さきう

若者でありながらインターネット老害という独特な立ち位置で自分の視点から見える世界を 形…

さきう

若者でありながらインターネット老害という独特な立ち位置で自分の視点から見える世界を 形に残したいなと思っています

最近の記事

コードギアス ナナリーについての考察

元々この記事は作成する予定がなく、ロストカラーズの記事にぶっこむつもりでしたが想像以上に長く、小説版の感想を織り交ぜて書く事になったので記事を分割する事にしました。 コードギアスR2というアニメをご存知だろうか?世間一般では駄ニメだとか、名作1期を超えられなかった典型的作品だとか、ある意味でネタ的な面(百万人のゼロだとか)でばかり話題になっている作品であるし、私も当時はそう思っていた。 1期のナリタ攻防戦やギアスキャラ同士の心理戦、そして血染めからのブラックリベリオン…余り

    • 岳羽ゆかりというキャラをハム子と絡めつつ、私のGL感を踏まえながら解説してみる

      ペルソナ3ポータブルから追加された女主人公(以下ハム子と称します)とゆかりの絡みがまぁ凄く良いんだけどここがこう良い、というのがあんまり無いのでここに記しておきます。 百合、という言葉は現代において独り歩きしており、誰一人として定義を示すことができない曖昧不確定な言葉へとなってしまった。 私が好きな言葉の一つに百合があって嫌いな言葉の一つに百合がある。言葉は使う人により鋭利な刃物にも豆腐の角にもなるが、百合という言葉は当にそんな言葉を示す表裏一体なものだろう。 女性同士が並

      • ペルソナ3に触れてまた厄介オタクに目覚めたので色々まとめながら書いてみる

        ペルソナ3というゲーム、おおよそ20年近く前に出されたゲームであり最近要約リメイクが出る、未だに根強い人気があるゲームだという事はこの記事にたどり着いた人ならばわざわざ言うまでもなく知っていることだろう。 ただまあ、ペルソナ3に触れて色々とめんどくさい完走が出てきたのでここに書いておく。 もし今後、私と感性が似ている奇特な方がいたらこの記事は参考になるかもしれないので。 ペルソナ3と言っておきながら、実際のところはP3Pであるが、まあ原作は映画見たから良いよねという話。

        • プリキュアは扱いきれないテーマを扱い続けた結果誰も幸せにならない結果になった話

          今回の記事はキュアウィングの衣装がない、というツイートを見て急遽思い立った記事である。 キュアウィング…って誰?となるがひろがるスカイ!プリキュアに出てくる男性プリキュアである。 まぁ、何というかこのキャラの名前よりもプリキュアに男性が出てくる、という方で悪い意味で話題になったキャラであり私としては絶対上手く行かないと思っていたのだが案の定である。 失敗しているのかどうか分からないが、現状の公式の扱いも含めて間違いなく現在進行系で公式が失敗という方向に突き進めたいのは明らかに

        コードギアス ナナリーについての考察

        • 岳羽ゆかりというキャラをハム子と絡めつつ、私のGL感を踏まえながら解説してみる

        • ペルソナ3に触れてまた厄介オタクに目覚めたので色々まとめながら書いてみる

        • プリキュアは扱いきれないテーマを扱い続けた結果誰も幸せにならない結果になった話

          昔は良かった、の再悪化形態初期は良かったについて語ってみる

          以前懐古~~という記事を書いたが、今回はそれの最悪進化形態、初期は良かった、について私個人の視点で語ってみる。 はっきりと言えば私はこれに片足どころか両足突っ込んでおり、大抵どのコンテンツにおいても初期は良かったマンになりつつある。 長く続いているものほどこれに陥る、ドラえもんは例外だが、正直アレは新と旧で別ベクトルで評価しているので余り今回の記事には当てはまらない。 同じようなクレしんも初期の方が好きだし最早現状の絞り粕みたいなアニメで期待しているのはあいちゃん登場回ぐらい

