朝五時半に起床して、ランドセルの中に入っている教科書を取り出しては入れ、また取り出しては入れ、を繰り返した。そのような確認作業は続ける程、不安を増

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