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【こうしてTOEIC900超】最短で高得点をとる方法 完全版
こんにちは、さくらです。
今回の記事では、私がTOEIC900超とるために実践した、短期間でスコアを効率良く上げる方法についてお伝えします。
【本記事の内容】
✔使った参考書・問題集とおすすめの使い方
✔すぐ使えるPart別攻略法(Part1から7まで全て)
✔オンライン受験での注意点
「TOEIC L&Rで点を取る」ことに特化し、よく言われる「シャドーイング」などの音読は一切行わないため、面倒くさがりの方や英語を喋るのが嫌いな方にも実践できる方法です。
(⚠️英語を話せるようになりたい方はシャドーイングやるべきだと思いますが、ここではあくまで「TOEIC L&Rで効率的に点を取る」ための方法を書いています。)
✔TOEICまで時間が無く焦っている方
✔なかなか900点を超えられない方
✔短い時間で効率良く点数を上げたい方
に特にオススメの内容となっているので、参考になれば嬉しいです。
※本記事では、中学・高校英語レベルはできる前提で話を進めております。これらの理解が怪しい方はまず英語の基本、入門レベルから復習することを強くオススメします。
私がこの方法を1ヶ月実践した結果、820(TOEIC初受験時は815)だったスコアが965まで一気に上がりました。
▲TOEIC初受験(2018年6月)『公式問題集1』を1周解いただけで当時は特に対策せずに受けてしまった。
▲2回目の結果(2020年7月)この時からオンライン受験。
2年前より微増するもほぼ変わらず。
▲3回目の結果(2021年1月)900超えようと一念発起し、試験1ヶ月前から対策して大幅にスコアUP⤴️
それではまず、TOEIC900超取るための戦略と基本的な学習方針から解説していきます。
※以降では、TOEICで900超えることを目標に話を進めていきます。「TOEIC900超は取らなくていいから短時間でスコアを上げるテクニックだけ知りたい!」という方は「3.Part別攻略法」まで飛ばしていただいて構いません。
1.TOEIC900超取るための戦略と学習方針
最短でスコアを伸ばすために、まずはゴールから逆算してそもそもTOEIC900超取るためには
✔リスニングとリーディングでどの程度のスコアを取るか?
✔どのようにしてそのスコアを取るか?
について説明していきます。
リスニングとリーディングでそれぞれ何点取るかですが
✔リスニング470
✔リーディング430
が900超えの典型的なスコアのとり方(『TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6』より)
TOEICではリスニングの方が比較的伸ばしやすく、リスニングで高得点を取るのが900超えの近道だと言えます。
従って
リスニングが470に届いていない場合
→まずリスニングを固める
リスニングが470取れている場合
→リスニングのスコアをキープ(伸ばせればさらに良し!)しつつリーディングのスコアを伸ばす
というのがTOEIC900超えるための基本方針。
それでは、どのようにしてリスニング、リーディングそれぞれのスコアを短期間で効率良く伸ばしていくか?
