花と詩にしてあげたい

本

詩的なこと置いてます。激しいこと、静かなこと、お好みのものはいいね👍してくれるとうれしいです。

運営しているクリエイター: さきろん

2023年9月14日 00:19

あえては呪文

あえて読まれないように　タグを沢山つけた
あえて目立たないように　口数を減らした
あえて知られないように　遠い席に座った
あえて好かれないように　口だけで笑った

全部怖いから
知られるのも注目されるのも好意を持たれるのも全部怖いからあえて

あえて。

さきろん

2021年2月15日 00:16

テレビばっかみて
せっかく奮発して老舗の旅館に泊まったのに
NHKのドキュメンタリーに釘付けで
情けない気持ちを苛立ちにのせてしまう

ただわずかな時間、君とたのしく過ごしたいだけなのに
言わなきゃわかんないよって
少しのわがままを察してほしいとわがままの上乗せかよって
わかってる君の笑顔を想像して用意したから
正しい光景のはずなのに

自分の欲も見返りも隠しきれない
幼さは嫌なほど自覚せざるを得

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さきろん

2020年9月1日 15:50

愛2

他人になにかを求めるってさ
自分が足りないからでしょ
同じだけ求めてるつもりでも
足りないから同じじゃなきゃ不安になる。

満ち足りてる人は
文字通り満ち足りてるから
溢れる分を他人に与える方がきっとイイんだろう

きもちのいい生き方していきたい
心地のいい風を吹かせたい
笑えば春の風が吹くようだって
そんなこと、いわれてみたい。

たまにさ笑顔がとても愛らしい人いるよね。

さきろん

2020年8月31日 23:28

料理1 -消費

外連味なく料理が好きな人がどれだけいるのだろうか。

わたしは料理が嫌いだ。
作ることは好きだが、食べるのが嫌い。

でも美味しいものを食べるのはすき。
私の料理がまずいわけではない。

ただせっかく創造したものを破壊する物悲しさ。
満腹さがその不甲斐なさを増幅させて、汚れた皿が目に入った途端、罪悪感に苛まれる。

料理は嫌い。だからだれかに作ってもらいたい。
わたしのために。
わたしが食べること

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