          昔は良かった、の再悪化形態初期は良かったについて語ってみる

          昔のほうが面白かった、は思い出補正等ではなく事実でしか無い件について

          今回の記事は前回の記事の精神的続編であり、私がNOTEで何故記事を書き続けているかの核となる内容である。 元々この記事を書くために私はNOTEで色々と書いていたのだが、結果ははたして。 まあ、当初よりは明らかに、確実性を持って言える事だけは確かなのだが。 その前にどうして私がライブドアやFC2等ではなくNOTEという、私のようなダンゴムシに合わないサイトを使っているかという話に移る。 まあ正直な所FC2等で書きたいのはやまやまなのだがいつサ終するか分からないので、最もサ終し

          昔のほうが面白かった、は思い出補正等ではなく事実でしか無い件について

          ポケモン映画に散りばめられた首藤監督の没プロットを水の都を用いて読み解いてみる

          初代ポケモンと聞くと大抵の人は赤緑の一世代だが、初代アニポケと聞くと大抵の人は金銀編までを思い出すのではないだろうか。 初代アニポケは今とは違い、ポケモンという作品が不明瞭だった事もあり今見ると後では見ることの出来ない独自の世界観、というものがあったりする。 その世界観の肝になっているのが首藤監督なのだが、最も考えが強く出ているミュウツーの逆襲が高い評価を得ている事は語るまでもない。 ただ、ポケモンが長く放送されるにつれて、彼が作りたかったポケモンと世界で求められるポケモン

          ポケモン映画に散りばめられた首藤監督の没プロットを水の都を用いて読み解いてみる

          タイパとコスパに呪われた現代において奇しくも懐古主義と迎合した話

          以前書いた記事の続編になります。タイトルは変えました。 以前の記事のリアルオトナ帝国化している要因は少子化と30歳以上の金を持っている層にターゲットを絞っているから、と書きました。 少子化が進んだ現代では子供向けアニメですら大人を直接ターゲットにしたほうが早い、と。 今回の記事はそれだけ抑えていれば読めます。 また非公開にしましたがググるという言葉が死語になったと同じぐらいに考察系アニメは絶滅した、という記事も書きました。 そちらの記事は悪い意味で検索エンジンが機能しなく

          タイパとコスパに呪われた現代において奇しくも懐古主義と迎合した話

          ポケットモンスターリコロイを見た感想(1クール編)

          サトシ26年続き、(一応は)きれいな有終の美を飾り遂に次世代の主人公に交代したアニメポケットモンスター。 リコとロイの旅立ち(以下リコロイ)になり、W主人公になったものの正直なところ面白くはない。 面白くない、という意見は多々あるものの多角的に見てこういう理由でつまらない、と言った感想は驚くほど少なく、まあ1、2話が酷すぎておそらくそこで半数近くは脱落したんだろうな、というのが私の感想である。 面白くないアニメには二種類のアニメがあり、一つが兎に角無味無臭のアニメ、もう一つが

          ポケットモンスターリコロイを見た感想(1クール編)

          オトナ帝国をバカにしていたら世の中がリアルオトナ帝国になっていたという話(前)

          オトナ帝国とは何かというと、クレヨンしんちゃん映画9作目、嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲に登場する架空都市…厳密には違うのだけれど、今回は便宜上として2001年の時代に昭和のものを登場させ、それが良いという懐古主義に対する一連の行動についての名称としてオトナ帝国とする。 当時大凡しんちゃん位の年代だった私はケンとチャコは悪いやつだなぁ、と思っていたし正直そこまで感動した思い出はなかった。 今のようにネットを用いてクレヨンしんちゃん全映画を視聴等出来なかったので、昔は同

          オトナ帝国をバカにしていたら世の中がリアルオトナ帝国になっていたという話(前)

          ファイアーエムブレムエンゲージルナ、女性だけ縛り五章のクリア手順

          ファイアーエムブレムエンゲージ女性のみ縛りの恐らく序盤(そして恐らくですがこの先もこのキチゲェみたいな難易度を超えるステージは出て来ないと思われる、筆者は現在プレイ中なので今のところは何とも言えません)最大の難所である五章の全員生存クリア手順を自分用にまとめておきます。 正直な所、マジでイカれてるのでこの章だけは女性縛りを解禁してもいいと思われます、本当に。 序ですが、私はDLCあり指輪女性のみ縛りをプレイ中なのですがこの章は指輪なしは不可能だと思われます。序盤の突撃部隊が火