その秘訣はスコアを伸ばしやすい順番に攻略することです。
私が使っていた参考書の1つ『TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術-受験票が届いてからでも間に合う11日間の即効対策プログラム』によると、TOEICのスコアを伸ばしやすい順は以下の通り。
Part2→5→6→3→4→7→1
(Part1は設問数が少なく、スコアを伸ばす余地が小さい)
この順番に従ってそれぞれのPartを攻略していけば短期間で大きくスコアを上げることができます。
以上のように、
✔まずリスニング470を確保する
✔Part2 →5→6→3→4→7→1 の順に伸ばす
ことが短期間でTOEIC900超までスコアを跳ねあげるための戦略と学習方針になります。
それでは早速Part別のスコアアップ法と行きたいところですがその前に、このPart別テクニックを習得するまでに使った参考書・問題集とその特徴、おすすめの使い方についてお伝えします。
2. TOEIC900超えるために使った参考書 それぞれの特徴とオススメの使い方
使った参考書・問題集は以下4種類
✔『TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術-受験票が届いてからでも間に合う11日間の即効対策プログラム』(以下、『直前の技術』)
✔『TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6』(以下、『900点特急』)
✔『TOEIC® L&Rテスト精選模試3』(リスニング編とリーディング編それぞれ1冊ずつ)(以下、『精選模試』)
✔『公式TOEIC Listening & Reading 問題集』(以下、『公式問題集』)(最新版である7から7→6→5→4というように遡り、計4冊解きました)
【これらの参考書・問題集の使用目的】
◆Part別の解答テクニックを身につける
→『直前の技術』
◆リーディングのスコアアップのために必要な知識(語彙、文法など)やPart5,6の解答テクニックを身につける
→『900点特急』
◆『直前の技術』、『900点特急』で養った知識やテクニックを本試験で自在に使えるようになるための実践演習を行う
◆自分が現状、どの程度のスコアを取れるのか確認する
◆自分の間違い傾向やミスの原因を分析し、ミスを防ぐ対策を立ててその後の勉強方針に組み込んでいく
「実践→分析→対策」
→『精選模試』、『公式問題集』(『精選模試』は『公式問題集』より難しめ)
時間がない人は『直前の技術』と『公式問題集』だけやればOK。
公式問題集を何冊やるかは、TOEIC対策に割ける時間が本番まであとどのくらいあるか、個々人のスケジュールに応じて決めていただけたらと思います。
私は1冊1周しか解かず、本番まで比較的時間があったので最新版から順に7→6→5→4と4冊解きました。(なぜ1周しか解かなかったのかは後述)
以下、それぞれの参考書・問題集の特徴と想定読者層、オススメの使い方について解説していきます。
『TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術-受験票が届いてからでも間に合う11日間の即効対策プログラム』
◆特徴
TOEICのスコアを短期間で効率良く&大幅に伸ばすための「試験ですぐ使える」Part別テクニックがまとまっている
◆この参考書をオススメしたい人
英語が苦手な初心者からスコア800超の方までオススメ
◆オススメの使い方
①Part別の解答テクニックを知る
②練習問題を通して解答テクニックを身につける
私はこの本を繰り返し、全パートの解答テクニックを叩き込みました。
『TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6』
◆特徴
Part5,6対策に特化しており、Part5,6で問われる語彙も解答テクニックも網羅
Part5,6の練習問題が豊富
◆この参考書をオススメしたい人
✔Part5,6を集中的に解きたい
✔Part5,6が苦手
✔Part5,6で満点近く取りたい
✔Part7に時間を割くためにPart5,6のスピードアップを図りたい
...等、リーディング高得点を狙う方全般にオススメです
(ただし、TOEIC800程度の実力があり、900超目指す人向け)
◆オススメの使い方
①Part5,6で問われる語彙、文法、文脈問題を身につける
②Part5,6の解答テクニックを実践しながら身につける
私はこの本を繰り返し解き、Part5,6を速く正確に解くための知識と技術を叩き込みました。