          ファイアーエムブレムエンゲージルナ、女性だけ縛り五章のクリア手順

          アニメチェンソーマンは普通に面白いアニメだからこそ原作を知っていると違和感が強くなるという話

          チェンソーマン…嘗てジャンプで連載されていた漫画である。エログロをメインにしつつも締めるところはしっかりと締めており、個人的にジャンプの中では上位に入る面白さだと私は思っている。 そのチェンソーマンが待望のアニメ化という事もあり、私は漸くか!と期待半分でありながら単独出資という余り類を見ない制作体制の為…大丈夫か?と不安半分だったものの、PVやOPの完成度の高さの為にあぁ…大丈夫だ、と思っていた。 思っていた、というのは放送前までであり…今半分はつまらない、とは言わないものの

          アニメチェンソーマンは普通に面白いアニメだからこそ原作を知っていると違和感が強くなるという話

          天使のいない12月は今の時代にこそ再評価されるべき作品なのかもしれない(後編)

          葉月真帆 このルートを一言で表すと、心と心のつながりとは何か?だろう。 最初に葉月真帆について軽く触れておくが彼女は霜村功という親友の彼女であり、恵美梨の友達という中々特異なポジションである。なので彼女のルートに入るということは、必然的に寝取りという事になってしまうがそこらへんのゲームの寝取り等ではなく最後に待っているのは破滅…そのものというあんまりな、それでもしのぶルートとは違い未来ある終わりである。 どうしても彼女の説明に入る前に透子の事についても軽く触れないとならな

          天使のいない12月は今の時代にこそ再評価されるべき作品なのかもしれない(後編)

          天使のいない12月は今の時代にこそ再評価されるべき作品なのかもしれない(前編)

          天使のいない12月という作品を知っているだろうか?嘗て東の葉っぱ西の鍵と呼ばれた、東の部分、最早原型はなく辛うじてアクアプラスという名前だけが今と昔を繋いでいる、2000年代の嘗ての遺産。 恐らく今の時代葉っぱのゲームはウケないのだろう、と私だけでなく関係者もうすうす理解しているこの時代、DL販売が中止されたのは(互換性の面もあるだろうが)そのような点もあるのだろう、と私は考えてしまっている。 その通りに初期の葉っぱは過激なゲームを出しており、その裏で万人受けするトゥハート

          天使のいない12月は今の時代にこそ再評価されるべき作品なのかもしれない(前編)

          さよならを教えてという作品程夕闇が持つ妖艶さを最大に引き出している作品もないのかもしれない

          さよならを教えて…語るまでもない、エロゲーが衰退して、今も現存しているエロゲーメーカーは一般と混じりつつある現在の時代、もしかしたらこのゲームは(悪い意味で)エロゲーの中で1,2を争う知名度の作品なのかもしれない。 子供の頃からネットに入り浸っていた私からすると、嘗てから色々と物議をかもしていたしそれがまさか、令和になった現代まで語り継がれる作品になるとは思っていなかった。 三大電波ゲーの中で最も異質な雰囲気をまとっている今作。嘗ての私もこの作品の持つ妖しい魅力に惹かれていた

          さよならを教えてという作品程夕闇が持つ妖艶さを最大に引き出している作品もないのかもしれない

          ジサツのための101の方法は電波ゲー何かでは決して無かった

          ジサツのための101の方法とは…今更丁寧に語る必要も無いだろう。世間一般…といっても最早今更感あるゲームだが、世間一般では三大電波ゲーの一つとして数えられている。 私としても以前からこの作品について評判を聞く事は多々あったが、よく聞かれる世界が何度も変わるから意味不明、だとかシャーペンカチカチ、だとかを聞いており…私自身もメンタルをちょっとヤっていたので色々な事があり敬遠をしていたが、ついに(ゲーム動画として)触れることになったので感想を書いてみようと思う。 まず、真っ先に

          ジサツのための101の方法は電波ゲー何かでは決して無かった