後述しますが、リーディングのスコアアップにはPart5,6を素早く解いてPart7に時間を残すのが不可欠ですので、Part5,6で時間を浪費してしまう人やPart5,6でミスの多い人は、まずPart5,6の対策をしっかり行うことを強くオススメします。
『TOEIC® L&Rテスト精選模試 リスニング3』
『TOEIC® L&Rテスト精選模試 リーディング3』
◆特徴
問題形式は本番と同じだが、本番より難しめ
◆この問題集をオススメしたい人
本番よりも難しい問題で練習を積み、本試験では余裕を持って得点できるようになりたい人
◆オススメの使い方
本番よりも難しい問題で負荷をかけた、得点力を鍛えるトレーニング
①『直前の技術』や『900点特急』で身につけた知識・技術を本番と同じ形式で発揮できるかテストする
②自分の苦手やミスの傾向を知り、間違いを防ぐための対策を立て、今後の勉強に組み込む
③知らなかった知識(語彙、文法など)を吸収する
リスニング編は2周しましたが、リーディング編は1周しか解いていません。
というのも、リーディングでは読んだ問題文と答えの選択肢を覚えてしまいやすく、2周目では解答テクニックを使うまでもなく答えが分かって「解答テクニックを引き出す練習」にならないなと感じたためです。
繰り返し解いて内容をインプットするのには『900点特急』を使い、『精選模試(リーディング)』はあくまで実戦を想定したテストという位置付けで使い分けていました。
ただ、リスニングは問題演習量が公式問題集のみでは不十分に思えたので、
1周目を解く
→公式問題集をどれか数冊解く
→1周目の答えを忘れた頃(かつ勉強が進んで実力がもっと身についた頃)に2周目を解く
というように、なるべく1周目の記憶が薄れた頃に2周目を解き、初見の問題に出会う本試験により環境を近づける工夫をしていました。
『公式TOEIC Listening & Reading 問題集』
◆特徴
公式が出している問題集で、本番と同じ問題形式かつ同じくらいの難易度
◆この問題集をオススメしたい人
TOEIC受験者全員
(本試験の難易度を体感し、勉強計画に役立ててほしいため)
◆オススメの使い方
本番に近い環境で得点力を養うトレーニング
①『直前の技術』や『900点特急』で身につけた知識・技術を本番と同じ形式で発揮できるかテストする
②自分の苦手やミスの傾向を知り、間違いを防ぐための対策を立て、今後の勉強に組み込む
③知らなかった知識(語彙、文法など)を吸収する
公式問題集はそれぞれ1周しか解いていません。
『精選模試(リーディング)』を解き捨てしていた理由と同じですが、繰り返し解いて問題集の内容を覚えるよりも、『直前の技術』や『900点特急』で身につけた知識やテクニックを、本番と同じ形式で自由自在に使えるようにするための実践トレーニングを行うことを目的にしていたためです。
【参考書・問題集の使用目的まとめ】
繰り返し解いて内容を徹底的に覚える
→『直前の技術』、『900点特急』
覚えた知識・技術を本試験と同じ形式で使えるかテストする
→『公式問題集』、『精選模試』
ただ、『精選模試』や『公式問題集』を解き進めるうちに、問題とそれに対する答えは覚えても、その時に知らなかった単語・語句に一度しか触れずそれっきりになってしまうのは勿体ないなと思いました。(答え合わせ時に確認しても、時間が経つと忘れていく気がした)
そこで、『精選模試』や『公式問題集』を解いていて知らない単語・語句に出会ったらスマホのメモや単語カードアプリにまとめ、独自の暗記グッズにして語彙力強化に使いました。(結局、試験前日と当日に短期集中で詰め込むことになってしまいましたが)
スマホのメモと単語カードアプリの特徴は以下の通りです。
スマホのメモ
◾︎メリット
ざっと素早く目を通しやすく、確認しやすい。
◾︎デメリット
見ただけでは本当に覚えているかどうか分からない。覚えたつもりになる危険あり。
▲『精選模試』や『公式問題集』を解いていて知らなかった単語・語句の他に間違えた原因とその対策も記録していました。
単語カードアプリ
◾︎メリット
答を隠せるので本当に覚えているかテストできる。
◾︎デメリット
いちいち答えをめくらなければいけないので確認するのに時間がかかる。
↓使っていた単語カードアプリはこちら↓
単語カードを簡単に作れてサクサク暗記が進みます。
スマホのメモと単語カードアプリ、どちらも長短あるので、自分にとって使いやすい、覚えやすい方(または両方)を目的に応じて使って頂ければと思います。
以上が、TOEIC900超までに使った参考書・問題集とその特徴、おすすめの使い方になります。
以降では、これらの参考書・問題集を使って編み出した、Part別攻略法についてお伝えしていきます。
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